蔵王刈田岳(すみかわスノーパークより)
- GPS
- 03:28
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 661m
- 下り
- 661m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 3:28
(1550m付近は雪切れのため5分ほどスキー板を持って歩行)
11:45-12:24 刈田岳 -> スキー滑降
13:02 すみかわスノーパークゲレンデ合流 -> スキー滑降(ゲレンデ内)
13:12 すみかわスノーパーク最下部
天候 | 晴れ時々曇り(上部ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刈田岳避難小屋からエコーラインまでの東南斜面は十分快適に滑れます。 そこ以外はヤブがまだ十分に埋まっていませんが、雪上車ツアールート上(蔵王エコーライン〜蔵王観光道路)であれば板を擦ることもなく滑って下山することができます。 |
その他周辺情報 | 遠刈田温泉 神の湯 \310 |
写真
感想
帰省のついでに、実家近くの蔵王刈田岳を滑ってきました。
雪不足のため年内にスキー山行に行くつもりはなかったのですが、天気が良さそうだったので、スキーはともかく登山として楽しめればまぁいいかという心づもりです。
ただ、行ってみると山頂付近は深いガス。晴れていれば御釜や熊野岳まで足を延ばそうと思っていたのですが、結局は刈田岳を往復しただけに終わりました。山形側の景色も見れず、登山としてはちょっと物足りなかったです。
スキーのほうも、楽しく滑れたのは蔵王エコーラインに合流するまでの標高差150mほど。あとは圧雪された雪上車ツアールート(蔵王エコーライン〜蔵王観光道路) を滑るだけで、オフピステを滑れる場所はまだ少ないです(これはまぁわかっていたことですが)。
それでも、雪不足の割りにはそれなりに滑れた訳ですし、なんだかんだで満足できる山行になりました。
9:44 1105m すみかわスノーパーク最下部。
いつもはリフト3本使ってゲレンデトップまで行くのだが、計1500円とそれなりの値段の割りに、距離・標高差ともさほど稼げるわけではない。そもそもゲレンデトップから刈田岳までは行程が短く、物足りなく感じるくらいなので、今日はここから登ることにする。
基本的に雪上車のツアールート通りに登ればよいが、傾斜のきつい第3リフトの辺りで雪上車ルートは大きく迂回するため、そこだけゲレンデの脇を歩く。
10:31 1382m すみかわスノーパーク最上部。
ここで再び雪上車ルート(蔵王観光道路)と合流し、圧雪された道路上を歩く。
雪が多ければ直接刈田岳方向にショートカットすることも可能だが、この時期はまだヤブがうるさいし、多少迂回しても圧雪された道路を歩く方が楽だったりする。
10:54 1457m 大黒天登山口。
ここから刈田岳へ登山道が延びているが、この尾根ルートは風が強く、以前登ったときは岩だらけの地面が露出している箇所もあった。なのでもう少し南側から登ろうかと考えていたが、なんだかんだ面倒になって結局はこの登山道を登ることにする。
しばらくは問題なかったが、案の定1550mくらいからは地表が露出し、やがてシール登行できないくらい石ころだらけになる。やむなくスキーを脱いで歩いたが、それほど長い距離ではない。歩きやすいし、雪の多い斜面をシール登行するより効率的で良かったかもしれない。
1700mくらいから深いガスの中へ。ちょっと前までは刈田岳山頂もかろうじて見えていたが、この頃になるとガスもだいぶ下がってきて視界もだいぶ悪くなる。
11:45 1757m 刈田岳。
風が強く、山頂の刈田嶺神社の陰で休憩。この神社は例年であれば樹氷のように厚い雪の塊と化しているのだが、今年はまだまだ未発達。
ガスは切れそうになく、御釜もまったく見えない。予定では御釜まで滑ったあと熊野岳まで登るつもりだったが、ほとんど何も見えないこの状況では何も面白くない。このまま下山することにしよう。
12:24 滑降開始。
避難小屋までカリカリの稜線上をゆっくり滑り、そこから東南斜面へ。こちら側は雪が吹き溜まっていて、樹木も少ないので非常に滑りやすい。視界が悪く、思いっきり滑れないのがとても残念だ。以前、やはり視界が悪い中で調子に乗ってスピードを出し、そのまま雪上車用に除雪された道路(蔵王ハイライン)に落ちて怪我したことがある。なので今日はGPSを頼りに慎重に方向を定め、分岐道の東側を通過する。
12:41 1575m 蔵王エコーライン合流。
快適な斜面はここまで。雪が多ければこのまま井戸沢右岸を滑れるようだが、ここから下はまだヤブだらけ。このまま雪上車のルート(エコーライン〜蔵王観光道路)を滑るしかない。
圧雪されていてスキー場の迂回コースを滑っているかのようだが、ヤブを気にすることなく滑って戻れるという点ではありがたい。
20分ほどでスキー場コースに合流。あとはゲレンデ内を滑って終了だ。
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