ジャンダルム〜奥穂高岳(上高地〜天狗のコル〜ジャン〜奥穂高〜奥穂高岳山荘泊)
- GPS
- 29:20
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,792m
- 下り
- 1,792m
コースタイム
9月12日 5:00奥穂高山荘-6:35涸沢小屋-8:40横尾-10:00明神館10:55-11:30上高地
天候 | 11日 晴れのち霧 12日 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
タクシー(4,000円固定)〜上高地バスターミナル |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:上高地バスターミナルにあります。 1日目 天候 :午前中は晴れており、午後からはガスが出てきました。 コース :岳沢の登山口から天狗のコルへ。天狗沢はひどいガレ場で落石必須です。ヘルメット等あったほうが良いでしょう。 稜線はさすがに切りたっていて、高度感があります。登山道のペンキマークが多いので見逃さなければ大丈夫です。斜面のホールドも豊富で思ったほど難しくありません。 ジャンダルムは、西穂側から見て、左側から取り付いて折り返すように頂上まで登れます。奥穂方面へはほぼ垂直のルートもありますが、来た道を下りて右側から巻いて行けます。 馬の背はさすがに細い。今回は登りだったので下を気にせず行けましたが、下りは相当怖いでしょう。 馬の背を超えれば、見慣れた奥穂高岳のルートに合流します。 小屋 :奥穂高岳山荘(素泊まり6,000円+夕食1,700円)翌朝は自炊しました。 手続きしたときは、最悪布団一枚に二人と言われましたが、それほど来なかったようで一人一枚となりました。(先週は二人で一枚だったそうです) 2日目 天候 :雨となりました。 コース :涸沢に下って上高地まで林道歩きです。 立寄り湯:しもまき。(500円)第一駐車場のそばです。 食事 :しもまきでざるそば。 |
写真
感想
やっとジャンダルムに登ることができました。昨年より何度か奥穂まで来ていたのですが、天候不良により断念していました。
今回、元々は〔初日〜上高地-涸沢-奥穂高岳山荘。二日目〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳-上高地〕という計画だったのですが、二日目の天気が良くなさそうなので急遽コースを変更し〔初日〜上高地-岳沢-天狗のコル-ジャンダルム-奥穂高岳-奥穂高岳山荘。二日目〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳-上高地〕、二日目が雨の場合は涸沢経由で下りるだけ、というプランにしました。
一日目の天狗沢が曲者でちょっと気を抜くと石がガラガラ落ちていきます。かなりの急登なので自分もずり落ちないようにしなければ!
稜線に出るとすばらしい景色で富士山も見えます。恐々と進んでいきますがホールドもしっかりしており、天狗沢よりは余程安心できました。ジャンダルム・馬の背と難所が続きますがどうにかたどり着けました。意外と経験の浅そうな人もいて、なんとかなるもんです。
小屋に着くと翌日の天気予報が晴れになっていて、「え、西穂縦走するのか!もう充分堪能したんですが…」と心の中でつぶやきましたが、翌日は残念ながら(?)雨になりました。コース変更のおかげでとりあえずジャンダルムは登れたので良かったです。
雨の中の下山は単調でだらだらと長く、自分へのご褒美に明神館で岩魚の塩焼きを頂きました(900円。高!)
同行者、kaitoです。同じメンバーで去年の夏に奥穂、西穂の縦走に挑戦したのですが、天候が悪く、新穂高から奥穂高のピストンで終わってしまいました。
今回はそのリベンジです。同じルートから入るのはつまらないので、上高地から涸沢経由で穂高山荘に入り、翌日、ジャン、西穂を経由して上高地に下る計画でした。
しかし、今回も天気があまり良くない、少しでも岩が濡れれば西穂の縦走は危険です。前日まで八ヶ岳への変更を考えていたのですが、出発直前の予報で初日は夕方まで持ちそうです。
そこで、ルートを変更。天狗沢から入り、ジャンを越えて穂高山荘に入り、翌日、あらためて奥、から西穂にいくことにしました。最悪ジャンだけでも登れます。
結果的に初日は最高の天気に恵まれ、素晴らしい登山ができました。同行者諸氏も大満足で、翌日は雨なってしまい奥穂縦走を中止しましたが逆に喜んでいました。
今月末に予備日を設けてあり、だめなら再挑戦の予定でしたが、もう十分という雰囲気で、末は南の方に変更。
奥穂、西穂の縦走はいつ完結しますか?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する