雲上の富士鑑賞、急登の毛無山へ
- GPS
- 06:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,095m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
駐車場から脇の林道を登り始めると、右側に神社が立っており、そのまま進むと砂利道に出ます。看板に従って左に曲がるとすぐに、毛無山頂上という看板が再びあるので小さな沢を渡ると登山道が2つに分かれますが、右のコースへ、ここから急登が始まります。樹林帯の中をジグザグに登ります。途中岩場やロープが張られた個所もあります。不動の滝を越えて三合目を過ぎると岩や木につかまりながら四合目へ。岩場が、なくなり林の中を歩くようになると小さな広場に出ます。ここには下部コースへの看板も立っています。8合目を過ぎたところにある富士山展望台から9合目を過ぎると尾根にでます。ほぼ平坦なブナ林を右に曲がり、南アルプス展望台を過ぎると山頂に到着です。山頂はあまり広くありませんが、正面には富士山を見ることができます。
10:20山頂
山頂からは、尾根を歩き地蔵峠コースを歩きます。途中、下部温泉に下る分岐のあたりで、昼食にしました。今回の山行から、小型のガスバーナーを購入したので、お湯を沸かして、カップヌードルを食べて、食後には、家から持参したコーヒー豆でドリップコーヒーをいただきました。また、楽しみが増えましたね。食後に下山となりましたが、尾根から原生林のような暗い雰囲気の樹林帯に突入して、長い下りにはいります。かなりの急勾配で注意を要します。途中で「金鉱石を焼いた窯」があります。その後、幾度か沢の渡り返しながら、さらに長い長い下り延々と続きますが、途中までは富士山が眺められる場所もあり、オレンジ色の山つつじも咲いていますので、心を和ませくれます。「比丘尼の滝」を過ぎると、あと少しで行きに分かれた分岐点に到着します。
13:20駐車場
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
歩きにくい道ではないのですが、とにかく急登ばかりでした。コースに9合目までの標識があるので、わかりやすいです。2合目の先で不動の滝があります。大きな岩があり、ここから滝を眺められます。徐々に岩場も現れ、木々の間からは朝霧高原も見えます。8合目を過ぎたあたりに富士山展望台があり、中々の絶景が見られます。9合目を過ぎると尾根道になります。頂上方向に向かうと南アルプス展望台があり、大きな石の上に登ると南アルプスの山が、その姿を見せてくれます。この毛無山はちょうど富士山と南アルプスの中間点に位置しているので、その両方が良く展望ができるということで、とてもお得な山ですね。それと、この季節はどこの山でも同じだと思いますが、とにかくアブが多いので、アブ対策をした方が良いのかもしれせんね。 |
写真
感想
梅雨も合間の晴れの日を選んで、さらなるレベルアップのための山ということで、いろいろと悩みましたが、今回の毛無山をチョイスしまいた。名前を見た時は、ふざけた山だなと思ったのですが、ガイドブックによると、標高差が1150mほどあり、今まででは最高の標高差であり、しかも急登ばかりだということで、どうなるか不安でしたが、何とか歩ききることができました。最近登った山からは、晴れていても富士山が霞んでしまい写真が撮れないでいたので、今回の毛無山も、あまり期待はしていませんでしたが、富士山が近いということで、富士山もバッチリと見ることができて、良い景観でした。位置的にも、南アルプスも良く見えて、得した気分になりました。近い将来には、あちらの山々へも挑戦したいですね。特に北岳と憧れの甲斐駒ケ岳には何としても登って見たいですね。今回は、ガスバーナーを購入してから初めての登山だったので、昼食時にお湯を沸かして食べたカップメンやドリップコーヒーもおいしかったです。装備も少しずつ増やして、徐々にレベルアップを図り、立派なアルピニスト?&山岳写真家?になりたいと思います。今回の山行では、登り始めから下山時までで、会った人は一人でした。あまりメジャーな山ではないのでしょうか?でも、なかなか、いろいろな要素を考慮しても中身の濃い山だと思います。下山後に時間も早かったので、帰りには田貫湖に立ち寄り、またまた富士山の写真を撮影しました。ここではダイヤモンド富士も見える時期があるようで、その時にはまた訪れたいですね。そのあとは、お決まりの紅富士の湯に入湯し汗を流して帰りました。ほうとうも、とてもおいしかったですね。
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