美ヶ原で冬山向け格安装備をテストしてみた
- GPS
- 05:03
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 175m
- 下り
- 170m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アクセスは、ビーナスラインが冬季閉鎖中のため、美ヶ原の南東、長和町役場和田庁舎のところから、県道178号線を上がっていきます。路面には雪があるため、冬タイヤ必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 台上の積雪状況は、およそ10〜40cmといったところでしょうか。 【通常コース(山本小屋〜美しの塔〜王ヶ頭〜王ヶ鼻)】 道路は雪上車や人によって踏み固められており、靴で普通に歩けます。 【牧場地帯(道路の柵の外)】 そこそこ積雪があり、雪が非常に柔らかいため、ツボ足では大変です。ただワカンだとツメが雪の下の岩に当たってガリッという程度なので、ちょっと微妙。 【アルプス展望コース】 しっかりとしたトレースがあるため、問題なく歩けます。何箇所か雪が深いところがあり、軽いラッセルを楽しめたりします。 |
写真
感想
今冬から少しずつそれなりの高さの冬山にも登ろうかと思っているのですが、南国育ちの人間にとって冬山というのは未知の世界なので、まずは格安装備でどんな感じなのか、手軽な美ヶ原で試してみました。
【トレッキングポール】
よく見かけるDABADAのトレッキングポール(3,000円くらい)に、モンベルのスノーバスケットを組み合わせてみました。少し大きさが合わず、遊びができてスノーバスケットが動きますが、実用上は問題なし。
【手袋】
ワークマンの防水防寒手袋を使ってみましたが、これが評価に困ります。
まず、保温性がそれほどではないため、行動していない時にはかなり冷えます。そして行動中はちょうど良い温度になりはするのですが、透湿性がないため、中に汗が溜まっていくという。
防水性は非常に高くて良い感じで、平地であれば保温性もさほど問題にならないと思われるので、あくまでも作業用の手袋ですね。
手袋は非常に重要なので、違うものが良いかと思われます。あ、あとゴム臭いのもマイナスな点。
【モンベルのバラクラバとゴーグル】
特に問題ありません。信頼のモンベルですし。
ただこの2つを組み合わせるときは、装着の仕方を考えないと、呼気がゴーグルに入り込んで、あっという間に曇ってしまいます。どうするのが正解なのでしょうか……。
あと、今日は風が弱かったので、バラクラバはオーバースペックでした。
【上半身(ユニクロのフリース)】
ジオラインは当然良いものですし、コロンビアのソフトシェル(薄手)も自分が年中着ていて何の問題もないもの。
そしてこれらと組み合わせると、ユニクロのフリースで充分保温されます。問題なし。まあ、日が照っていたという好条件がかなり大きい気もするので、もうちょっと検証は必要でしょうか。
【ユニクロの暖パン】
全然問題ありませんでした。暖かかったです。
風が吹くとスッとすることはありましたが、実際にちゃんとした雪山にいくときはレインウェアの下を穿いて防風性があるはずなので、問題ないでしょう。
【足元】
異常なコスパを誇るコロンビアのマドルガピークとワークマンの温熱靴下を組み合わせましたが、さすがにこれだと動き始めは足先が冷たかったです。ただ、動いているとすぐに暖かくなりますし、休憩中も暖かいままだったので、靴下の効果は結構ある感じでした。
とまぁこんな感じで、格安装備でも冬山に結構行けるのではないかという気がしました。手袋だけはいかんともしがたいところですが。
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