ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 776348
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

粟ヶ岳・中央登山道 若者の背中の残像

2015年12月07日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
9.6km
登り
1,238m
下り
1,251m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
0:29
合計
5:55
10:55
11:03
32
11:35
11:35
5
11:40
11:41
16
12:34
12:34
19
12:53
13:07
20
13:27
13:28
24
14:33
14:33
25
14:58
14:59
18
15:48
15:48
1
15:49
ゴール地点
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■三条燕ICより45分(舗装道路40分+砂利道5分)
北陸自動車道・三条燕ICから国道289号線で三条市の旧下田村方向へ向かいます。三条市と旧下田村にまたがる清流大橋を渡り、その先にあるセブンイレブンの信号機を左折し国道290号線に進みます。しばらくすると加茂市に入り、T字路になった高柳の信号機にぶつかるので右折し、宮寄上加茂線244号を進むと粟ヶ岳県民休養地。さらに砂利道を5分で駐車スペースのある登山口に到着します。
コース状況/
危険箇所等
■6合目手前・粟庭の岩場は要注意。常に日陰となっているため、冬場は凍結しています。
その他周辺情報 ■加茂・美人の湯
http://www.city.kamo.niigata.jp/section/kouryu/
県道244号・宮寄上加茂線を走行し、登山口へ向かいます。手前を流れる「加茂川」の奥に『粟ヶ岳(1292.7m)』が見えます。
2015年12月07日 09:33撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 9:33
県道244号・宮寄上加茂線を走行し、登山口へ向かいます。手前を流れる「加茂川」の奥に『粟ヶ岳(1292.7m)』が見えます。
【駐車場まで雪は無し】
登山口である第2ダム駐車場まで道路には全く雪がありません。駐車場にはすでに車が1台ありました。
2015年12月07日 09:53撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 9:53
【駐車場まで雪は無し】
登山口である第2ダム駐車場まで道路には全く雪がありません。駐車場にはすでに車が1台ありました。
9時53分、堰堤を渡って登山口へ向かいます。
2015年12月07日 09:53撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 9:53
9時53分、堰堤を渡って登山口へ向かいます。
ダム湖の水面に映る青空がキレイです(^^)
2015年12月07日 09:55撮影 by  SO-03F, Sony
9
12/7 9:55
ダム湖の水面に映る青空がキレイです(^^)
登山ポストあり。登山者カードを記入です。
2015年12月07日 09:58撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 9:58
登山ポストあり。登山者カードを記入です。
小さな沢を渡ります。ここで水を補給しました。
2015年12月07日 09:59撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 9:59
小さな沢を渡ります。ここで水を補給しました。
【粟ヶ岳・登山開始】
10時01分、登山口に到着。登山開始です(^^)
2015年12月07日 10:01撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 10:01
【粟ヶ岳・登山開始】
10時01分、登山口に到着。登山開始です(^^)
登山道には全く雪はナシ。何か物足りない感じ…(^^;)
2015年12月07日 10:04撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 10:04
登山道には全く雪はナシ。何か物足りない感じ…(^^;)
【3合目・第1ベンチ】
10時30分、3合目に到着。ベンチで少し休憩です。
2015年12月07日 10:30撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 10:30
【3合目・第1ベンチ】
10時30分、3合目に到着。ベンチで少し休憩です。
【本日の装備】
ちなみに本日はワカン&ダブルストックのみでアイゼンなし。もしアイゼンが必要なら、その場で敗退予定です。
2015年12月07日 10:32撮影 by  SO-03F, Sony
6
12/7 10:32
【本日の装備】
ちなみに本日はワカン&ダブルストックのみでアイゼンなし。もしアイゼンが必要なら、その場で敗退予定です。
【4合目付近から雪道】
4合目付近からようやく雪道に変わり始めました。
2015年12月07日 10:44撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 10:44
【4合目付近から雪道】
4合目付近からようやく雪道に変わり始めました。
ツボ足で全く問題ありません。結局この日はずっとツボ足で歩けました。
2015年12月07日 10:44撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 10:44
ツボ足で全く問題ありません。結局この日はずっとツボ足で歩けました。
「大栃平」に近づくと展望が開けます。右手側、ずっと奥に『守門岳(1537.2m)』が見えてきました。
2015年12月07日 11:03撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:03
「大栃平」に近づくと展望が開けます。右手側、ずっと奥に『守門岳(1537.2m)』が見えてきました。
【大栃平・第2ベンチ】
11時02分、「大栃平」に到着。ベンチの上をご覧下さい。雪がたったこれだけしか積もっていません。
2015年12月07日 11:02撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 11:02
【大栃平・第2ベンチ】
11時02分、「大栃平」に到着。ベンチの上をご覧下さい。雪がたったこれだけしか積もっていません。
右奥に「粟庭の頭」の突起が見えてきました。あそこの手前にある岩場「粟庭」をパスできるかどうかが1つのポイントです。
2015年12月07日 11:12撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:12
右奥に「粟庭の頭」の突起が見えてきました。あそこの手前にある岩場「粟庭」をパスできるかどうかが1つのポイントです。
「粟庭」に近づくにつれて、ハシゴやロープが目立ち始めますが、どれも雪から出ていました。
2015年12月07日 11:15撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:15
「粟庭」に近づくにつれて、ハシゴやロープが目立ち始めますが、どれも雪から出ていました。
ロープが何本もぶら下がった岩場を通過します。ここは日当たりがいいため、特に凍っている場所もありませんでした。
2015年12月07日 11:24撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:24
ロープが何本もぶら下がった岩場を通過します。ここは日当たりがいいため、特に凍っている場所もありませんでした。
【後方・水源池を俯瞰】
後方を振り返ります。ダム湖の水面が小さく見えました。「けっこう登ってきたよ…」
2015年12月07日 11:27撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 11:27
【後方・水源池を俯瞰】
後方を振り返ります。ダム湖の水面が小さく見えました。「けっこう登ってきたよ…」
【岩場・粟庭に到着】
11時28分、岩場「粟庭」に到着です。あの岩峰を北から6mの鎖で登ります。ちなみに左手側はずっと下の「砥沢」まで切れ落ちています。
2015年12月07日 11:28撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:28
【岩場・粟庭に到着】
11時28分、岩場「粟庭」に到着です。あの岩峰を北から6mの鎖で登ります。ちなみに左手側はずっと下の「砥沢」まで切れ落ちています。
【粟庭・凍り付いた岩場 
岩場の基部を観察すると、つららが出来ています。ここは日当たりが悪いため凍結しやすいのです(*_*)
2015年12月07日 11:30撮影 by  SO-03F, Sony
6
12/7 11:30
【粟庭・凍り付いた岩場 
岩場の基部を観察すると、つららが出来ています。ここは日当たりが悪いため凍結しやすいのです(*_*)
【粟庭・凍り付いた岩場◆
運良くロープが雪の表面に出ていました。「バリバリ」と音を立てながら、鎖とロープを氷からはがします。
2015年12月07日 11:31撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:31
【粟庭・凍り付いた岩場◆
運良くロープが雪の表面に出ていました。「バリバリ」と音を立てながら、鎖とロープを氷からはがします。
【粟庭・凍り付いた岩場】
滑落に注意しながら登ります。足元の様子はこんな感じ。張り付いた氷を蹴り込んで崩しながら登りました。
2015年12月07日 11:32撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:32
【粟庭・凍り付いた岩場】
滑落に注意しながら登ります。足元の様子はこんな感じ。張り付いた氷を蹴り込んで崩しながら登りました。
無事に岩場をパスしました。
「凍結がもっとひどかったら、登れなかったかも…」
2015年12月07日 11:33撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 11:33
無事に岩場をパスしました。
「凍結がもっとひどかったら、登れなかったかも…」
11時35分、6合目「粟庭の頭」に到着です。「あぁ、ようやく山頂付近が見えました!」
2015年12月07日 11:35撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 11:35
11時35分、6合目「粟庭の頭」に到着です。「あぁ、ようやく山頂付近が見えました!」

*11時36分、6合目「粟庭の頭」から周りを見回しました。
2015年12月07日 11:36撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:36

*11時36分、6合目「粟庭の頭」から周りを見回しました。
●●
*こちらが進行方向。中央のピークは「砥沢峰(1049m)」。あの上に「粟ヶ岳ヒュッテ」があります。
2015年12月07日 11:37撮影 by  SO-03F, Sony
7
12/7 11:37
●●
*こちらが進行方向。中央のピークは「砥沢峰(1049m)」。あの上に「粟ヶ岳ヒュッテ」があります。
●●●
*ピークが3つ並んでいます。左から右へ「北峰(1240m)」「中峰(1264m)」そして奥にやや隠れて『粟ヶ岳(1292m)』です。
2015年12月07日 11:36撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:36
●●●
*ピークが3つ並んでいます。左から右へ「北峰(1240m)」「中峰(1264m)」そして奥にやや隠れて『粟ヶ岳(1292m)』です。
●●●●
*こちらには三条市側からのコース「薬師尾根」が見えます。
2015年12月07日 11:36撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:36
●●●●
*こちらには三条市側からのコース「薬師尾根」が見えます。
「粟庭の頭」から少し先にも、やや長い岩場があります。ここも日当たりがよく、ロープやハシゴが雪から出ていました。
2015年12月07日 11:42撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 11:42
「粟庭の頭」から少し先にも、やや長い岩場があります。ここも日当たりがよく、ロープやハシゴが雪から出ていました。
【砥沢峰・粟ヶ岳ヒュッテ】
11時53分、「砥沢峰(1049m)」に到着。粟ヶ岳ヒュッテを通過します。
2015年12月07日 11:53撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 11:53
【砥沢峰・粟ヶ岳ヒュッテ】
11時53分、「砥沢峰(1049m)」に到着。粟ヶ岳ヒュッテを通過します。
標高1000m以上では雪面が凍っており、上に乗っても足が沈みませんでした。「カチカチだね…」
2015年12月07日 11:56撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 11:56
標高1000m以上では雪面が凍っており、上に乗っても足が沈みませんでした。「カチカチだね…」
【雲行きが怪しくなる】
前方、粟ヶ岳山頂付近は徐々に鉛色の雲に覆われてきます。「うわぁ、イヤな感じ。山頂は雪が降っているかも…」
2015年12月07日 11:59撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 11:59
【雲行きが怪しくなる】
前方、粟ヶ岳山頂付近は徐々に鉛色の雲に覆われてきます。「うわぁ、イヤな感じ。山頂は雪が降っているかも…」
【男性とスライド】
12時05分、1人の男性とスライドします。しばらく言葉を交わし、そして山頂までアイゼンは不要と聞かせてもらいました。
2015年12月07日 12:05撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 12:05
【男性とスライド】
12時05分、1人の男性とスライドします。しばらく言葉を交わし、そして山頂までアイゼンは不要と聞かせてもらいました。
「ありがとうございました♪」
この日、コース上で出会ったのはこの男性だけでした(^^)
2015年12月07日 12:06撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 12:06
「ありがとうございました♪」
この日、コース上で出会ったのはこの男性だけでした(^^)
霧氷を眺めます。もっと青空だったらキレイなのに…(T_T)
2015年12月07日 12:26撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 12:26
霧氷を眺めます。もっと青空だったらキレイなのに…(T_T)
「北峰」への急登を登ります。積雪は30cmくらい。トレースがいくつか見えます。
2015年12月07日 12:25撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 12:25
「北峰」への急登を登ります。積雪は30cmくらい。トレースがいくつか見えます。
『權ノ神岳(1122.4m)』との分岐を通過します。縦走路が白く続いています。
2015年12月07日 12:32撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 12:32
『權ノ神岳(1122.4m)』との分岐を通過します。縦走路が白く続いています。
【北峰に到着】
12時34分、9合目「北峰(1240m)」に到着。「うわ、看板が凍ってるし…」
2015年12月07日 12:34撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 12:34
【北峰に到着】
12時34分、9合目「北峰(1240m)」に到着。「うわ、看板が凍ってるし…」
進行方向、手前の「中峰(1264m)」は見えるものの、その奥にある『粟ヶ岳(1292m)』が見えません(*_*)
2015年12月07日 12:37撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 12:37
進行方向、手前の「中峰(1264m)」は見えるものの、その奥にある『粟ヶ岳(1292m)』が見えません(*_*)
「もしや山頂付近は吹雪いているんスかね…?」
とりあえず向かいますが、ヤバかったら即時撤退です(^^;)
2015年12月07日 12:37撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 12:37
「もしや山頂付近は吹雪いているんスかね…?」
とりあえず向かいますが、ヤバかったら即時撤退です(^^;)

*こちらは後方。權ノ神岳との分岐点。
2015年12月07日 12:36撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 12:36

*こちらは後方。權ノ神岳との分岐点。
●●
2015年12月07日 12:36撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 12:36
●●
●●●
2015年12月07日 12:36撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 12:36
●●●
●●●●
*こちらが進行方向。中峰および粟ヶ岳山頂方面です。
2015年12月07日 12:35撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 12:35
●●●●
*こちらが進行方向。中峰および粟ヶ岳山頂方面です。
【山頂が見えてくる】
「中岳」を通過すると、『粟ヶ岳』山頂が見えてきました。先ほどまで霞んで見えたのはガスのせいだったようです。
2015年12月07日 12:46撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 12:46
【山頂が見えてくる】
「中岳」を通過すると、『粟ヶ岳』山頂が見えてきました。先ほどまで霞んで見えたのはガスのせいだったようです。
ピークに向けて最後の斜面を登ります。雪は少なく、歩くのに全く問題ありません。「何とか山頂まで登れそうだ…」
2015年12月07日 12:50撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 12:50
ピークに向けて最後の斜面を登ります。雪は少なく、歩くのに全く問題ありません。「何とか山頂まで登れそうだ…」
【Who is that man?】
「おっ、人がいる!おおぃ!」
「ゴー」と鳴る寒風の中、粟ヶ岳山頂にはたった1人の若者が、凍てついた風景を見つめながらポツンと佇んでいるのでした。
2015年12月07日 12:53撮影 by  SO-03F, Sony
8
12/7 12:53
【Who is that man?】
「おっ、人がいる!おおぃ!」
「ゴー」と鳴る寒風の中、粟ヶ岳山頂にはたった1人の若者が、凍てついた風景を見つめながらポツンと佇んでいるのでした。
【粟ヶ岳・山頂に到着】
12時54分、『粟ヶ岳(1292m)』に到着。ここで若者と言葉を交わしました。彼らは3人パーティーで薬師尾根から登ってきたものの、雪が多くて2人は途中で断念。スノーシューを履いたこの青年だけが山頂までたどり着いたとのことでした。
2015年12月07日 12:54撮影 by  SO-03F, Sony
6
12/7 12:54
【粟ヶ岳・山頂に到着】
12時54分、『粟ヶ岳(1292m)』に到着。ここで若者と言葉を交わしました。彼らは3人パーティーで薬師尾根から登ってきたものの、雪が多くて2人は途中で断念。スノーシューを履いたこの青年だけが山頂までたどり着いたとのことでした。
【寒々とした風景 
山頂から風景を眺めます。まずは東の方角。右端の『一本岳(1240m)』まで、登山道が白いスジとなって見えます。その奥に平頂『五剣谷岳(1187.7m)』…
2015年12月07日 12:59撮影 by  SO-03F, Sony
6
12/7 12:59
【寒々とした風景 
山頂から風景を眺めます。まずは東の方角。右端の『一本岳(1240m)』まで、登山道が白いスジとなって見えます。その奥に平頂『五剣谷岳(1187.7m)』…
【寒々とした風景◆
こちらは南東の方角、川内山塊の最奥部。左手前に『青里岳(1215.5m)』、中央に『矢筈岳(1257.4m)』…
2015年12月07日 12:59撮影 by  SO-03F, Sony
8
12/7 12:59
【寒々とした風景◆
こちらは南東の方角、川内山塊の最奥部。左手前に『青里岳(1215.5m)』、中央に『矢筈岳(1257.4m)』…
【寒々とした風景】
こちらは南の方角、「笠堀湖」周辺の山々。目の前には『光明山』『五平衛小屋』などが見えているのでしょうが、同定できません。
2015年12月07日 13:00撮影 by  SO-03F, Sony
6
12/7 13:00
【寒々とした風景】
こちらは南の方角、「笠堀湖」周辺の山々。目の前には『光明山』『五平衛小屋』などが見えているのでしょうが、同定できません。
【寒々とした風景ぁ
こちらは南西の方角。左端『守門岳(1537.2m)』はガスの中です。陰鬱な空の下、眼前には越後の山独特の寒々とした風景が広がっていました。
2015年12月07日 13:00撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:00
【寒々とした風景ぁ
こちらは南西の方角。左端『守門岳(1537.2m)』はガスの中です。陰鬱な空の下、眼前には越後の山独特の寒々とした風景が広がっていました。
【山頂で記念撮影】
例の若者にお願いして記念撮影です。「雪が少なかったおかげで、粟ヶ岳に登れたよ〜!」
2015年12月07日 12:55撮影 by  SO-03F, Sony
28
12/7 12:55
【山頂で記念撮影】
例の若者にお願いして記念撮影です。「雪が少なかったおかげで、粟ヶ岳に登れたよ〜!」
【若者の背中の残像】
そして若者は仲間の元へと帰って行きました。私の目の奥に、その黒い背中の残像を残したまま…
2015年12月07日 12:57撮影 by  SO-03F, Sony
6
12/7 12:57
【若者の背中の残像】
そして若者は仲間の元へと帰って行きました。私の目の奥に、その黒い背中の残像を残したまま…
そして誰もいなくなった山頂。ふと、傍らにある凍り付いた山座同定盤が目に入ると、急激に寒さと淋しさが身にしみてきました。「もう帰ろう…」
2015年12月07日 13:07撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:07
そして誰もいなくなった山頂。ふと、傍らにある凍り付いた山座同定盤が目に入ると、急激に寒さと淋しさが身にしみてきました。「もう帰ろう…」
【粟ヶ岳・山頂を立ち去る】
13時02分、山頂を後にして下山開始です。「ヒュッテまで戻って昼メシだ!」
2015年12月07日 13:02撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 13:02
【粟ヶ岳・山頂を立ち去る】
13時02分、山頂を後にして下山開始です。「ヒュッテまで戻って昼メシだ!」

*13時09分、高度1270m付近
「粟ヶ岳→中峰」へと下山直後の風景。眼下の中央に『袴越山(526.1m)』
2015年12月07日 13:09撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 13:09

*13時09分、高度1270m付近
「粟ヶ岳→中峰」へと下山直後の風景。眼下の中央に『袴越山(526.1m)』
●●
*こちらが進行方向。手前に『中峰(1264m)』、その右奥に『北峰(1240m)』
2015年12月07日 13:09撮影 by  SO-03F, Sony
7
12/7 13:09
●●
*こちらが進行方向。手前に『中峰(1264m)』、その右奥に『北峰(1240m)』
●●●
*左奥に『越後白山(1012.4m)』、その手前に『權ノ神岳(1122.4m)』。右には『毛石山(793.7m)』
2015年12月07日 13:09撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 13:09
●●●
*左奥に『越後白山(1012.4m)』、その手前に『權ノ神岳(1122.4m)』。右には『毛石山(793.7m)』
●●●●
2015年12月07日 13:10撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 13:10
●●●●

*13時16分、高度1240m付近
「粟ヶ岳→中峰」区間の鞍部を下山しています。こちらが進行方向、あのピークが「中峰」です。
2015年12月07日 13:16撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 13:16

*13時16分、高度1240m付近
「粟ヶ岳→中峰」区間の鞍部を下山しています。こちらが進行方向、あのピークが「中峰」です。
●●
*こちらは「中ノ又沢」が流れる谷間が広がっています。
2015年12月07日 13:16撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 13:16
●●
*こちらは「中ノ又沢」が流れる谷間が広がっています。
●●●
2015年12月07日 13:16撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 13:16
●●●
●●●●
*こちらが後方。『粟ヶ岳(1292m)』からたったいま下ってきました。
2015年12月07日 13:16撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:16
●●●●
*こちらが後方。『粟ヶ岳(1292m)』からたったいま下ってきました。
【雲が消え始める】
13時23分、「中峰(1264m)」を通過。急に雲が消え始めます。
2015年12月07日 13:23撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:23
【雲が消え始める】
13時23分、「中峰(1264m)」を通過。急に雲が消え始めます。
青空が広がると共に…
2015年12月07日 13:25撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:25
青空が広がると共に…
【青空・美しい霧氷】
霧氷もその美しさを現しました〜(^^)
2015年12月07日 13:25撮影 by  SO-03F, Sony
7
12/7 13:25
【青空・美しい霧氷】
霧氷もその美しさを現しました〜(^^)
後方を振り返ります。
「アレレ?粟ヶ岳ピーク方面も晴れてきたよ…」
2015年12月07日 13:26撮影 by  SO-03F, Sony
4
12/7 13:26
後方を振り返ります。
「アレレ?粟ヶ岳ピーク方面も晴れてきたよ…」
【ちぐはぐな日 
13時28分、下山「北峰(1240m)」付近にて後方を振り返りました。さっきまでの鉛色の雲が消えていきます。
2015年12月07日 13:28撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:28
【ちぐはぐな日 
13時28分、下山「北峰(1240m)」付近にて後方を振り返りました。さっきまでの鉛色の雲が消えていきます。
【ちぐはぐな日◆
下山を始めると天気が回復してくる…これも山の法則でしょうか?山の天気に翻弄され、ちぐはぐな日にため息をつきます。
2015年12月07日 13:28撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 13:28
【ちぐはぐな日◆
下山を始めると天気が回復してくる…これも山の法則でしょうか?山の天気に翻弄され、ちぐはぐな日にため息をつきます。
【ちぐはぐな日】
左のピーク『粟ヶ岳(1292m)』上空の空が、見る見るうちに明るくなってきました。
2015年12月07日 13:28撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:28
【ちぐはぐな日】
左のピーク『粟ヶ岳(1292m)』上空の空が、見る見るうちに明るくなってきました。
【ちぐはぐな日ぁ
「いけぬのう、お身たちは…」
芥川龍之介『芋粥』の一節が、頭に思い浮かびました(*_*)
2015年12月07日 13:28撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 13:28
【ちぐはぐな日ぁ
「いけぬのう、お身たちは…」
芥川龍之介『芋粥』の一節が、頭に思い浮かびました(*_*)
『權ノ神岳(1122.4m)』を眺めながら歩きます。大きな白い雲が浮かぶ、ダイナミックな風景です。
2015年12月07日 13:29撮影 by  SO-03F, Sony
5
12/7 13:29
『權ノ神岳(1122.4m)』を眺めながら歩きます。大きな白い雲が浮かぶ、ダイナミックな風景です。
13時30分、「北峰(1240m)」ピークを通過し、眼下に小さく見える粟ヶ岳ヒュッテまで急降下です(*_*)
2015年12月07日 13:30撮影 by  SO-03F, Sony
6
12/7 13:30
13時30分、「北峰(1240m)」ピークを通過し、眼下に小さく見える粟ヶ岳ヒュッテまで急降下です(*_*)
青空をバックに、凍り付いた赤い実がキレイです♪
2015年12月07日 13:38撮影 by  SO-03F, Sony
8
12/7 13:38
青空をバックに、凍り付いた赤い実がキレイです♪
【下山・粟ヶ岳ヒュッテ】
13時54分、「砥沢峰(1049m)」にある粟ヶ岳ヒュッテまで下山してきました(^^)/
2015年12月07日 13:54撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 13:54
【下山・粟ヶ岳ヒュッテ】
13時54分、「砥沢峰(1049m)」にある粟ヶ岳ヒュッテまで下山してきました(^^)/
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチ 
お日様も出てきて暖かいし、雪景色を眺めながらランチだ!
2015年12月07日 13:55撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:55
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチ 
お日様も出てきて暖かいし、雪景色を眺めながらランチだ!
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチ◆
ストーブをセットします。風はありません。
2015年12月07日 13:59撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 13:59
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチ◆
ストーブをセットします。風はありません。
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチ】
雪山はやっぱりカップヌードルっすね♪
2015年12月07日 14:01撮影 by  SO-03F, Sony
7
12/7 14:01
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチ】
雪山はやっぱりカップヌードルっすね♪
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチぁ
氷結チューハイも輝いている!
すぐに運転なので、ホントは飲まなかったんですけどね(^^;)
2015年12月07日 13:59撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:59
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチぁ
氷結チューハイも輝いている!
すぐに運転なので、ホントは飲まなかったんですけどね(^^;)
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチァ
雪景色を見ながらカップヌードル。最高だー!(>_<)/
2015年12月07日 14:09撮影 by  SO-03F, Sony
4
12/7 14:09
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチァ
雪景色を見ながらカップヌードル。最高だー!(>_<)/
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチΑ
「いい青空だなぁ〜」
久しぶりの青空を満喫します♪
2015年12月07日 14:03撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 14:03
【粟ヶ岳ヒュッテ・ランチΑ
「いい青空だなぁ〜」
久しぶりの青空を満喫します♪
ランチを終えてからヒュッテの裏に回ると、粟ヶ岳の美しい姿に出会えました(^^)/
2015年12月07日 14:12撮影 by  SO-03F, Sony
4
12/7 14:12
ランチを終えてからヒュッテの裏に回ると、粟ヶ岳の美しい姿に出会えました(^^)/
【撤収および下山再開】
さてと…。夕方からまた仕事ですし、帰りますか…(T_T)
14時11分、下山再開です。
2015年12月07日 14:11撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 14:11
【撤収および下山再開】
さてと…。夕方からまた仕事ですし、帰りますか…(T_T)
14時11分、下山再開です。
2015年12月07日 14:28撮影 by  SO-03F, Sony
4
12/7 14:28
●●
2015年12月07日 14:28撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 14:28
●●
●●●
2015年12月07日 14:28撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:28
●●●
●●●●
2015年12月07日 14:28撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:28
●●●●
砥沢峰から斜面をザクザクと下り…
2015年12月07日 14:29撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:29
砥沢峰から斜面をザクザクと下り…
「砥沢峰→粟庭の頭」区間にある岩場。雪に埋もれたハシゴを下ります。
2015年12月07日 14:29撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:29
「砥沢峰→粟庭の頭」区間にある岩場。雪に埋もれたハシゴを下ります。
さらにロープで下ると、ヤセ尾根の奥に「粟庭の頭」ピークが見えてきます。
2015年12月07日 14:32撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 14:32
さらにロープで下ると、ヤセ尾根の奥に「粟庭の頭」ピークが見えてきます。
【下山・粟庭の頭】
14時34分、6合目「粟庭の頭」まで下山してきました。
2015年12月07日 14:34撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 14:34
【下山・粟庭の頭】
14時34分、6合目「粟庭の頭」まで下山してきました。

*14時35分、6合目「粟庭の頭」から後方を振り返りました。
2015年12月07日 14:35撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:35

*14時35分、6合目「粟庭の頭」から後方を振り返りました。
●●
*こちらがたったいま下山してきた登山道。中央のピークが「砥沢峰(1049m)」
2015年12月07日 14:35撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 14:35
●●
*こちらがたったいま下山してきた登山道。中央のピークが「砥沢峰(1049m)」
●●●
*左から右へ「北峰(1240m)」「中峰(1264m)」そして『粟ヶ岳(1292m)』
2015年12月07日 14:35撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 14:35
●●●
*左から右へ「北峰(1240m)」「中峰(1264m)」そして『粟ヶ岳(1292m)』
●●●●
*スッキリと晴れ渡りました。さて、要注意ポイント「粟庭の岩場」に向かいます。
2015年12月07日 14:35撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:35
●●●●
*スッキリと晴れ渡りました。さて、要注意ポイント「粟庭の岩場」に向かいます。
【下山・粟庭の岩場 
14時37分、往路で凍っていた粟庭の岩場まで下山してきました。ロープをつかんでまずは後ろ向きに降り始めます。
2015年12月07日 14:37撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:37
【下山・粟庭の岩場 
14時37分、往路で凍っていた粟庭の岩場まで下山してきました。ロープをつかんでまずは後ろ向きに降り始めます。
【下山・粟庭の岩場◆
岩場を見下ろします。午後になってもやはり日陰のまま。イヤな感じです(*_*)
2015年12月07日 14:38撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 14:38
【下山・粟庭の岩場◆
岩場を見下ろします。午後になってもやはり日陰のまま。イヤな感じです(*_*)
【下山・粟庭の岩場】
足元の様子はこんな感じ。
「クッ、まだ凍ってる。ここは集中していこう…」
2015年12月07日 14:39撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 14:39
【下山・粟庭の岩場】
足元の様子はこんな感じ。
「クッ、まだ凍ってる。ここは集中していこう…」
【下山・粟庭の岩場ぁ
下まで降りきってから岩場を振り返りました。冬場のここの通過はやっぱり要注意ですね…
2015年12月07日 14:40撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 14:40
【下山・粟庭の岩場ぁ
下まで降りきってから岩場を振り返りました。冬場のここの通過はやっぱり要注意ですね…
「あの岩場さえパスすれば、あとはこっちのものだ…」
ずっと奥の弥彦山や角田山を眺めながら、のんびり歩きます。
2015年12月07日 14:41撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 14:41
「あの岩場さえパスすれば、あとはこっちのものだ…」
ずっと奥の弥彦山や角田山を眺めながら、のんびり歩きます。
雪道の様子はこんな感じ。足はほとんど沈みません。
2015年12月07日 14:51撮影 by  SO-03F, Sony
2
12/7 14:51
雪道の様子はこんな感じ。足はほとんど沈みません。
4合目周辺からいつしか雪も消え始め…
2015年12月07日 15:06撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 15:06
4合目周辺からいつしか雪も消え始め…
【下山・3合目を通過】
15時15分、あっという間に3合目を通過。山頂とは打って変わり、まだ晩秋の雰囲気が漂っています(^-^)
2015年12月07日 15:15撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 15:15
【下山・3合目を通過】
15時15分、あっという間に3合目を通過。山頂とは打って変わり、まだ晩秋の雰囲気が漂っています(^-^)
【夕日と競いながら…】
そして、稜線の奥へと沈む夕日と競いながら下山し続け…
2015年12月07日 15:33撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 15:33
【夕日と競いながら…】
そして、稜線の奥へと沈む夕日と競いながら下山し続け…
【粟ヶ岳・下山終了】
15時49分、無事に登山口まで戻ってきました。
2015年12月07日 15:49撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 15:49
【粟ヶ岳・下山終了】
15時49分、無事に登山口まで戻ってきました。
【アーベントロート】
加茂水源池に浮かぶ粟ヶ岳のアーベントロートを眺めながら、安全運転で帰りま〜す♪
2015年12月07日 16:05撮影 by  SO-03F, Sony
8
12/7 16:05
【アーベントロート】
加茂水源池に浮かぶ粟ヶ岳のアーベントロートを眺めながら、安全運転で帰りま〜す♪
【バックショット】
目まぐるしく変わる山の天気に翻弄された一日でしたね。最後に青空が見れてよかったです。それでは、また(^_^)/~
2015年12月07日 14:13撮影 by  SO-03F, Sony
7
12/7 14:13
【バックショット】
目まぐるしく変わる山の天気に翻弄された一日でしたね。最後に青空が見れてよかったです。それでは、また(^_^)/~
2015年12月07日 13:10撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 13:10
●●
2015年12月07日 13:10撮影 by  SO-03F, Sony
1
12/7 13:10
●●
●●●
2015年12月07日 13:10撮影 by  SO-03F, Sony
3
12/7 13:10
●●●
●●●●
2015年12月07日 13:10撮影 by  SO-03F, Sony
12/7 13:10
●●●●
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 雨具 ザック 輪カンジキ 昼ご飯 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック

感想

地元の山『粟ヶ岳』は標高こそ1300mに満たないが、雪深い地域にあるため冬場に登るのはなかなか難しい。だが今年は例年にないほどの少雪で、この時期に私でも登ることが出来た。

天候が目まぐるしく変化し、粟ヶ岳山頂では寒風と陰鬱な鉛色の雲に迎えられた。ところが下山を始めると見る見るうちに雲が晴れ、そしてまもなくスッキリとした青空が広がった。山の天気に翻弄された、ちぐはぐな一日となった。

粟ヶ岳山頂から眺めた越後の山々は、実に寒々とした風景だった。
残念ながらそこに美しさは感じなかった。
凍てついた厳しい山の姿だけを私は見た。

山頂で出会った青年の目には、あの風景がどう映っていたのだろう?
「あなたにはこの風景がどんな風に見えますか?」
あのとき彼にそんな質問をぶつけてみたら、面白かったかも知れない。




(参考文献)
・『新潟100名山』新潟県山岳協会 監修 新潟日報事業社
・『関越道の山100』打田0 著 白山書房
・『越後の山旅』藤島玄 著 富士波出版社
・『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介 著 岩波文庫
・『下田山塊 山岳地図』三条市経済部営業戦略室 発行
・『五泉市 山岳観光ガイドマップ』五泉市役所 発行

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:692人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
粟ケ岳 中央登山道往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
粟ヶ岳 中央登山道
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら