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Yamareco

記録ID: 80712
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ハイキング
奥多摩・高尾

蕎麦粒山・棒ノ折山

2010年10月02日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.3km
登り
1,555m
下り
1,676m

コースタイム

8:35奥多摩駅→8:50川乗橋BS9:00→9:50 917mピーク→10:40笙ノ岩山→11:00塩地の頭11:10→12:00蕎麦粒山12:30→13:05日向沢ノ峰(棒ノ折山分岐)→14:00 950mピーク(クロモ山)→14:30長尾丸山→15:10棒ノ折山15:25→16:50さわらびの湯BS
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅→川乗橋BS
さわらびの湯BS→飯能駅
コース状況/
危険箇所等
鳥屋戸尾根(蕎麦粒山まで)が赤破線になっている以外はガイド地図に載っているコースです。
鳥屋戸尾根も概ね踏み跡がしっかりしていますが、尾根が広がったところなどで踏み跡が薄くなります。(落ち葉が降り積もる季節は要注意)
道標も無いので、地形図と見比べながら踏み跡を見失わない様注意して進む必要があります。
日向沢ノ峰から棒ノ折山のコースは、踏み跡はしっかりしていて迷う所は少ないですが、途中急降下の道や両側が切り落ちたやせ尾根上の道が多く、ここで転倒すると大事故の可能性がありますので、足元に注意して慎重に進む必要があります。
また、鳥屋戸尾根及び日向沢ノ峰〜棒ノ折山は、人通りがほとんどありませんので、初心者だけ或いは単独での山行には不向きのコースと言えます。
川乗橋BSから直ぐのカーブの所に取り付き場所を示す道標。
この手前の石垣を乗り越え取り付く。
川乗橋BSから直ぐのカーブの所に取り付き場所を示す道標。
この手前の石垣を乗り越え取り付く。
509mピークを越えたあたりの登り道。
509mピークを越えたあたりの登り道。
917mピーク手前の急坂。
一部ロープが張られている。
この後木製の階段を登る。
917mピーク手前の急坂。
一部ロープが張られている。
この後木製の階段を登る。
917mピークへの急坂を上り切った所の木に、下り道を示す「川乗橋BS]の手製看板が取り付けられている。
917mピークへの急坂を上り切った所の木に、下り道を示す「川乗橋BS]の手製看板が取り付けられている。
917mピークを過ぎたところの自然林の中の登り道。
917mピークを過ぎたところの自然林の中の登り道。
1050m位から尾根の左側面をまいて上がる。
1050m位から尾根の左側面をまいて上がる。
巻き上がる道の上がりきる所の様子。
上は、やせ尾根になっている。
巻き上がる道の上がりきる所の様子。
上は、やせ尾根になっている。
上り切ったやせ尾根の上の木に、下り道を示す「川乗橋BS]の手製看板が取り付けられている。
上り切ったやせ尾根の上の木に、下り道を示す「川乗橋BS]の手製看板が取り付けられている。
笙ノ岩山へ向かう岩交じりの登り道。
岩を避けたり間を縫う道となり、踏み跡のうすい場所もある。
笙ノ岩山へ向かう岩交じりの登り道。
岩を避けたり間を縫う道となり、踏み跡のうすい場所もある。
笙ノ岩山手前の小ピーク(1180m)。
右側に松林が見える。
笙ノ岩山手前の小ピーク(1180m)。
右側に松林が見える。
小ピーク(1180m)から笙ノ岩山へ向かう道。
小ピーク(1180m)から笙ノ岩山へ向かう道。
背高のっぽ(約30cm)のきのこを見つけた。
背高のっぽ(約30cm)のきのこを見つけた。
笙ノ岩山頂上。(1254.8m)
笙ノ岩山頂上。(1254.8m)
塩地の頭に向かう道。
右側に松林が続く。
塩地の頭に向かう道。
右側に松林が続く。
松林の間から本仁田山をのぞむ。
松林の間から本仁田山をのぞむ。
松林の間から川苔山をのぞむ。
松林の間から川苔山をのぞむ。
塩地の頭の頂上の切り株の上に、動物が栗を食べた食べかすが散らばっていた。
塩地の頭の頂上の切り株の上に、動物が栗を食べた食べかすが散らばっていた。
蕎麦粒山への登り道と巻道(水源巡視道)の交差点にある道標。
蕎麦粒山への登り道と巻道(水源巡視道)の交差点にある道標。
蕎麦粒山の頂上の道標。
蕎麦粒山の頂上の道標。
日向沢ノ峰に向かう防火帯の道。
日向沢ノ峰に向かう防火帯の道。
有馬山への分岐点
有馬山への分岐点
棒ノ折山への分岐点
棒ノ折山への分岐点
日向沢ノ峰から棒ノ折山方面に分岐し、植林の中を急降下した所に、有馬山巻道への分岐がある。
日向沢ノ峰から棒ノ折山方面に分岐し、植林の中を急降下した所に、有馬山巻道への分岐がある。
送電線鉄塔が立つピーク(1170m)から川苔山方面をのぞむ。
送電線鉄塔が立つピーク(1170m)から川苔山方面をのぞむ。
送電線鉄塔が立つピーク(1170m)から有馬山方面をのぞむ。
頂上近くまで林道が延びている。
送電線鉄塔が立つピーク(1170m)から有馬山方面をのぞむ。
頂上近くまで林道が延びている。
1087mピークの木に、赤テープに「山ナシ山」と書かれた山名表示があった。
1087mピークの木に、赤テープに「山ナシ山」と書かれた山名表示があった。
950mピークの木に、赤テープに「クロモ山」と書かれた山名表示があった。
950mピークの木に、赤テープに「クロモ山」と書かれた山名表示があった。
長尾丸山の頂上。(958.4m)
三角点の周辺だけが切り開かれている。
そばの木に、小さな山名板が取り付けられている。
長尾丸山の頂上。(958.4m)
三角点の周辺だけが切り開かれている。
そばの木に、小さな山名板が取り付けられている。
木に取り付けられた「長尾丸山」の山名板。
良く気を付けないと見逃しそう。
木に取り付けられた「長尾丸山」の山名板。
良く気を付けないと見逃しそう。
槙ノ尾山頂上。(945m)
槙ノ尾山頂上。(945m)
槙ノ尾山から落合(名栗湖上端より少し上流に遡った林道の分岐点)への分岐点。
槙ノ尾山から落合(名栗湖上端より少し上流に遡った林道の分岐点)への分岐点。

感想

奥多摩駅で日原行きのバスに乗り、川乗橋BSで下車する。
休日なので、大勢の登山客が降りるが、全員川苔山方面に向かい、鳥屋戸尾根に向かうのは私一人であった。
川乗橋BSから直ぐの曲がり角に「蕎麦粒山」の道標があり、この手前の石垣を乗り越え取り付く。
509mピークまで杉林の中のジグザク道をすすみ、向きを北東に変えさらに登る。
所々に赤テープの目印がついているが、しっかりした作業道がついているので、これに頼る必要は無い。
さらに進み、850mを過ぎたあたりから急坂となり、一部ロープが張られたり木製階段が付けられたりしている。
この急坂を上りきった先が917mピークであるが、ここは尾根がダワの様に広がり踏み跡が急に薄くなる。
しかし、左前方に登りの尾根筋が見えるので、これをを目指せば良い。
この急坂の上の木に、下り道を示す「川乗橋BS]の手製看板が取り付けられており、ここに下ってきた場合は、この看板を見逃さない様注意が必要。
さらに登り1050m付近で東に向かう尾根に突き当たり、この尾根の左を巻きながら登る様になる。
この上り切った所は、やせ尾根になっているが、ここにも下り道を示す「川乗橋BS]の看板が取り付いている。
さらに進むと、岩交じりの登りとなるが、岩を避け蛇行したり間を縫ったりする場所では踏み跡が薄くなるので、コース取りを慎重にする必要がある。
特に、落ち葉の降り積もる季節にここを下る場合は、注意が必要。
ここを登りきると、小ピーク(平地に近い)になり右側に松林が見える。
これを越え、自然林の中の道を登りきると、笙ノ岩山(1254.8m)に到着する。
頂上は、道からわずかに外れた場所にあり、やや古ぼけた山名板が立っている。
そこから一旦下り、右側に松林が広がる尾根を登るが、まばらに生える松の木の間から、本仁田山や川苔山がのぞまれる。
ここを登り詰め、11時に塩地ノ頭(1290m)に到着し、10分間の休憩を取る。
塩地ノ頭から下って行くと、前方に延びる尾根筋に踏み跡が見えるが、これに惑わされず左に続くやや明確な踏み跡をたどり松岩ノ頭(1268m)をまくように進む。
さらに進んで、尾根が広がり踏み跡が薄いところに出るが、ここもより明確な左に向かう踏み跡をたどり進む。
その後蕎麦粒山までのコースは、踏み跡が尾根筋に沿ってしっかりついているので、迷う所は無い。
さらに進み、蕎麦粒山直下で巻き道(水源巡視道)にぶつかり、これを越えてひと登し、丁度12時に蕎麦粒山頂上に到着する。
ここで昼食休憩するが、休憩中に日向沢ノ峰方面から単独行の男性が上がってき、出発間際に鳥屋戸尾根方面から夫婦1組が上がってきた。
今日、山道に入ってからここまでに出会った登山者はこの3名のみである。
単独行の男性は直ぐに一杯水方面に去るが、夫婦パーティとは少し会話した。
彼らは、昼食休憩後に仙元尾根を秩父に下ると言っていた。
休憩後、防火帯の道を日向沢ノ峰に向かい、有馬山への分岐を左に見送り、棒ノ折山方面の分岐に13時に到着した。
分岐を、棒ノ折山方面の道に入りしばらく進むと、植林の中を急降下する道となり、滑りやすい土道を100m位下ると、傾斜が緩みそこで有馬山の巻道が左に分岐する。
さらに進むと、尾根上に送電線鉄塔が立つところに出る。
鉄塔の左右の木が切り払われ眺望が広がり、川苔山や有馬山方面がのぞめる。
有馬山頂上の真近まで林道が上がっているのがはっきり見える。
そこを過ぎると、ざれた急降下の道や両側が切れ落ちたやせ尾根上の道など、気が抜けない場所が続くルートとなる。
特に、両側が切れ落ちたやせ尾根での転倒は大事故に繋がるので、足元に注意し慎重に行動する必要がある。
急降下と若干ののぼりを繰り返し高度を下げ、1087mピークに着くと、そこに木の幹に赤テープを巻き「山ナシ山」と表示がされていた。
さらにもうひとつ先のピーク(950m)にも、赤テープに「クロモ山」の表示があった。
さらに進みピークを一つ越え、虎ロープが張られた急坂とその後のだらだらした坂を登きったところが長尾丸山(958m)である。
頂上には三角点があり、周囲の木を切り払った小さな広場となっている。
そばの木に、小さな山名板が取り付けられているが、よく探さないと見逃しそうな程かわいらしいものである。
長尾丸山を急降下し、その後だらだらと同じくらい登り返し槙尾ノ山(945m)を過ぎ、一旦降下し再び登り返しようやく最後のピークである棒ノ折山(969m)に、15:10に到着した。
日向沢ノ峰以降は、アップダウンが連続し道も悪いタフなコースであった。
特に最終に近いの長尾丸山〜槙ノ尾山〜棒ノ折山のアップダウンは、100mに近い高度を下り同じ高度を登ろ返すので、精神的にも疲れた足にもこたえた。
日向沢ノ峰から棒ノ折山の間では、単独行の男性一人と出会っただけで、このコースもほとんど歩く人が無い様である。
送電線鉄塔があり巡視道となっている為ルートが整理されているが、ハードなコース(特に登り)なので、こうした状況もうなずける。
棒ノ折山で、15分の休憩を取り菓子パンと水をでエネルギーを補給した後、川又への道を下り16:50にさわらびの湯BSについた。
10分後に、飯能行きバスがきて飯能に17:30過ぎに帰り着いた。










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