丸山〜櫛形山(敗退)

2010年07月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.4km
• 登り: 1,633m
• 下り: 1,595m

コースタイム

6:50実家-9:24丸山登山道入口-10:42丸山山頂-12:21穂見神社-14:05実家

天候

晴れ(めちゃくちゃ暑い)

アクセス

実家から全行程徒歩

コース状況／危険箇所等

丸山〜唐松岳間薮がすごすぎて踏み跡不明

写真

7/10 7:10

自民党土建公共事業の象徴「ループ橋」

7/10 7:21

三大王子神社

7/10 7:56

鹿が走り去った方向

7/10 9:20

30年前の舗装前はこの辺に涌き水があったところ
これだと飲む気しない

7/10 9:00

八ヶ岳方面

7/10 9:01

南アルプス方面
雲の下遠くに見える山は多分北岳

7/10 9:01

芦安方面

7/10 9:24

丸山登山道入口

7/10 10:42

丸山山頂付近(多分)

7/10 12:21

穂見神社
35年ぶりくらい

7/10 13:11

ど根性くるみ

7/10 13:15

とかげのひなたぼっこ

7/10 13:51

電柵

7/10 13:51

撮影機器：

F04A DoCoMo

感想

kanemaru

実家の住所の前の町名「櫛形町」の由来である櫛形山に実は登ったことがない。
途中までは子供の頃兄と二人だけで登ったが、何分幼すぎて(8歳)敗退。
以後登ろうと考えたこともなかった。
母親は第一回あやめ祭りに参加して登ったらしいが…
まあ、あまりにも身近過ぎるのと2000m級なのに展望がほとんどないと聞いていたので興味が湧かなかったということ。
で、母親の退院の手伝いで実家に帰ったときに登ってみることにした。

前日は大雨だったが当日は晴れの予報だったので、当たることを願って就寝。

7月10日　6時15分起床
起きたらおやじがもう起きてて犬に餌やってる。。。
山に一人で行くと言うと面倒なので、黙って裏から出ようとしたら見つかった...

「どこいくだ?」
「いや、ちょっと山にね」
「どこの」
「裏の」
「裏?犬はつれてくだか?」
「いや、あれは足手まといになるから一人で行く」
「電柵があるから気を付けろ」
「電柵ってなに?」
「猿だー、猪だー出るから町で畑の周りを電気流した柵で囲っとーだ」
「まじ...　どうやって越えるの?」
「道のとこには扉があるから開けたらちゃんと閉めとけ」
「わかった...」
「熊に気を付けろ」
「・・・」

6時50分
子供の頃、猪は出たことあったけど、さすがに熊と猿は見たことなかったなあ、と思いつつ出発。

途中猿と鹿を見る。

9時20分
標高1100mの山を回り込んだところで突如視界が開ける。
ここなんとなく記憶にある。

八ヶ岳方面(遠くに見えるのが八ヶ岳)
南アルプス方面(雲の下に見える山は多分北岳)
芦安方面

などを眺めて小休止。

しかしあれだなあ、まじめに実家から北岳まで歩いて行けるよなあ…
いずれ挑戦するかもしれない。
昔は夜叉陣峠〜広河原までスーパー林道の一般車両の規制がなかったので、北岳とかやるやつらはバイクでいってたって聞いた。
オレらも広河原で釣りしたっけ。

なんて思い出にふけったりした。


9時40分
丸山登山道入口に到着。
ここからあやめ平にでて裸山を回り込んで櫛形山に向かう。
途中、あぶでもない蚊でもない、なんか細長い虫に刺される。

突然携帯が鳴る。おふくろからだ...　しかしよく電波が届くもんだ。

「いまどこで?何回も電話しただよ」
「あ、そう。いま丸山登ってる」
「えー、そんなとこけ?あぶないじゃんけ」
「大丈夫だって」
「ほっからどうするで?」
「ここからあやめ平いってから櫛形山に登ろうかと...」
「ほりゃーあぶねーよ。雨で地盤も緩んでるからやめろし」
「大丈夫だよ。ま、途中まで行って危険そうだったら引き返すから」
「ほーだよ。ほーしろし。おとーちゃんもやめろって言ってるから」
「わかた、わかた。降りるとき電話する」

あとで聞いた話だと、芦安方面から唐松岳に登るルートで一部崖崩れの箇所があったとのこと。
やっぱ最近の大雨で山の地盤も緩んでるだなあと実感。
裏山に登るだけで、親が心配するのもわかる。

10時20分
丸山山頂(多分)に到着。

11時
唐松岳山頂付近到達。
小休止。

11時30分頃
あやめ平方面は左に回り込むはずだが、登山道は右側にそれていく。
そっちは芦安なんだよなあ。
地図を見たりするが、完全に森の中なので目印になる遠くの対象が無く現在位置が確定できない。
地元過ぎて、まさか迷うとは考えていなかったのでコンパスを携帯していなかった…

しょうがないので一旦唐松岳に引き返すことにする。
ここで登山道の確認をすると、登山道の左側に目印のテープらしきものがあるので、そちらに進もうとするが完全に薮の中をかき分けて進むような形になってしまい、登山どころではない。
ここで完全に行き詰まってしまった。。。
このまま進むべきか、戻るべきか。悩んだが撤退を決意。
なんせ田舎なんで、遭難より村の青年団の出動騒ぎになることの方がやばい。

また今度鉈を持って出直そう。

12時15分
登山口まで戻る。
ここから穂見神社方面に下って帰ることにする

13時頃
穂見神社到着。35年ぶりくらい。
最近では一部の方々からパワースポット認定を受けているらしい。

14時頃
家帰ったら、風呂が沸いてた。
ありがたや。