越後駒が岳 山スキー
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- GPS
- --:--
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:00
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
越後駒ケ岳。会津駒、木曽駒、甲斐駒に続き4つ目の駒ケ岳。百名山にスキーで登頂だ。ガスと晴天。逡巡しながら登った越後駒は雄大であった。
前日はシルバーラインを石抱橋へ。車中泊。天気予報では明日は回復とのことだが、雪も混じって、酒に酔いながらも少々不安な夜を明かす。
5:30小雨の中、回復を念じて出発。左岸を行く。今日は一番乗り。柳沢分岐で右に折れ、いよいよ登りに差し掛かる。雨はまだ続く。最初の急登にあえぎ、登り終えてほっとしたのも束の間。行く手の道行山にはガスがかかる。ここで逡巡しながらもさらに進み、細い道行山の尾根を登る。雪が割れていて心許無い。
道行山山頂。ガスで何も見えない。ホワイトアウト寸前だ。ここでまた逡巡。あと1時間も歩けば回復するだろうと期待をこめて進む。小倉山へはガスの中、何も見えず、赤布をところどころに設置する。途中、束の間のぞく青空に勇気をふるいたたせ進む。
百草の池付近ではまたまたホワイトアウト寸前。気持ちが萎える。数パーティに抜かされるが彼らに躊躇はない。迷いながらまた進む。百草の池からの急登を、最後はシートラーゲンで登るとまた瞬時の晴れ間。やせた尾根の向こうに越後駒への稜線が望まれる。山頂はまだまだ遠く遥かだ。
やせた尾根を慎重に進み、11:20駒の小屋直下。状況はホワイトアウト寸前で最悪に。先行パーティのシートラーゲンを見て気持ちはまた萎える。本日最大の逡巡。・・・と、またここで僅かな晴れ間が。今度は駒山頂まで見渡せ、そこには気持ちよさそうな斜面があった。ということでまた進む。駒の小屋11:50着。あとわずかで山頂だ。
最後はガスの中だった。先行パーティも晴れ間を待って山頂にとどまっていた。風は強い。12:30。
晴れ間を待つがなかなか来ない。時間切れで滑降へ。本来は素晴らしい斜面だろうがガス中をワンターン慎重に滑る。駒の小屋まで下ると、うそのようにガスは去り、素晴らしい晴天へ。やせ尾根を進み、百草の池の上部まで来ると気持ちよい斜面の向こうに中越の山々が見渡せた。少々固い斜面を下りきり、本日初めてほっと一息。振り返るとさっきまではうそのような青い空と堂々たる越後駒。ビールで乾杯だ。
あとは、往路を戻るのみ。打って変わった春の日差しにのんびりと進む。道行山。振り返ると駒がとてつもなく遠く、大きい。雄大な山容だ。ガスでなければここでやめていたかも...。
15:30石抱橋。よく、途中で敗退せずに行って来られた。そのことに感謝し、シルバーラインを後にした。
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