剱岳2023_08_13 台風が来る前に、ゆったりと
- GPS
- 53:30
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 2,340m
- 下り
- 2,337m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:08
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:24
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:05
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
お盆休みの北アルプスの山小屋は予約がなかなか取れず、それならばと比較的人が少なそうな早月尾根経由の剱岳往復を計画した。馬場島荘に前泊し、早月小屋に2泊するという超ゆったりプランとした。今の自分にはこれくらいの余裕を持ったプランで丁度よい。
<前泊>
自宅を朝8:30に出発したが一宮あたりで渋滞にあい、馬場島荘に着いたのは15:00近かった。部屋にはエアコンが無く、扇風機のみだ。普段は必要ないのかもしれないが、今日の暑さは特別だ。缶ビールを買い扇風機に当たって涼んでから、風呂に入った。1階の食堂での夕食は一人だけ。カジキマグロの昆布締めや山菜、手打ちそば、とんかつなど、御馳走である。瓶ビールの次は立山とアルコールが進む。部屋に戻って、虫が入らないように灯りは豆球だけにして眠った。
<1日目>
前日受け取った鱒ずしの弁当を食べ、5:00頃に出発する。松尾平までは急登だ。ベンチで休憩して再び歩き出す。所々視界が開ける場所はあるが、苦しい登りが続く。高度200m毎に標識がある。何度となく休憩をはさみながら、なんとか午前中に早月小屋に着くことができた。受付を済ませ、缶ビールと氷結で前夜祭。大きな部屋に7人と余裕があり、ゆっくり休むことができた。
<2日目>
4:00に灯りが点く。いなりと巻きずしの弁当を食べ、5:00前に出発する。2400mを過ぎ、岩場を進む。2600mを超え鎖場が連続するようになる。途中花が咲いている場所があるが、先ずは頂上に行ってしまおうと先を急ぐ。別山尾根からの道に合流し、間もなく山頂に到着した。昨年はたどり着けなかった頂上に立てたことは感慨深い。ほとんどが別山尾根からの登山者と思われる人たちが、記念撮影をしている。ガスがかかったり晴れたりと、大展望を満喫とまではいかないが、それなりに満足できる時間を過ごせた。花の写真を撮りながら、ゆっくりと小屋まで降りていった。本日の泊まりは私を入れて2人で、それぞれ個室だ。台風が近づいてキャンセルした人が多いのかもしれない。缶ビールで一人乾杯!
<3日目>
5:00の朝食後、お世話になったお礼を言って、小屋を後にした。苦手な長い下りだが、なんとか11:00前に馬場島に到着した。手打ちそばを食べようと思ったが、残念ながら食堂は11:30オープン。諦めて台風に向かって名古屋に車を走らせる。
もう無理かなと思っていた剱岳に早月尾根からのアプローチで登ることができて、達成感のある山行きだった。
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