ラッセルのハードさに諦めかけた誰もいない御正体山 withコロ

2016年02月01日(月) [日帰り]

• GPS: 08:59
• 距離: 11.1km
• 登り: 892m
• 下り: 886m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:22
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:11

7:55 山伏峠
9:50 9:51 石割山分岐
10:10 10:12 奥ノ岳
11:02 11:02 中ノ岳
11:47 11:49 前ノ岳
12:54 13:15 御正体山
13:45 13:46 前ノ岳
14:23 14:23 中ノ岳
15:24 15:24 奥ノ岳
16:17 16:41 山伏峠
16:45 ゴール地点

7:53 山伏峠バス停
8:30 山伏峠
9:50 石割山分岐
10:09 奥ノ岳
11:02 中ノ岳
11:49 前ノ岳
13:16 御正体山

天候

曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道志道を走って三伏峠バス停前のスペースに車を駐めました。正式な駐車場なのか不明(^_^;)

コース状況／危険箇所等

・雪は全体的に深くない所で20くらいで、深めだと30センチから40センチくらい踏抜きました。

・登山道のいたる所がクラスト状態で上に乗ると崩れるので足を上げる時に脛が凍った部分に当り痛かったです(^_^;)

・危険箇所はありませんが数カ所ヤセ尾根で狭いところがあるので滑落に注意。
クラスト部分で滑ることもあるのでツボ足よりもアイゼンのほうがベター。スノーシューやワカンあるといいです。

・登山口から最初のほうが雪の斜面のトラバースの連続になるので滑落に注意。
石割山分岐までの登りは所々段差が高くて膝で雪を固めて足場を作りながら進みました。
積雪の状況によってコースタイムは変わると思いますが、普段はコースタイムより少し早いペースで歩く自分でも今回は頂上5時間、下山まで3時間かかったので、近日中に登る方は朝早くから登った方がいいと思います。
休憩時間が1時間半ぐらいになってますが、いわゆる座っての休憩は全くしていなくて、実際の休憩はおにぎり1個食べた時間とアイゼン履く時間を合わせた10分くらいです。ほとんどが少し登るたびに乱れる呼吸を整えたりする時間です(^_^;)

その他周辺情報

道志の湯はまさかの休館日だったので紅椿の湯を利用。

写真

2/1 7:54

三伏トンネル富士吉田市側入口に駐車しました。雪でスペースありません(^_^;)

2/1 7:54

三伏峠バス停。

2/1 7:54

トンネルを歩いて道志側にある登山口に向かいます。

2/1 8:00

トンネル出て右手に登山口があります。

2/1 8:10

最初嫌なトラバースが続きます。ツボ足で慎重に行きました。

2/1 8:16

分岐点通過。御正体山方面に向かいます。

2/1 8:18

トレースうすいです。今日はまだ誰もいないみたい(^_^;)

2/1 8:18

コロも一緒です。

2/1 8:26

ルートわかりづらいですがトレースありました。

2/1 8:35

鹿の糞がたくさん。

2/1 8:38

木々も寒さで凍りついてます。

2/1 8:50

地獄のラッセルの始まり(T_T)

2/1 9:03

積雪20,30センチくらい。深いところだと40センチくらいありそう(^_^;)

2/1 9:03

表面が凍っていて足を乗せるとバリバリと踏み抜く嫌な状態。

2/1 9:41

周りは凍っていてもラッセルで体が温かい。

2/1 9:41

ヤセ尾根は慎重に通過。

2/1 9:50

やっと石割山方面との分岐点(^_^;)

2/1 10:11

奥ノ岳到着。

2/1 10:12

ガスで景色もないし、銀世界に見とれる余裕もない(^_^;)

2/1 10:20

やっと鉄塔到着☆ここから富士山の大展望のはずが(T_T)

2/1 11:04

うわ、もう11時!　3時間で頂上着く予定がまだ中ノ岳(^_^;)

2/1 11:34

もう引き返そうという誘惑に負けないように踏抜きながら進みます。

2/1 11:49

前ノ岳通過。登ったり下ったりで疲れます(^_^;)

2/1 12:12

前ノ岳から少し下り、御正体山への劇登り(^_^;)もう4時間歩いてヘトヘトです!

2/1 12:52

頂上の神社かと思ったら違いました。

2/1 12:57

着いたー！

2/1 12:57

頂上の神社。

2/1 12:58

皇太子さまこんなきつい山よく登りますね(^_^;)

2/1 13:02

もちろん誰もいない山頂。

2/1 13:04

コロとセルフタイマーで撮影。直後にカメラが寒さでダウン(^_^;)

2/1 13:15

雪に埋もれていた三角点を掘り出してタッチ☆

2/1 13:15

画像が白くなっちゃいましたがコロのアップ。

2/1 13:15

コロは雪の上を沈むことなく歩いて余裕のようで羨ましい!(^_^;)

2/1 13:16

もう1時を過ぎているので最高地点は諦めてささっと下山開始。下山も登り返しとラッセルで3時間以上かかりました(^_^;)

2/1 13:51

2/1 16:46

9時間ぶりに戻れました!無事に帰れて良かったー！疲れすぎて車の中でしばし放心状態でした(^_^;)

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 靴 ザック 12本アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

備考

ゲイター忘れたのは痛い。靴下の予備も持って行くべきでした。

感想

pepepe

前日の毛無山では全く富士山も周りの景色も見れず残念だったので、御正体山では天気予報は曇りでも一瞬でいいから富士山見たい！と期待したものの呆気なく希望は崩れました(^_^;)
しかもコース状況に書いた通り、ラッセル三昧で、実はラッセルするの初めてな自分はちょっと歩いては休憩の繰り返しで、到着予定時間にまだまだ御正体山が見えないという敗退の予感(^_^;)
昨日毛無山に雪が少なかったのとヤマレコ見て6,7時間で下山できると思ったのが甘かったです(^_^;)
足を上げる際にアイゼンをレインウェアに引っ掛けてレインウェア敗れるし、雪山には必須のゲーターを忘れて靴の中に雪が入りびしょ濡れだし、久しぶりの12本アイゼン利用でもアイゼンワークができていないことと準備の不備を反省。
御正体山最高地点は行けなかったけど、辛かった分、頂上着いた時は「コロ着いたぞー！！」とコロに向かって叫んでしまいました（笑）
御正体山はしばらくお休みしたい気分です(^_^;)