弥山川双門コースから八経ヶ岳

2008年05月03日(土) ~ 2008年05月04日(日)

• GPS: 17:30
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,961m
• 下り: 1,981m

コースタイム

5/3　熊渡6:40-7:10弥山川分岐-7:20金引橋7:25-7:30弥山川分岐-8:05釜滝-9:50一ノ滝
　　　　-11:45仙人�瑤離謄薀�12:00-14:20河原小屋14:30-16:30狼平16:35-17:50弥山小屋【泊】
5/4　弥山小屋4:50-4:55国見八方覗(ご来光遥拝)5:15-5:20弥山5:25-5:30弥山小屋(朝食)6:40
　　　　-7:05八経ヶ岳7:15-7:45明星ヶ岳-8:05八経ヶ岳-8:55弥山小屋9:00-9:40狼平(軽食)10:20
　　　　　　-11:40金引尾根分岐-12:00尾根鞍部(昼食)12:25-14:45熊渡

天候

5/3　曇のち晴
5/4　晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

熊渡の路側に数台駐車可。
登山者だけでなく渓流釣りをする人も早朝から駐車するみたいで競争が激しいです。
崖下の道沿いなので落石の可能性もありそうです。

コース状況／危険箇所等

白川八丁を過ぎガマ滝を越えると弥山川の渓谷を見下ろす桟橋が次々に現れますが、
どれもこれも岩に潰され倒され、中には河原まで落ちて巨岩の下敷きになっているのまであって、なかなかまともに渡れません。
豪快に落ちる一ノ滝の前の吊橋を渡って痩せ尾根に取りつくと、岩壁に張り付く梯子の連続になります。ほとんど垂直の梯子もあって、高度感に痺れます。
河原小屋から狼平までは、渓谷の底を巨岩を縫い鎖や鉄梯子をよじ登ります。
気は抜けませんが、なかなか楽しいルートです。

その他周辺情報

山麓の天川村に天の川温泉センター、
大淀に下る途中の下市町にも下市温泉明水館があります。
どちらも地元公営の日帰り温泉です。

写真

5/3 6:41

川迫川の清流と釣人。

5/3 6:41

橋の上から渕を覗く。

5/3 6:41

橋を渡り林道へ。

5/3 6:43

双門コースの怖い案内板。

5/3 7:31

白川八丁の入口。

5/3 7:52

渓流が美しい。

5/3 7:53

謎のドラム缶♨

5/3 8:00

弥山川の渓流。

5/3 8:06

ガマ滝と淵。

5/3 8:17

ガマ滝。
巻きながら見惚れる。

5/3 8:18

桟道が壊れて怖い。

5/3 8:19

巨岩の下で桟道が💦

5/3 8:25

岩が落ちていたり、

5/3 8:31

ぶっ壊れていたり(^^;

5/3 9:01

ここを徒渉。

5/3 9:08

へっぴり腰(笑)

5/3 9:09

何とか渡る。

5/3 9:26

やけくそでジャブジャブ。

5/3 9:51

一ノ滝。

5/3 9:54

吊橋を渡る。

5/3 10:16

梯子。

5/3 10:19

登る。

5/3 10:52

ひたすら登る。

5/3 11:09

この谷を登ってきた!!

5/3 11:23

目の前は絶壁。

5/3 11:46

樹間から双門ノ滝。

5/3 11:47

日本の滝100選。

5/3 12:50

ガレを下る。

5/3 12:59

大峰に残雪。

5/3 13:26

再び弥山川の清流。

5/3 13:55

冷たい水に先客の姿。

5/3 14:05

5/3 14:25

河原小屋を横目に、

5/3 14:25

清流に足を浸す。
　キンと冷たい。

5/3 14:24

5秒が限界(笑)

5/3 15:02

徒渉。

5/3 16:05

巨岩と流木を縫って、

5/3 16:13

鉄梯子を登り、

5/3 16:16

鉄筋を渡る。

5/3 16:32

狼平の避難小屋。

5/3 16:46

苔の森の木道。

5/3 17:14

白骨林から八経ヶ岳。

5/3 17:47

縞枯れがすごい。

5/3 17:51

弥山の鳥居。

5/3 17:51

ようやく弥山小屋に到着。
　遅れて心配された(^^;

5/3 17:59

二人だけで遅い夕食。

5/3 18:34

気持ちいいテン場を散策。

5/3 18:37

白骨林越しの夕暮れ。

5/4 5:00

国見八方覗から
　夜明け前の雲海。

5/4 5:07

ご来光。

5/4 5:08

台高の山々が照らされる。

5/4 5:11

谷を埋める霧の海。

5/4 5:21

弥山山頂の弥山神社。

5/4 5:23

八経ヶ岳と
　向こうは仏生ヶ岳か？

5/4 5:26

八経ヶ岳と
　その先に明星ヶ岳。

5/4 5:37

まだ寝てる猛者も(^^

5/4 5:57

朝食。

5/4 6:43

大台ケ原を凌ぐ白骨林。

5/4 6:43

八経ヶ岳の雄姿。

5/4 6:44

雲海を遠望。

5/4 7:04

八経から弥山小屋。
　奥に大普賢と山上ヶ岳

5/4 7:07

近畿のてっぺん八経ヶ岳。

5/4 7:15

北山谷を覆う雲海。

5/4 7:46

明星ヶ岳1894m。
　奥に双耳峰の八経ヶ岳。

5/4 7:34

南に七面山と
十津川谷を覆う雲海。

5/4 9:45

狼平。雛小屋前の清流。

5/4 10:02

早すぎるけど昼食�　�

5/4 10:22

狼平の橋を渡り下山。

5/4 11:29

樹間から稲村ヶ岳。
歪なトンガリは大日山。

5/4 12:00

カナビキ尾根の
　気持ちいい森で昼食�◆�

5/4 12:28

ミヤマカタバミ。

5/4 14:01

カナビキ谷出合で
　火照った足を清流に浸す。

5/4 14:44

帰着。車も無事だった(笑)

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 55 Canon

感想

ikomaniyon

荒れて長らく通行できなかった弥山川ルートが整備され、
通行できるようになったと聞き、トライしてみることにしました。
かなりハードなルートで、yosのレベルで登れるのかどうか不安もありましたが、
行けば何とかなる、ダメなら引き返せばいい。そんな感じでした。
絶壁の梯子登りにビビり、大岩に掛けられた宙ぶらりんの梯子に苦戦しながらも、
楽しみながら完登できました。
というか、途中でギブアップしても下れません。
ルート自体が登りの一方通行の規制がかかっているのですが、
いいと言われたって下るのはまっぴらです(笑)
河原小屋や狼平も美しくて、また来てみたいと思いました。
トンネル西口からは何度か登った八経ヶ岳ですが、
今までにない充実した山行になりました。

【2016.9.15.作成の過去レコです】
　いまや、いっぱしのクライマーになった相方も、
　こんなへっぴり腰の頃があったんだなあと笑ってしまいました。
　近いうちにまた来たいと思った弥山川ルートですが、足が遠のいたままです。
　数年後の台風禍で美しかった河原小屋は流されてしまいました。
　体力のあるうちに、ほんとにもう一度行きたい。