ひょんな出会いから鍋割山北尾根と破線ルートで寄へ
- GPS
- 07:20
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:19
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新松田駅始発〜玄倉バス停7:55(始発より早めに出発) 帰り 寄バス停15:40発〜新松田駅着16:05 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎玄倉〜熊木沢出合 緩かな登りの林道 ◎熊木沢出合〜オガラ沢出合 崩壊箇所がある林道 ◎オガラ沢出合〜鍋割山稜線(鍋割山北尾根) 登山道はないがテープや踏み跡あり、危険箇所無し、急斜面あり 登るべき尾根を見つけるまで少し迷うかも 下りの場合は滑らないように注意が必要だと思う ◎鍋割峠〜寄コシバ沢(破線ルート) 標識無し、上部は踏み跡あるが狭くて斜めのトラバース道や落ち葉で滑る急斜面あり 枯れた沢になると狭い谷間なので進むべき方向は分かるが道とはいえない石ゴロゴロ 標識や踏み後はないので自分で歩きやすい場所を選んで進む ◎寄コシバ沢〜釜場平 穏やかな土の登山道 ◎釜場平〜寄登山道入口 寄沢を数回渡渉する、渡渉箇所には明るい標識があって分かりやすいけど 渡るのが少し大変、雨後は避けた方がいい |
写真
装備
個人装備 |
雨具
非常食
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
ツェルト
ストック
|
---|
感想
元々は、檜洞丸へ登って青ヶ岳山荘でボランティアをする予定だったけど
山小屋の主人に会えなくなったため延期にし、
では、どこの山に行こうか悩んで、ユーシンに行く道の紅葉を見に行って
(ヤマレコでichi11さんの記録を読んで玄倉林道で紅葉を見たくなったから)
拍手数115以上
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-764181.html
そして尊仏ノ平〜塔ノ岳〜大倉を歩くつもりで出かけました♪
玄倉から一人で歩いていると、バスで隣の席にいた女性に声をかけられ
お互いにどこを歩くの?と聞きあったら、その女性はオガラ沢出合から
鍋割山北尾根を登って鍋割山に行くと言う!!
少し話をして、いい感じの雰囲気の女性だったし、
バリルートを歩いてみたいと今まで思っていた私は・・・
「もし差し支えなければ一緒に鍋割山まで歩いてもいいですか?」
私がソロの時はついそう声をかけてしまうσ(^_^;)
何と快く了解してくれて、一緒に歩くことにしました。
その女性が言うには、これから行く道は今まで歩いた事があるけど
でも途中で道探しで悩んだり迷うかもと。
私も「もし私が歩くのが遅くて足手まといになりそうだったら
オガラ沢出合に着くまでにそう言ってくれれば諦めて1人で塔ノ岳に行きます」と
伝えておきました(・ω・。ヽ)
でも決断するオガラ沢出合に着くまで3時間、お互いに楽しかったし
歩く早さもまぁまぁ同じだったので、下山するまで一緒に歩く事にしました♪
熊木沢出合の先は林道から河原に降りて透き通った川が見える所で昼食、
晴れて暖かい日はここでボ〜ッとご飯を食べるのが気持ちいいの!と
話してくれました!いい所を教えてもらっちゃった*(^o^)/*
またそこは、弁当沢ノ頭を経由して棚沢ノ頭 稜線へ続く道や
熊木沢沿いに登って蛭ヶ岳に行くバリルートの始まりの場所でもあり
もう私は興味深々!!!
女性から説明してもらったり、蛭ヶ岳へ向かう人が数組いて見送りながら
楽しく早めのお昼ごはんを食べコーヒーを淹れて飲みました(*^_^*)
オガラ沢出合から北尾根に入る場所は私も知ってました(^_^)
まずはドラム缶の案内標識が目に入り、その後もピンクテープや
木に赤い字で書いてある案内が頻繁にありました。
1回だけ女性の方が進む方向を迷っていた時は、
私は地図を見て登る尾根を見つけてそれを伝えて進みました、
尾根にのると進む方向は明瞭でした、ただ旧鍋割峠に着いた時私だけだったら
右の鍋割峠に進む方を選んでしまったかもσ(^_^;)
鍋割山は大混雑!こんなに大勢の人がいたのを見るのは初めて!
下りは鍋割峠から破線ルート、寄コシバ沢を通っていきました。
破線ルートは道標がなく落ち葉で踏み跡もほとんど見えず
登ってきた北尾根の方が分かりやすいんじゃないかと思ったほど!
下山は私が悩む間もなく、以前に歩いた事があるという女性が
サッサと進む方向を見定めて降りていきました、
自分だけだったらもっと地図とにらめっこして時間がかかったと思います(・_・;
沢の渡渉もどの部分で渡ろうか悩んだし、今回はギリギリ渡れるくらいの水量で
なかなか大変だと思いました、雨の後は止めた方がいいし
注意書きにもそう書いてありました。
下山後、一緒に歩いた女性から、とっても楽しかった!と言ってもらえて
私もとっても嬉しかったです*\(^o^)/**/
ichi11さんのレポでも拝見しましたが玄倉ルートの紅葉は凄いことになっていますね。丹沢随一ではないでしょうか?ずーっと絨毯の上を歩いているようなものなんでしょうね。いいなぁ…。そしてそして!一番興味をもって写真を見させてもらったのは鍋割北尾根ルートです。ここね、年内中か春までの間にでも行ってみようかなと思っていたところだったんです。以前にオラガ沢出合の地点を通過した際に「ここからどうやって北尾根に取り付くんだろう」と疑問だったのですが、そういうことなんですね。道標などは勿論ないと思いますが、北尾根の道中は赤テープなどが絶え間なく付いているのでしょうか?それとも尾根を外さないようにひたすら登るのみなのでしょうか…。ものすごく行ってみたいです! 今回のpopieさんのレポは今までの数々の中でも特に大変参考になり、有り難かったです。ちなみにこのルートで釜場平と寄の間の渡渉地点付近で、以前に道迷いしてとんでもない方へ入ってしまった経験ありでした(登りに使う際に)。
popieさん、度々すみません。もう1つお聞きしたいことが...。東丹沢登山詳細図での鍋割北尾根の登りコースタイムは120分と記載されているのですが、popieさんたちはここを実質60分程で登られてますね。急登箇所もあるようですが、かなりガシガシと早いペースでイッキに登りましたか?私の場合はあまり早く登れないと思うので、ここをどの程度で通過出来るかで日没までに下山出来るかの目安になってくると思うのです...。その辺のことも宜しければ教えて下さい。
ryo555さんも行ってみたいルートだったのですね!
まずテープについての質問ですが、私は元々テープを信用しないで地図を見る派なので
あまり気にしていなくて、結構テープがあるなぁとは思いましたが、
絶え間なくかどうかは覚えていないです、すみませんσ(^_^;)
まずオガラ沢出合から北尾根に向かって入って5分くらい歩いたところ、
22番目の写真にある、柵にナベワリ山と書かれた先は目につくところにテープがなく
どの方向に進むか分かりにくいかと思います。地図を見てやや左方向に進んだら
すぐにテープが出てきました。
尾根にのると登りなのでテープなくても迷わないと思います!
旧鍋割峠では、まず目につく所にピンクテープがあり、何も考えないで
そちらに進むと違う方に行ってしまうので(遠回りになるだけで遭難にはならない)
そこも気をつけた方がいいかと思います。
それから時間についてです。
う〜ん、迷った地点で地図を見て考えたり、尾根上で景色を楽しんだり
飲み物休憩したりしながら登っていったのですが
本当ならジグザグにコースを取って登る急斜面を私達は直登したり、
歩いている時はガシガシ登ってました。
あと一緒の女性が登りは速かったし、以前に歩いた事があるから、
一箇所以外では地図見て悩む事もなかったので、それも速かった一因かもしれないです。
初めてで地図見方向を考えながらですとやはり1時間半〜2時間かかるかと思います。
でも記録にも書いたように、下りの鍋割峠〜寄コシバ沢の破線ルートよりも
テープが多くて危険箇所もないし、北尾根は初めての時は登りで使えば
きっとryo555さんなら楽しめて歩けますね!(^-^)/
記録を楽しみしています!
おお、さっそくご丁寧にありがとうございます!!記事に引き続き分かりやすい具体的なアドバイスで本当に感謝しています(^^)/
丹沢のバリルート(初心者向き)は大山の北尾根とか諸戸尾根、三ノ塔からのヨモギ尾根などで歩きましたが、基本は「尾根をキープ」ですよね。ただ、三ノ塔からヨモギ平へ初めて行った際は間違って違う尾根を降りかけてしまい、かなり下ってから道迷いに気付いて戻る・・・という失態もありました。地図を見て周りを見て、慌てずに判断したいものですね。popieさんが仰る通りテープに惑わされず、きちんと地図を信用して進みたいと思います。旧鍋割峠では左方向ですね…。時間の方はやはりそうですよねー。60分というのはお二人、相当な早さだと思います。私は下りはまあまあですが急登に滅法弱いですので(笑)、やはり地図コースタイムくらいはみておかねばですね。
今週末が空いてるのでどうしようかなぁと検討中ですが、熟考して日没下山が難しいようならば時期を変えてチャレンジしたいと思います。行けそうな気もしますが(笑)。しかしこれで益々登るのが楽しみになりました。重ねてありがとうございました!
今週末に行けるといいですね!
そうそう、そういえば今の時期なら落ち葉で見通しがいいので
それが尾根上では明瞭だと感じたんだと思います。
葉が生い茂っていると見通しも悪くなるから
やはり冬か、少し日が長くなる初春がいいかもしれませんね!
これからも安全で楽しい山歩きをしていきたいですね
さっそくユーシン渓谷を歩きましたか
&寄コシバ沢の破線ルートを行きましたか
ユーシン渓谷は紅葉が進んで、人が多かったようですね。
この前行った時、オガラ沢分岐のところに道があるなと気付いたのですが、
山高地図には出ておらず、後で2万5千分の1地図を見たら鍋割山へのルートが載っていましたが、それともまた違う尾根道なんですね。あの道はこんな具合になっていたんですか、興味あるルートです。でもソロで初めてだと迷う可能性を感じ、行くなら見通しの効く秋冬がいいのかも。
鍋割峠から寄コシバ沢への道はもっとすごそうですね。どこに道があるのかという
様子が伝わってきました。
去年、寄から鍋割山に行った時に、コシバ沢分岐で沢を直行しようか一瞬考えたのですが、行ったこともなく一人だったのでやめました。大岩がごろごろしている破線ルートだったので。ところが、鍋割峠からコシバ沢の方を見ると緩やかに見えて行けそうな気もしたのです。でもやはり、道なき道だったんですね。
2つのバリエーションルートを熟知していた方と一緒に行くことができて、
良かったですね。うらやましいです。同行の女性、かなりの強者ですね。
ユーシンロッジや鍋割山は人で溢れていたのに、今回歩かれた場所にはほとんど人がいない。丹沢って、やはり「深い」です。
あっぱれでした!
ユーシンロッジ方面に行こうと思ったのは前日の夕方でした♪
ロッジの先で姪っ子さんが写ってるオレンジ色の落ち葉の絨毯を楽しみにしてたんですが、やはりもう茶色になってました(^_^;)紅葉はますます低い方が見頃になってたようですね。
今回出会った女性とは、お互いに名前も名乗らなかったのですが、ずっと山の話で楽しく盛り上がってました。
その女性は子供の頃から山に慣れ親しんでいて、ソロでも怖くないそうです。私は山では怖がりで誰にも会わないような空間はソロでは歩けません(^_^;)
今回の北尾根と、下りの破線ルートを初めて歩いた時は、ちょっと迷ったり、この方向でいいのか地図を見て悩んだりしたと言ってました、でも以前に歩いた時よりテープ案内などが増えて分かりやすくなってる!とも言ってました。
歩くのも結構速くて着いていくのがやっと(^_^;)!私が写真撮影をしてる時は待っててくれました!
また会えるかは分かりませんが、やはり山での一期一会って、いいですね(୨୧ ❛ᴗ❛)✧
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