② 三国山(北嶺) ~行きは天国😇 帰りに大失敗😱~


- GPS
- 11:20
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 11:20
天候 | 晴れたり 曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
岡山旅:2日間とも軽トラ・どノーマルで廻れたよ👍 |
コース状況/ 危険箇所等 |
レコ見てね(笑) |
写真
感想
<三国山【北嶺】からの帰路、南嶺【北西斜面】での大失敗談😱>
2025.3.9(日) 三国山:北嶺への雪道「初」登頂を果たし、(P1213の南側手前)P1208経由にて「岩井の滝」氷瀑見を目論んどったが・・・。
北嶺~南嶺の登り返しには難所がある。 南嶺1213Mから50mほど下ったトコの2m(↑)級「雪庇」が連続する区間じゃ( ゜Д゜) 往路は東側下方にトラバースして抜けた。雪質は、スノーシューでもグッと踏み込めばグリッド効く感じじゃった👍
復路は等高線の具合から北西の緩斜面をトラバースし、南嶺テッペンを踏まず 楽チンにP1208へ繋げようとしたが、地図の見方を誤った(-_-メ)
地理院地図:等高線の1目盛は高低差10m。太線間は50m。
取付いたのは、南嶺:北東尾根の1145M地点じゃったが、結論から言うと30mほど高度も不足してたし、何より「雪質」‼
西側は日も当たりにくく、締まってアイスバーン状の割合が高いように感じた🤔 取付いて間もなく、スノーシューが滑り10mくらいズリ落ちる😱
一応、落ちた時に備え 止まりそうな木や緩傾斜のトコを見定めておき、滑ったら斜面に腹ばいになりベタっと貼り付くような姿勢をイメージしとった。。
結果的には、ソコから1145M地点へ登り返して戻った方が良かったろうが、北西斜面をトラバースする選択をしてしまった(大反省)
アイスバーン箇所はストックの先でガツガツ足場を作り慎重に。。10m進むのに10分を要した場面もあった😰 やっとの思いで辿り着いた支尾根に取付くが、手掛かりになりそうな木に30cm程、どうしても届かない💦 アイゼン・ピッケルなど持ち合わせてる訳もなく・・・3回チャレンジしたが、GPSログが毛玉みたいになったのみ。<以下、A地点>
ココで立ち止まり、本気で打開策を考える🤔
plan①:支尾根にも雪庇が張り出してるため、取付けても危険性が高い。 目標にしているP1213から続くP1208へ A地点からだと等高線が詰まり上げ、急傾斜に阻まれとった😓 谷底へ下りて小鹿川沿いに5km程先の「小鹿渓」を目指し、タクシーか何かで帰還する(恥 笑) ただし、谷底は雪崩リスクや雪溜まりが予想され、深いクラックもありそうじゃし・・・。
plan②:時間かかっても 急斜面を九十九に登り、南嶺テッペンをかすめつつ トラバースする💦 ある程度登ったトコがアイスバーン=氷壁じゃったら、滑落事故リスク高く、身動き出来んようになる・・・。
plan③:比較的緩いトコまで高度を下げ、支尾根をまたぎながら取付けそうなポイントを探す🔎
熟考し、plan③を選択('ω')
祈るような気持ちで実行するが、1時間くらいかの❓ 徐々に標高を下げ、最低地点は約1010M=取付き点から135mほど落としとった😰(※最終的に約1200mまで190mの高低差)
おまけに初めて買った愛用ストックを不注意で谷底に落としてしまう 1本は北岳の雪渓で落としたけぇ、1本スタイルに変わり 何度も登頂を支えてくれた🙏
ストックは細木に引っ掛かり見えとったが、下りて回収する余裕は無かった(-_-メ)
「今までありがとう。今日も登頂させてくれたの。。」
2尾根またぎ、3つ目の支尾根は前のより緩く感じる🔎 雪庇はあったが、尾根沿いに木々も並んでおり 手掛かりありそう。。「アソコを登ろう💪」
緩く見えたが取付いてみるとナカナカの急傾斜😆 必死に木をつかみ体を引き上げるコトの繰り返し💦
#41の雪庇を乗り越えたら、溶けてパラパラ落ちてくる霧氷のカケラに心地良さすら感じた(ライスシャワー🎉かっ 笑)
後で振り返ると、南嶺:北西斜面トラバース開始 11:48~14:45 南嶺:縦走路復帰 ・・・ 1.5km程に約3時間を要す(-_-メ) 30分で抜けようとしたおバカ。
その後 8km程の行程は、14:50~17:32 恩原高原スキー場P・・・2時間42分じゃったコトを考えれば如何に「大失敗」だったか・・・。
一歩間違えれば、滑落遭難じゃった(大反省)
何の説得力も無いが、反面教師?「雪山を絶対に甘く見ちゃイケん‼」・・・と、自らを戒めた。
コメント
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2月に行ったとき一瞬,岩井滝への衝動に駆られましたが,次回以降の宿題にしました。巨大雪庇や下りてからの雪の渡渉はリスキー😭それでも霧氷だらけの三国山が,らしい感じですばらしい。先週上がった湯岳からは雲をまとった三国山が見えたので,あっちはあるかなと思ったらやっぱり霧氷❄️よかったですね。
花は楽しみだが雪が終わるのはちょっと寂しい季節です。おじゃましました。
折角、低山マスターさん共々 南嶺~北嶺:攻略「良き手本」を教えて頂いてたのに、「悪い手本」😎をやってしまいました(反省)
※その他、湯岳レコに送らせて頂きました。
無雪期に登った時に北嶺への急斜面を見てネマガリタケが潰れてもあの斜面を下って登っては簡単じゃないはずと思ってましたがやはりそうなんですね。
その向こうには細いリッジは今年みたいに雪が多いと危険とか・・・
雪が薄すぎて足つぼになるのもまずいですが雪が多すぎるのも危険なんですね。
ぼくだったら北嶺を踏んだだけで満足して帰りそうです。
いろいろ反省点を書いておられますがそれも含めていやぁすごい、ご立派!
よく無事に帰ってくれました。
元気に帰ってヤマレコにアップするまでが登山ですからね。
何とか登り返せたから良かったものの、下から見上げると「こりゃあ、ヤバいの😰」と率直に感じ、正直 ヘッデン下山を覚悟しました。
しくじり反面教師ながら、精一杯登ってみて無理なら 慎重に谷底に下りて「小鹿渓」を目指すつもりでした。 地理院地図を見て頂ければ他の選択肢が難しい状況が伝わると思います。
必死の登り返しの際に、こんな場面がありました。
何とか木々を掴みながら体を引き上げ10m程よじ登った時、急斜面で手掛かりになる木が1m届かないポイントがありました。 アイゼン+ピッケルがあれば・・・
登れない=出来ない理由を考える思考は捨て、どうやったら出来るか? 考える事に集中し、直径10cm程ながら左足(スノーシュー)の置き場にしてた細木の強度を確認🔎 右斜め上の右足を置きやすい箇所を手で掘りバンバンと固めて「一歩」を踏み出しました。 ギュッギュッと更に足場を固め、腹ばい状態で今度は左上を同じように。 なりふり構わず、その時出来る最善を考え続け。。1m登るのに2歩:3分を費やしたように思います。
この日は全行程で3万歩超でしたが、大事な「一歩」でした。 逆境に陥った時こそ、「一歩」に最善を尽くしたいと思いました。
北嶺じゃなくて南嶺でした、間違いです。
南嶺から一気に下る斜面を見てビビッて引き返したと思います。
下りても登り返す自信はないし巻いて戻るなんて絶対に無理。。。
ほんと御無事でよかった。
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