台風一過、初北アルプスの常念岳


- GPS
- 08:25
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
登山口には小屋があり、トイレも併設されています。常念小屋まで5.7劼瞭刺犬あります。(以後、細かく道標があります。)すぐに樹林帯に入り、小さな沢に沿って歩きますが、一旦離れて30分ほどで河原に出ます。急斜面を登り常念小屋まで2.9劼瞭刺犬立っているところが鳥帽子沢で、この沢を丸太の橋で渡り、さらにいくつかの小さな沢をわたって進むと前方に稜線が見えて来ます。このあたりから、厳しい登りが続き、沢の左側詰めるように進み、再び河原に出て丸太の橋を渡ると最後の水場に到着します。
8:50最終水場
ここからも急坂が続きますが、所々にベンチが設置されています。次第に道がなだらかになって来ると常念越に到着です。
9:25常念小屋9:35
常念小屋からは、すぐに登りになり次第に岩の上を歩くようになり、斜度も増してきます。一旦平坦になりますが、ここからジグザグに小石のザレ場をひたすら登ると山頂に到着です。
10:45常念岳頂上11:20
山頂は広くなく、大きないくつもの岩が堆積しています。
12:10常念小屋12:35
登りの道をピストンで下ります。滑りやすい部分もあるので注意して下ります。(しかし、3回ほど転倒しました。)
登山口付近の熊笹林から、お猿さんが突然現れて、ビックリしました。
15:15一ノ沢登山口
天候 | 曇りのち晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口でおじさんのチェックを受けて登山カードを提出したあとに、緩やかな道を歩き始めて、途中で何か所かベンチもあり、徐々に急な登りがあらわれます。何度か沢を渡り胸突き八丁からは河原を離れて本格的な急登になります。再び河原に戻り、最終水場を過ぎると樹林帯に突入して急坂に入り、常念乗越へと至ります。ここから常念岳へは、ザレ場、大石の斜面をジグザグの長い登りが頂上まで続きますが、周囲の景色が勇気づけてくれます。一の沢登山道は仙丈ケ岳の薮沢の登りに似ているような気がしました。 |
写真
感想
金曜日に山登りに行く予定でしたが、台風のために一日延期しました。2時に起床して3時過ぎに出発。台風の進路を気にしながら、少しでも台風から離れた方が得策であると考えて、北岳と常念岳を迷っていたのですが結局、常念を選択しました。途中、中央高速道路を走らせながらも闇夜の星を確認し、諏訪湖を過ぎたあたりで白々と夜が明けて来ると生憎の曇天もようで、豊科インターチェンジを降りた時は、諦めの境地でした。豊科のコンビニで食糧を調達して、一ノ沢登山口に向かう途中も天気が気になって仕方がありませんでした。登山口からの歩き始めも、当然のことながら、空は曇っており失敗したと思いながら歩きましたが、途中から、どんどん雲が流れて行き、青空となり気持ちもウキウキでした。青い空が広がるだけで体じゅうに力が湧いてきますね。今回、北アルプスは初めてでしたが、この一ノ沢コースは鎖場や、はしごといった危険個所がほとんどないので、私のような北アルプス初心者にもおすすめであると思います。沢の音を聞きながら徐々にペースを上げながら急登をクリアすると、尾根に出て最高のご褒美が待っています。正面に穂高や槍ヶ岳といった山々が広がり、その美しさには誰もが感動します。これを機会に北アルプスにも、どんどん遠征したいと思います。北アルプスの槍ヶ岳、穂高、燕岳、白馬と魅力は尽きません。大満足の中、常念岳からの下山時には明日が日曜で、天気も上向きということで多数の方とすれ違いました。林道に出ると、かなりの、数のお猿さんが、我がもの顔で悠然と歩いていました。一ノ沢林道から一般道に出て、安曇野を経て豊科インターチェンジから中央高速道路にのり、梓川サービスエリアで、てんぷらそばを食べて帰路を急ぎました。
帰宅途上、高速道路から八ヶ岳、北岳、仙丈、甲斐駒、鳳凰山、富士山と見事なまでのシルエットを鑑賞することができました。台風一過さまさまですね。今日、山に登った方々は皆さん最高な思いをしたのでは・・・・。明日も山日和の一日になりそうです。
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