記録ID: 777922
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵
静寂のウノタワ 名郷〜鳥首峠〜大持山〜武甲山〜浦山口
2015年12月12日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 05:48
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,532m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:46
13:53
浦山口駅
天候 | 曇りのち晴れ。風は朝のうちのみ微風。その後はほぼ無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
名郷停留所(804着)\810 復路:秩父鉄道 浦山口駅(1358発)御花畑駅(1412着)\240 ※秩父鉄道では、Pasmo、Suicaはつかえません。現金が必要です。 なお、浦山口駅は有人駅でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆名郷〜鳥首峠 名郷バス停には公衆トイレがあります。ただし小さめなので、女性の方は並ぶことになるかも知れません。バス停近くには商店があります(行った時間には開いていませんでしたが)。名郷から進むと、最初のうちは舗装路歩きです。妻坂峠への分岐を分け、JFEミネラルの武蔵野鉱業所の入り口で舗装路は終了します。鉱業所入り口脇から、本格的な登高になります(ルートは看板が出ています)。最初の内は、飯場跡などを通り過ぎていきますが、次第に傾斜をまし、谷に入り込んでいく形で、道も狭くなってきます。急傾斜地につけられた幅20冂度のルートを通る場所や、徒渉(たいした水量ではないですが)、岩場のヘツリなどもあるので、小さな子供連れは推奨できません。ひたすら急ピッチで高度を上げていきます。この時期は落ち葉がしっかりつもっているところもあるので、スリップによる転滑落に注意が必要です。 進路上方が明るくなってきたら、すぐ鳥首峠に到着します。ここは少し開けており、道標と小さな祠があります。冬は風の通り道になるので、休憩には適さないかも知れません。 ◆鳥首峠〜大持山〜小持山 すぐに新しい登高が続きます。急傾斜と緩傾斜が交互に出てくる感じですが、急傾斜なのにステップが不明瞭であったり、直登になっている場所もあるので、気が抜けません。また、尾根は太くなったり細くなったりしますが、細いところでは規模は小さいながらも岩場や切れ落ちているところなどもあり、転滑落には注意です。相変わらず落ち葉はたまっているのでスリップするリスクもあります。ただ高度は順調に積み上がります。 ウノタワは稜線部分にある窪地で神秘的な感じで、広々しており静かです。ここで、名郷からの別ルートと合流します。さらに進むと、大持山山頂手前で、妻坂峠からのルートと合流します。合流点は東側が開けていて、都心方向を望む展望ポイントです。大持山山頂も展望はありますが、樹間を通してという感じで、夏だと?ですね。小持山までは、短い岩稜帯が繰り返し出てきます。厳しいところには巻き道がありますが、結構細いです。小持山山頂からは武甲山が大きく望めます。 ◆小持山〜シラジクボ〜武甲山 小持山からは一気に高度差200mほどをシラジクボまで下ります。結構急な上、短いながら岩場などもあり、落ち葉スリップによる転滑落には引き続き注意です。 シラジクボから、一転して急登が続きます。先ほど吐き出した高度差を今度は稼ぎ返します。山頂直下で、浦山口への分岐を分けて少し進むと、傾斜が緩やかになり、山頂部に到達します。 ◆武甲山山頂 山頂部は広く、格好の休憩スポットです。公衆トイレもあります(ただし冬季閉鎖中で、利用再開は来年の5月からになっていました)。私が到着した時点で20〜30人ほどの方が休んでいて、ラーメンなどを作っていました。やはり一の鳥居からのルートで来られる方が多いようです。 立派な御嶽神社がありますので、その鳥居をくぐって順路と書かれた看板に沿って進むと展望台に着きます。展望台からは北方を中心に展望が開け、遠くは北アルプス、浅間山、赤城山、男体山、両神山などが、近くは秩父市内や奥武蔵の低山が望めます。 ◆武甲山〜浦山口 小持山方面へ少し戻り、浦山口への分岐にでます。ここから西へ向きを変え、坂を下ります。途中、鉱山の発破待避所などを通り過ぎつつ進むと、長者屋敷ノ頭を過ぎたあたりで、尾根が広くなってきて歩きやすくなります。さらにしばらく進むと、尾根を外れてジグザグに谷へ急下降していきます。一気に谷筋にでると、比較的平坦な谷沿いのルートとなり、さらに進むと、林道終点にでます。ここからは(簡易)舗装のルートとなり、浦山口まで3劼曚媛爾蟶笋鮨覆澆泙后人家が出てきたら、駅は近くです。山から下りてきて駅が見えますが、改札口は線路の反対側になります。車道に合流したところで、右へ進み、線路をくぐったところで左側に折れると駅改札への登り口があります。 |
その他周辺情報 | 浦山口駅周辺には特に何もありません。 西武秩父駅前のアーケード内には、西武秩父仲見世通りという観光客向け土産物屋や飲食店、売店などがあるので、簡単な買い物はできます。酒と弁当もそこで購入しました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
時計
カメラ
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感想
ウノタワの記録が結構見られ、気になっていたので、鳥首峠ルートで行ってきました。このルートは初めてでしたが、思ったより急登・急坂の連続で疲れました。
天気はよく、風もなく、この時期としては暖かい一日だったと思いますが、着ると暑い、脱ぐと寒いということで、体温コントロールに苦労しました。やっぱり冬ですね。末梢は寒いとつらいので、ほぼ終日手袋を履きっぱなしで、カメラその他モノの出し入れも面倒に。ちょっと冬装備の更新も、なんて思った次第です。
武甲山からの展望はさすがの一言。ちょっと雲があって見えない方向もありましたが、一通り見渡せました。北アルプスはどこが見えているか、気になるので、後でカシミールをつかって同定作業をしてみようと思います。
年末も近くなり、浮き世の雑事も積み上がっていますので、年内にあとどれだけ行けるか分かりませんが、がんばってみたいと思います。
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