記録ID: 775908
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ハイキング
奥多摩・高尾
本宮山〜高岩山〜陣馬山 バリエーションルート多め
2015年12月06日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:26
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:27
11:18
57分
福源寺
16:45
福源寺
移動時間 5時間27分
移動距離 10.35km
平均速度 1.90km/h
累積標高 1033m
平均勾配 20.6% 11.6度 ※上りと下りの距離を半々としています
移動距離 10.35km
平均速度 1.90km/h
累積標高 1033m
平均勾配 20.6% 11.6度 ※上りと下りの距離を半々としています
天候 | 曇り 気温(八王子:気象庁データ) スタート12.6℃(11:20)→12.7℃(11:22)→ゴール10.3℃(16:50) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
行き 55分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登った順 【水道局施設横→本宮山】バリルート 水道局施設の左へ入る(沢の更に左)。今まで気付かなかったが、道路から見える所に祠が有る。その祠の後ろの尾根を登る。踏み跡が有ったので楽勝かと思いきや、少し登ると不明瞭になり、更にかなりの急傾斜が続くので苦労する。しかしここら辺は植林地帯で林業の人が入っているようで、足場はグリップが利き(段差やと横たえた木が有り、あまりずり落ちない)、傾斜の割には登り易い。かなり薄いが九十九折状の踏み跡が有る所も有る(基本的にはほぼない)。この急傾斜を我慢して、標高で150mほど登って550m圏に着けば、また祠が有り、これ以降は本宮山まで明瞭な踏み跡が続いている。地形図を見ると600m圏で急傾斜にぶち当たるが、九十九折の踏み跡が付いているので心配ご無用である。その後、本宮山の名前の由来であるらしい熊野神社本宮跡を通り本宮山へ。 【本宮山→高岩山】バリルート 本宮山から醍醐林道まではバリエーションルートだが交通量が多いので終始道ははっきりしている。今日も4名の方と出会った。あと猟犬1匹。 ただバリルートなので標識は無く、分岐は要注意。起伏も結構有り、ボディブローのように効いてくる。 醍醐林道に出てそのまま向かいの尾根に取り付き高岩山へ直登した。距離は短いがかなりの急。特に高岩山直下は、ストックだけでは登れず 木や岩に捕まりながら登った。 【高岩山→766m峰→醍醐峠登山口(490m圏)】バリルート 高岩山からちょこっと下りると一般道に合流。少し進んで再びバリルートへ入る。766m峰までは傾斜も緩く歩き易い。766m峰からは直進しそうになるが右(南西)へ折れる。引き続き緩やかな尾根で歩き易いが、690m圏の分岐から急降下開始。分岐は右(北西)へ行く。690m→600mは普通の急傾斜だが、600m→500mは超急傾斜。尾根沿いは岩が出てきて下降不可になったので、右側の斜面を下る。ここも傾斜の割に下り易い。そのまま斜面を適当に下って行くと一般道に合流した。一般道を辿って道路に出た。 【醍醐峠登山口→陣馬山方面(南南東→東)750m圏】バリルート 道路の門が有る所の右側に有る尾根が次のバリルート。ここもすんなりとは尾根に乗れない。沢にかかる橋を渡って、お墓の左側から取り付いた。踏み跡が有りそうだが特に見つからないので適当に登る。ここも傾斜の割にグリップが利いて登れないことは無いが藪が元気。急斜面の場合、掴まったりできるので逆に重宝する。尾根に乗った所で記念に尾根の端まで行ってみる。するとパトカー1台に消防車が3台ぐらい道路を登ってきた。特に何かあったわけではなく、単なるパトロールのようである。 尾根に乗れば後は辿るのみ。真っ直ぐ進んで最後の左に折れれば、以前来た尾根の分岐点(750m圏)に到着。 【750m圏から北へ→道路(やすらぎの小径付近)に下山】バリルート 750m圏からはまた別の尾根で下る。ここは終始明瞭で、今日1番の優良バリルートだった。他のバリルートは麓付近が急で苦労したが、ここははっきりとした道が沢方面についており、楽に道路まで出られた。下りだと640m圏の分岐だけ注意。 【やすらぎの小径:下の入口〜義経の足跡→陣馬山】バリルート まず やすらぎの小径で苦労する。下の入り口から入ったが、完全に藪状態。冬でこれだともう一年中藪だろう。植物の種がたくさん服に付き、チクチクするのでシャツを脱いで種を取る必要に迫られた。半袖のTシャツ1枚で歩いていたので、冬に外で上半身裸になるという罰ゲーム状態に…。名前に反して全然やすらげないルートである。 そんなこんなで『義経の足跡』という標識の有る所まで来た。どれが足跡だかさっぱり分からないが、右側の踏み跡ははっきりしている。しかし、いざ登ってみるとすぐに藪の急傾斜で、踏み跡ではなく単に崩壊していただけであることを知る。 さてどうしたものかと等高線を見ると致命的に急である。とはいえ距離が短いので強行突破することにした。ここが今日1番歩行に適さない場所だった。二足歩行だと確実に上れない傾斜なので、木々に捕まりながらアスレチック気分で登る。障害物の有るジャングルジムのような感覚。標高的に50mぐらい登れば、手を使わずに登れる傾斜になる(600m圏)。ここからは普通に急だが特に困難もなく尾根を辿り、陣馬山に到着。一般道に出た所を振り返ってみたが、ほとんど入口だと分からない状態だった(そのため写真無し)。 【陣馬山→新ハイキングルート入口】一般道 一般道で問題なし。 ◇出会ったハイカー 本宮山…4人 醍醐峠登山口…1人 陣馬山…4人 陣馬山からの下り…3人 ◇出会った動物 猟犬 1匹 ◇消費飲料水 1.1ℓ |
その他周辺情報 | 夕やけ小やけの里でクリスマスイルミネーションをやっています。 夕やけ小やけふれあいの里 ホームページ http://www.yuyakekoyake.jp/ 八王子市 ホームページ http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kanko/event/027139.html |
写真
装備
個人装備 |
GPS用携帯電話2台(使用アプリは山旅ロガーと地図ロイド)
携帯電話(通話と写真用)
携帯電話用バッテリー
コンパス
地図
傘
食料
水
ライター
ボールペン
手鏡(コンタクトレンズのため)
眼鏡
ライト
タオル
ビニール袋
エマージェンシーシート
ティッシュペーパー
ストック(ダブル)
|
---|
感想
今日はバリルート満載のコース取り。登り応え十分の急傾斜も多く時速2km/hを切ってしまった。とはいえ未踏のバリルートを5本も歩けて大満足である(本宮山〜高岩山は歩いたこと有り)。ちなみに最初に登った尾根は間違って登ってしまった。予定ではもう少し道路を登って、420m圏から尾根に取り付き、途中538m峰を通り、メシモリ岩山へ直登する予定だった。GPSがまだ現在地を特定していなかったにもかかわらず、“ここだろ”と安易に登ってしまったのが間違いの原因だった。急登が全然終わらないので、“尾根を間違えたな…”とは思ったが、せっかく登ったのに引き返すのももったいないし、まぁ登れるだろ的な感覚でそのまま登ってしまった。結果的に途中からは歩き易い道だったし、熊野神社本宮跡も発見したので、登って良かった。メシモリ岩山直登ルートはまた別の機会にでも歩いてみたい。
本宮山で食事休憩をしていると青い首輪を付けた黒い犬(たぶん猟犬)がやって来て、自分が食べていたおにぎりを食おうとする。遅れて4人パーティが来ると、ずっと付いてきているとのこと。飼い主は別の場所にいるらしい。結局、猟犬はメシモリ岩山の手前まで付いてきて、そこで醍醐林道から飼い主らしき人が笛を吹いて呼んでいたので、醍醐林道の方へすっ飛んで行ってしまった。
その後は超急坂に苦労しながらも予定していた未踏バリルートを全てこなし無事16時前に陣馬山に到着。富士山鑑賞&休憩をしてそそくさと一般道で下山しました。 帰りにタイミングよくイルミネーションも観光できて、総じてなかなか楽しい1日でした。
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silchariさんはじめまして!
被害者のソロハイカーはあなたでしたか。
その4人組ハイカーからお話を伺いました。
私もずっとストーキングされていましたがお菓子しか持ち合わせていなかったので
被害に遭わずに済みました。
地図には無いバリルートがたくさんあるのですねぇ。
stella2さん はじめまして!
ずっと野山を走り回って お腹がすいていたのでしょう。
犬の追加情報を書くと、
メシモリ岩山手前で犬が吠える→醍醐林道から笛の音と何か言っているのが聞こえる→“犬が吠える&笛の音&何か言っている”を数回繰り返す→犬が笛の音の方へ一直線へ向かおうとして急斜面を下りるが、無理と思ったのか尾根まで戻っている→その後は尾根沿いに猛ダッシュして醍醐林道の方へ行く。→飼い主らしき人が「○○回収しました」と誰かと話していた。(複数で猟に来ていた?)
こんな感じです。
バリルートは尾根の数だけ有るといっても過言ではありませんね(やや過言ですが)。東電の鉄塔巡視路とか水源の森林巡視路とか林業の人が入ってる所(植林地帯)とか、色々道がついています。
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