但馬妙見山 (兵庫百山)兵庫県養父市

2010年10月03日(日) [日帰り]

• GPS: 03:00
• 距離: 7.3km
• 登り: 488m
• 下り: 491m

コースタイム

8:30妙見キャンプ場下⇒9:30妙見山9:40⇒10:15妙見峠⇒10:35名草神社11:05⇒11:30妙見キャンプ場下

■歩行距離　8.0Km　・所要時間　3時間　・総上昇量　567m

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・播但連絡道の和田山ICで降り、R9の上野南SGでR312を経由。
　再びR9から県道267を走行し、石原から基幹林道妙見蘇武線で妙見キャンプ場を目差す。

コース状況／危険箇所等

【索引】
・ふるさと兵庫百山の妙見山(みょうけんさん)を歩く。
【コース状況】
8:30〖妙見キャンプ場下〗
　林道大ナル線の入口に車を置く。
　ススキに覆われた舗装道を登って行き、キャンプ場への分岐を右にとる。
　やがて閉鎖中の妙見キャンプ場管理棟を抜け、林道を進む。
8:45〖登山道〗
　登山道標識から杉林とブナ林の間に設置された丸太階段を登る。
9:30〖妙見山〗
　森林浴を満喫しながら到着した妙見山の山頂には、四等三角点金属標が埋まり、方位盤も設置されている。
　三角点から西へ100mほど枯れた笹を分けると、1139mの標高点(妙見山最高点)があった。
　樹林に囲まれ展望も無いので、三角点峰へ引き返す。
9:40〖境界尾根〗
　北の踏み込みを、少し辿ると境界尾根の切り開きが現れる。
10:05〖大谷の頭〗
　ブナの原生林を進み「大谷の頭」に到着すると、「大谷の頭」の高みに地籍図根三角点があった。
10:15〖妙見峠〗
　ブナ林から杉林に変わり、乢を登り返すと、妙見峠に着く。
　峠には丁石地蔵が二体あり、左右の峠道の丁数を示している。
10:35〖名草神社〗
　丁石地蔵を数えながら急降下し、名草神社の境内に着くと、一丁石地蔵があった。
　名草神社の拝殿・本殿には、精巧な彫刻が施されており、県の文化財に指定されている。
　三重塔(国指定重要文化財)の周囲には、妙見杉の巨木が立ち、荘厳さに圧倒される。
11:05〖林道散策〗
　歴史探訪を終え、林道妙見蘇武線を下る。
11:30〖終了〗
　普通林道大ナル線の駐車地に戻ると、急に雨が強くなってきた。

【トイレ・自販機・水場】
・名草神社の境内にトイレがあります。


【歴史遺産】
・名草神社:三重塔、妙見大杉・日光院

【温泉】
・道の駅　但馬楽座「やぶ温泉500」

写真

山行詳細図(クリック毎に拡大)

10/3 8:30

林道大ナル線の入口から出発

10/3 8:40

閉鎖中の妙見キャンプ場管理棟を抜ける。

10/3 8:44

熊の爪跡のあるブナ

10/3 8:49

分岐標識から杉林とブナ林の間に設置された丸太階段を登る。

10/3 9:17

山頂へ尾根の笹を分けて進みます。

10/3 9:35

妙見山の山頂には四等三角点金属標が埋まり、方位盤も設置されています。

10/3 9:38

三角点から西へ100mほど行くと、1139mの標高点(妙見山最高点)があります。

10/3 10:03

ブナの原生林を進み「大谷の頭」に到着。

10/3 10:04

「大谷の頭」の地籍図根三角点

10/3 21:27

ブナ林から杉林に変わると、妙見峠は近い。

10/3 10:13

妙見峠に丁石地蔵が二体あり、左右の峠道の丁数を示しています。

10/3 10:17

名草神社へ向かって、丁石地蔵を数えながら下ります。

10/3 10:38

名草神社本殿

10/3 16:07

名草神社の三重塔

10/3 10:52

名草神社三重塔の由来

10/3 16:07

普通林道大ナル線の起点に戻ってきました。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

yamaya

【見所】
・見事なブナの原生林と妙見杉の巨木に圧倒されます。

【ルートの特徴】
・大ナル新道は、ほど良く整備された遊歩道で、快適に歩くことができる。
・山頂から妙見峠間は、なだらかな境界尾根の切り開きを辿る。
・峠の丁石地蔵道は滑る急坂もあり、杉巨木に囲まれた丁石を数えながらの急降下を強いられます。

【核心部・危険個所】
・特に危険な個所はありません。

【植生・動物】
・熊の棲息域なので、鳴り物は必携です。