三峰山でヤマレコユーザーさんを拉致して鎧岳・兜岳
- GPS
- 06:21
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,496m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道166号を左折して、月出集落を抜けると飯高北奥林道になりますが 入口?に獣害防止ゲートがあります。 ゲートを閉めてから、どんどん上がって行くと月出登山口の駐車場に 着きます。 ゆりわれ登山口は、ここから少し先にあります。 月出登山口の駐車場は、10台ほど停められると思います。 トイレはありませんが、ベンチがあるので山支度や帰り支度を するのに便利です。 なお、ゆりわれ登山口は近くの空き地と路肩に停めることになります。 両登山口とも、登山ポストは登山口脇にあります。 兜岳 延命地蔵登山口 県道81号線の旧道から赤目方面につながる県道784号線に入り、 サンビレッジ曽爾オートキャンプ場への道を左に分け進むと 済浄坊渓谷の入口があり、そこから少しで右側に延命地蔵が あります。この横に4台くらい駐車できるスペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰山は、コース中良く整備されていて特に危険なところはありませんが、 三峰山山頂から平倉峰に向かってしばらくの間と、八丁平からゆりわれ上部 あたりまでの間で、大雪のあとは雪が深く、ヒザ上や時には股下まで沈むことが あります。 兜岳から鎧岳のコースも良く整備されてますが、兜岳山頂の両側はロープ場が 続く激登り、激下りです。 兜岳山頂から鎧岳方面に少し下りたところで、鎧岳の横顔が眺められるところが ありますが、ここは切り立った崖の上なので転落しないよう注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
2.5万地形図
ヘッドランプ
予備電池
GPS(スマホ)
筆記用具
常備薬
ツェルト
カメラ
|
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感想
前の週の1月30日31日の土日は、天気はそこそこ良さそうやったんやけど、
雪と霧氷はあんまり期待できへんみたいやったので山に行くのはヤメにして
家でダラダラ。
ほんで、今週末に期待をかけてたけどやっぱり期待薄みたい。
でも、2週間に1回は山に行かないとダラダラが癖になりブクブク太りそうなので
霧氷や雪には期待せず、「どっか歩きに行こう!」
で、「どこ行こう?」
天気予報では、土曜日夜から日曜日にかけて雪が降りそうやし、気温も下がり
そうなので日曜の方が雪・霧氷とも期待できそうなんやけど、日曜日は用事が…。
雪や霧氷を期待せんのやったらどこ行っても同じなので、今シーズンまだ登って
無い三峰山に決定。でも三峰山だけやとあっさりしすぎているので、午後から
鎧岳と兜岳を登ることにした。
クルマで走ってる途中、山の上を見てもヤッパリ白くないので雪も霧氷も諦めて
「今日は歩くことに専念しよう!」と思い月出登山口から出発。
新道峠に上がるとまだらに雪は残ってて、これなら山頂付近はもう少しあるかな
と期待しつつ山頂へ。
山頂付近もまだらにあるくらいやったけど、平倉峰に向かう途中は全面雪に
覆われていて、ほんのわずかな霧氷?の赤ちゃんのようなものも…。
平倉峰でもやっぱり霧氷は無しで雪もほとんど無く、期待してなかったとはいえ
やっぱりちょっと残念やったです。
三峰山山頂でお会いした単独男性は、京都の丹後から遠路三峰山まで「霧氷を
期待して来ました!」とのことなんやけど、しきりに「霧氷は来シーズンかな…」
と、おっしゃられてて、このまま帰ってもらうのがなんか気の毒になったので、
「せっかく来たのにこんな状況で帰るのはもったいないから、この奥に平倉峰っていう北側の展望が開けたイイところがあるので、一緒に行きましょう。」
とお誘い。
途中、ほんのわずかな霧氷?の赤ちゃんに出会い「良かった!」とちょっと感激
していただき、平倉峰でも「ここ、いいところですね!」と喜んでもらえたので、
平倉峰で曽爾の山々を説明しつつ「あの奥にうっすらと見える山が鎧岳と兜岳で、
特に鎧岳は他ではあんまり見ることが無いカッコいい形をした山で、もし時間に
余裕があるんやったらこのあと一緒に登りに行きませんか!? あとで御杖村の駐車場
までお送りしますよ!」と、言葉巧みに!?お誘いしたら、鎧岳の説明に興味を
持っていただいたようで「よろしければお願いします。」ということになり、このあとはこの単独男性を “拉致?” して鎧岳・兜岳に“強制連行?”。
いろいろお話をしていると、この方もヤマレコをやっておられる vega2000さん
だということがわかりました。
vega2000さんと三峰山に戻り、八丁平ではクルマを駐車しておられる奈良県側の
御杖村へ下りる分岐も真反対の三重県側へ下りるゆりわれコースの方へ直進し、
ゆりわれ登山口から私のクルマを置いている月出登山口へ。
そして一路、鎧・兜の午後の部に向け出発!
鎧・兜に登る前に、このふたつの山が良く見える曽爾大橋のたもとで眼の前に
聳える特異な山容の鎧岳を見て、「これスゴイですね!こんなんなかなか無い
ですよね!!」と私の期待通りに感動?していただいたので、「鎧岳と兜岳と
どっちに登りたいですか?」とお聞きすると、これも期待通り「鎧岳!」との
ご回答。
では、そのふたつを縦走できるよう、まずは兜岳の登山口の延命地蔵の横に駐車。
ここから午後の部がスタート!
兜岳の激登り、激下りを味わってもらって、鎧岳のまた違った一面の “横顔” を
見ていただいて、岩壁の雄大さと高度感に「これやっぱりスゴイですわ!」と
感激していただけました。
今回、期待ハズレだった霧氷の代わりに、インパクト感絶大の鎧岳と兜岳を
見て、登っていただけて、それと私もやったことが無い北側の奈良県から
南側の三重県へ三峰山を横断されたことなど、遠路奈良の山にお越しいただいて
「そこそこ楽しんでもらえたんとちゃうかな!?」と、私ひとりで喜んでます。
vega2000さん、ありがとうございました!
コメント
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sukanpoさん、こんにちは(^O^)
ユーザーさん拉致してダブルヘッダーですか!
はるばる京都の丹後からと聞けば、なんとか奈良の山を
堪能してもらいたいと思いますよね!!
そこで sukanpoさんの親切なおせっかい炸裂!ってとこですね(^_^;)
vega2000さんにも楽しんでもらえてよかったですね\(^o^)/
いい思い出になられたことと思います(^○^)
chasseさん、こんばんは。
霧氷を見るために、遠路はるばる奈良までやってきて “無氷” ではお気の毒で
なんとか「奈良に来て良かった! また来たい!!」と思って帰っていただき
たく、余計なおせっかいで拉致?してしまいました (^_^;)
初めて鎧岳を見る人は、絶対に「オオッ スゴイ!!」と感動してくれる
ので、こういう状況ではもってこいのおせっかいやったと思います (^_^)v
またこんな機会があれば、“ひつこい”おせっかい にはならんように注意して
奈良のイイとこを紹介していきます〜
三峰山は雪なしで残念でしたね。
山頂ではsukanpoさんらしい誘惑でうまく?お連れ様を獲得して鎧・兜に回られたとは・・・、遠方からのお客様もこれはご満足されたことでしょう
雪は無いなら無いで、とっても素晴らしい山行になりましたね。
お疲れさまでした
s_fujiwaraさん、こんばんは。
霧氷を見るため、雪の多い日本海側からはるばる雪のほとんど無い三峰山に
来みると、全くの “無氷” で残念がっておられたので、ほかのなにかで喜んで
もらいたく、平倉峰やゆりわりコース、そしてとっておきの “鎧・兜” を体験
してもらいました
私は、“無氷” は想定内だったし、今後いくらでもチャンスはありますが、
三峰山レベルでは、遠方からだと「もう二度と来ない!」ことの方が大きく
これで、ほかの奈良の山にも興味が無くなってしまわれても悲しいので
「また奈良の山に登りたい!」と思ってもらえるよう頑張りました
きっとまた、次は大峰や台高に来ていただけると勝手に信じています
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