西穂独標【西穂山荘泊で独標をジックリ味わう山行】


- GPS
- 25:02
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,040m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 3:30
天候 | 1日目:晴れ時々ガス、夜は吹雪 2日目:ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
▽新穂高ロープウェイ ・登山指導所の隣が無料開放されています ・28日の8時前到着時で20台ほど。夏場の喧騒が嘘のようですが、それでもこんなにいるんですねー ・29日12時頃下山時は満車!年越し登山でしょうか? ・夏・秋シーズンの深山荘駐車場は入口が分からなかった。標識無くなってる? ・28日のロープウェイ始発は9時でしたが、臨時便が出るほどの混雑。7割がた、中国人ツアー客でした汗 http://shinhotaka-ropeway.jp ・第1ロープウェイ、第2ロープウェイを乗り継ぎます。第1ロープウェイと第2ロープウェイの間は徒歩で1分ほど ・往復2900円+荷物6kg以上は往復600円 ・コンビニ端末でJTB事前チケット買えます(2900円→2300円とかなりお得) http://opt.jtb.co.jp/kokunai_opt/p/pJTB010533221/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽ロープウェイ山頂駅⇆西穂山荘 ・よく踏み固められていますので、アイゼンは最初から履けばよかったと後悔。ズルズル滑って体力消耗 ・降雪直後のラッセルに備え、ワカンorスノーシューは必携だと思います ▽西穂山荘⇆西穂独標 ・丸山までは雪山ハイク。風は強いので注意 ・丸山から先は意外と登ります ・独標は思っていたより簡単だったが、薄い雪が乗った岩も多いので、アイゼンワークはある程度必要です ☆登山ポスト 登山指導センターにて入山届・下山届の提出が義務付けられています |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ▽中崎山荘 奥飛騨の湯 他にも色々ありますが、新穂高温泉ではここしか入ったことありません http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30601 ☆飲食店情報 ▽中崎山荘 奥飛騨の湯 ここの朴葉味噌定食も絶品。一つは朴葉ステーキ定食にしました(高級)。 http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30601 |
写真
感想
雪山ステップアップとして重要な位置付けにあると言われている西穂独標へ。
日帰りでも十分可能ですが、今回は21年振りの小屋泊(コレもある意味挑戦)で、ユッタリと北アルプスを満喫します。
前日のヤマテンの予報では朝から猛烈な風で、昼頃から吹雪との予報。
一度はキャンセルすべく小屋に電話したが、話しているうちに大丈夫なような気になり決行。
結果としては「心から来て良かった」
4年ぶりの新穂高ロープウェイは、平日にもかかわらず大混雑。
7割くらいは中国人団体ツアー客で、登山者は2割くらい?
夏は駐車場確保が、恐らく日本で一番難しい場所だと思いますが、冬でも大人気なんですね。
ロープウェイ山頂駅からの展望は見事の一言に尽きます。
ここでもう満足な感じでした。
これから向かう西穂山荘も、西穂高岳も、遠くには槍ヶ岳の穂先も、青空に映えて美しかった。
山頂駅から山荘までの樹林帯も最高。
4日前に歩いた北八ヶ岳(坪庭から雨池)を、もっとスケールを大きくした感じで、圧巻の樹氷群でした。観光客もいないし。
西穂山荘に到着し、まだ晴れているので今日のうちに独標へ向かいます。
まだ11時ですしね(宿泊受付は13時より)。
丸山までは、風が強い以外は何の問題もなく到着。
そこから先も急登にはなりますが、特に問題はありません。
独標の基部に差し掛かり緊張が高まります。
その独標ですが、非常に身構えていた分、ハッキリ言って拍子抜けでした。
もっと雪が着けば難しくなるのかもしれませんが、特に何の問題もなく難なくクリア。
伊豆ヶ岳の男坂の方がよっぽど難しいレベルです笑。
山頂からの焼岳や笠ヶ岳の展望はあいにく臨めませんでしたが、時より見せるピラミッドピークや西穂高岳の圧倒的な姿に、寒さも忘れ見入ってしまいました。
さて、独標よりも緊張していたのが、21年振りの小屋泊です。
夏は論外としても、年末で多少は混雑しているような雰囲気。
恐る恐る受付を済ませ部屋に案内されますが、12畳ほどの部屋に8人のみ。ちょっと安心。
食事は5時半かららしく、それまで何もすることないので、ビールを飲んだり、漫画を読んだり、外を眺めたりと、快適な時間を過ごす。
夕飯時も同席となった方と山談義で盛り上がる。
睡眠に際しては、テント泊の寒い夜に比べ、敷き毛布&掛け毛布&掛け布団で暑いくらいの夜。
9時半に眠り、5時まで目を覚ますことなく熟睡。
なんだ、小屋泊もいいもんですね(この時期は)。
翌朝、晴れるかどうか難しい状況でしたが、もう一度独標へ向かいます。
あいにく展望はなく、本日も焼岳・笠ヶ岳は臨めませんでしたが、2日間に渡り、大満足の小屋泊山行となりました。
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