千葉 安房小湊から上総亀山までの房総山岳志

2025年01月02日(木) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 26.0km
• 登り: 1,282m
• 下り: 1,191m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:07
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:39

距離 26.0km 登り 1,282m 下り 1,191m

8:27 安房小湊駅
9:00 三等三角点「新坂」
9:14 新坂峠
9:23 9:28 天津山
10:10 天津神明宮ルート分岐（仮）
10:28 滑山
11:28 11:33 沖見磐座
11:38 三等三角点「宇那」
12:41 林道奥谷線合流地点
12:59 13:07 初日山
13:12 麻綿原、石尊山縦走コース入口
13:39 濁川山
13:42 13:47 もみ太郎
14:15 14:16 もみじ郎
14:53 14:54 小倉野分岐
15:11 15:18 石尊山
15:39 七里川温泉
17:06 上総亀山駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路
JR
0627千葉→0714上総一ノ宮（外房線上総一ノ宮行）
0723上総一ノ宮→0822安房小湊（外房線安房鴨川行）

復路
JR
1715上総亀山→1733久留里（久留里線久留里行）
1744久留里→1828木更津（久留里線木更津行）
1832木更津→1914千葉（快速逗子行）

コース状況／危険箇所等

天津山
地図上では新実入トンネルと大風沢トンネルの上部南北尾根を結ぶ中間地点辺りにある。南側から北上すると尾根上にポコッと一段高くなっていた。ピーク上から誤ってそのまま北東側の尾根を下ってしまった。

滑山
かつて天津神明宮から目指したことがあったが、その際は時間切れで撤退した。尾根上の小ピークだが、南側はやや岩が目立つ。雨の後は滑るかもしれない。

沖見磐座
三等三角点「宇那」の南側の大きな一枚岩。ピークはやや高くなっており、展望が開ける。周囲は深い山の中で同定できるような特定の山は見当たらないが、遠く南側には沖の海が見える。

初日山
あじさい寺こと妙法生寺から伸びる坂道を登った先、丘の上にある。山頂部には天照大神を祀る社がある。社裏側から石尊山へ抜ける縦走路に入れる。

石尊山
二等三角点「黄和田」と、少し離れて大小多数の祠がある。今回は南側から登り、西側の七里川温泉方面の「表登山道」側に下りた。山頂から南側に下る裏登山道もあるようだ。踏み跡は概ね明瞭だが、南側は電波塔施設の隣を抜けるなどやや分かりにくい。

写真

1/2 8:31

安房小湊より。海際に、誕生寺の仏舎利塔のある小湊山が見えた。

1/2 8:36

右側壁面の崩落工事のようだ。この先右手の旧実入トンネル自体は車も通っていたが、この道は通行止め。

1/2 8:38

予定していたルートの千葉大施設。がけ崩れ工事中につき立入厳禁とのこと。いきなりのルート変更。

1/2 8:44

旧実入トンネルを抜けた先の廃屋奥から入ってみる。

1/2 8:47

この岩尾根から取り付き

1/2 8:53

希望を感じる登り。ここまではやや倒木あり。

1/2 8:57

尾根に乗った。素晴らしいではないか。まずは三角点へ向かう。

1/2 9:00

写真では反射が強くなってしまったが、三等三角点「新坂」より海が見えた。

1/2 9:04

写真ではなく地面が斜め。先に嫌らしい倒木あり。右手斜面は危険なので、高巻き気味に迂回。

1/2 9:10

西尾根にピンテがあった。下から通じているのかも。

1/2 9:10

何だか凄い

1/2 9:20

原生林

1/2 9:23

目の前の小ピークが天津山のようだ。そのまま別の尾根を下ってしまい、引き返している。

1/2 9:32

良い道

1/2 9:57

P152より。そこそこピンテがある。

1/2 10:10

巻かなくても良かった西側の巻き道。西尾根はかつて撤退した天津神明宮ルートに繋がるようだ。

1/2 10:28

滑山より、先に続く尾根道。

1/2 10:34

鉄塔下から南東方向。遠くに海が見える。

1/2 10:41

矢印付きの石標がたくさんあった。横面には財産区の文字あり。

1/2 11:30

沖見磐座（いわくら）に到着。南の方にはしっかりと沖＝海も見えた。

1/2 11:38

三等三角点「宇那」

1/2 11:48

明瞭

1/2 11:59

登り

1/2 12:05

Dコース林道まで881m／中央広場まで3,638mとあった。林道は分かるが、中央広場はどこ？

1/2 12:16

初日山？ではなさそうだが、これから向かう方向。

1/2 12:17

やや心許ない足場。注意して山側を進む。

1/2 12:25

ザレた下り、慎重に。

1/2 12:32

行けそうで行けなかった斜面。元々の足場にあった木が倒れたのだと思う。左奥のピンテを目指すが、岩面上の砂が滑り、岩を掴もうにも取れる恐れがあった。迂回路を探す。

1/2 12:36

高巻きしたらピンテがあった。

1/2 12:41

左奥の斜面から林道奥谷線に出てきた。ここまで4時間近くかかってしまった。

1/2 13:00

あじさい寺こと妙法生寺より東の海。お寺はポツンと一軒家にも出たそうだ。

1/2 13:05

初日山

1/2 13:16

狭い

1/2 13:29

市区町村界のある西側尾根は、東大演習林のようだ。

1/2 13:32

岩の間を抜ける

1/2 13:37

祠があった

1/2 13:43

上の道は横瀬方面だが、下の方へ下る。

1/2 13:47

もみ太郎

1/2 14:16

振り返ってもみじ郎。上までも高く、とても画角に収まりきれない。

1/2 14:20

谷部

1/2 14:40

顔でも彫れそう

1/2 14:46

中央分離帯か？なぜか右側にピンテがある。右側を進んだが、後で合流する。

1/2 14:58

西日が傾いてきた

1/2 14:59

南側の破線は東大演習林

1/2 15:18

二等三角点「黄和田」

1/2 15:19

石尊山に到着。地上高約2mの祠は相変わらずデカい。

1/2 15:21

今回は石段を下る。

1/2 15:26

表から下りてきたが、裏もあるようだ。

1/2 15:40

七里川温泉の建屋裏側に出てきた。

1/2 16:10

途中の廃校。校庭には放置されたシボレー。

1/2 16:27

赤いのが残ってた

1/2 17:06

上総亀山駅に到着。想定よりも人が多く、行動食を食べられなかった。

撮影機器：

SOG14 Sony

感想

makovoo

　普段は夕食に間に合う時間帯に帰れるような行程としています。正月のこの時期は、帰りの時間を気にしない長めの計画を実行できます。

　前々から温めていた計画でした。北上or南下ですが、難所になりそうな尾根を先に歩くため北上としました。下山後は下道歩きになるので安心できます。

　最初から取り付き予定としていた道に入れず、別の場所から進みました。一度尾根に乗ると想定以上に明瞭でピンテも多数。細かいアップダウンが延々と続く尾根を進みます。何ヵ所か危ない所もあり。特に林道合流手前の斜面は難儀しました。人のいない山中では「一か八か」など避けねばなりません。すぐに諦めて高巻き迂回しました。

　上総亀山に着いた時には日が落ちて暗くなっていました。電車の時刻に合わせて小走りしています。廃線の決まった駅では記念乗車の方なのか、思いのほか多くの乗客がいました。