大峯奥駈道【南奥駈道:逆峯】(一部迂回):前鬼口バス停〜熊野本宮大社(3泊/4日)


- GPS
- 31:07
- 距離
- 74.0km
- 登り
- 6,142m
- 下り
- 6,400m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:28
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:41
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:39
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:48
天候 | 1日目:晴れ 2日目:曇り時々晴れ 3日目:晴れ 4日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:熊野本宮大社前バス停(下山後の翌日) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・目印少ない ・倒木多数 ・危険箇所多数 (枝葉まみれ、急傾斜多い、急斜面多い、 崖際多い、崖崩れ多い、崩落箇所、携帯圏外など) ・クマ注意 ・水場は必ず湧いてるとは限らない ・山小屋は無人 |
写真
感想
今回は『玉置神社』へ行ってみたいと思い、
今まで山中で泊まったりした事が無かったので
大峯奥駈道の『南奥駈道』に挑戦しました。
・1日目
前鬼口から『深仙の宿』へ向け歩きました。
小仲坊を越えてしばらく歩くと、
次第に雪が積もっており
膝あたりまで積もっている場所がありました。
また、
ルートが隠れており尚且つ滑りやすく
引き返そうかと思うくらいでしたが、
なんとか『深仙の宿』につけました。
(チェーンスパイクを使用)
釈迦ヶ岳に登りたかったですが、
水の確保と火の準備を優先しました。
(いつか釈迦ヶ岳を登りたいと思いました)
『深仙の宿』にては、
雨風が防げる程度の山小屋で
トイレはありません。
(場所などは小屋内に張り紙がある)
・2日目
『深仙の宿』からしばらくは、
ルート上に雪があったり無かったりな状態でした。
修行道なので当然ですが、
思っていたよりも険しく
僅かな道筋とヤマレコを頼りに歩きました。
時折ある人の痕跡に励まされ
ただひたすらに歩きました。
その後『持経ノ宿』へたどり着き、
とても綺麗な山小屋で驚きました。
また前日に
管理している方が来られていたようで
水が置いてありとても有り難かったです。
『持経宿』で昼食をとり
少ないですが志納金を納めて続きを歩き、
『行仙宿』につけました。
こちらもとても綺麗な山小屋で
とても過ごしやすかったです。
・3日目
『行仙宿』からは
雪はほぼ無く険しい道を歩き、
地蔵岳への分岐にて持参した資料に
危険と記入があったので
迂回ルートへ進みました。
迂回ルートにては、
崖崩れや崩落、倒木などが多く
道幅も靴の横幅程で崩れやすい所や
時折ある目印も流されてかなり迷いやすく
先に進んで大丈夫か?と思うような道で、
なんとか集落まで出られたので安心しました…。
その後は、
奥駈道に合流し
今回来たかった『玉置神社』に着きました。
玉置神社にては、
水場は少し枯れ気味でした。
(水場利用の際は神社の方にお声かけをしました)
神主さんの方々としばらく色々とお話し、
泊まるなら駐車場が良いと教えていただき
ツェルトで泊まりました。
・4日目
『玉置神社』からも険しい道で
持参した資料に水場があるとありましたが
枝葉に覆われており使いませんでした。
(念の為、玉置神社で補給済み)
その後は、
熊野川へたどり着き川を歩いて渡りました。
深さは膝下までで
手前側は冷たく、奥側は温かめでした。
熊野川渡河後は川辺で足が乾くまで休み、
熊野本宮大社へお参りをし
久しぶりの料理を食べ
宿泊場所のチェックin時間までのんびりしました。
宿泊場所の『ゲストハウス結』さんでは
オーナーの方と談笑し
とても優しい方でまた泊まりたいと思いました。
ちなみに、
同じオーナーさんの宿で
『フリースペース 山小屋 禅』をされており
フリーチェックアウトで
急な宿泊も対応しているとの事です。
・まとめ
南奥駈道は修行道の為、
今まで歩いた山々に比べても
かなり険しく大変なので
気軽に歩くのはオススメしませんが
とても良い経験になったと感じました。
また機会があれば
北奥駈道側や単発で歩きたいと思いました。
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