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Yamareco

記録ID: 809769
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雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山・地蔵岳(「スーパーカンジキ」現場テスト。あとヤマノススメ。)

2016年02月06日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.1km
登り
430m
下り
414m

コースタイム

日帰り
山行
3:24
休憩
1:46
合計
5:10
9:35
83
10:58
11:35
18
11:53
11:53
14
12:07
13:01
21
13:22
13:37
33
14:10
14:10
5
14:15
14:15
15
14:45
ゴール地点
天候 晴れ ときどき 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大洞駐車場(無料)に駐車。そこから登山スタートしました。

赤城道路は凍結、圧雪箇所が多く、スリップしやすい状況です。
ノーマルタイヤ+非金属チェーン(時速50kmまで出してもOK)のみでしたが、低速で走るかぎりは問題はありませんでした。
ただ、この日は赤城高原でキャンプやワカサギ釣りのお祭りイベントがあったためか、帰路は交通量が多かったです。スタットレスタイヤの方々に追い立てられる形になるわ、道を譲りたくてもほとんど停車可能な路肩はないわで、うーんと思いました。
コース状況/
危険箇所等
記録的暖冬のため雪は少ないですが、凍結や岩の露出があるわけでもなく、積雪期入門をするにはハードルの低い年だと感じます。

今回歩いた地蔵岳および長七郎山は、スノーシューの本でもお勧めされる定番コース。小沼の駐車場から取り付けば、かなり緩やかな登りとなります。
昨年冬に黒檜山に登った際はアイゼンの必要性を感じましたが、こちらのコースはかなり難易度は低めです。

ただ私の場合、大洞登山口からの急斜面をむりやりスーパーカンジキでテストしましたので、無駄に大変な思いをしました。よく踏み固められすぎて、スパイク機能だけではズルズル滑る。こちらからのアクセスは、アイゼンが大正解です。

小沼は、2月初旬の時点ではほどよく結氷していたようです。
自己責任ではありますが、中心部も含めて複数の人たちが横断していました。
心配な方は、事前にビジターセンターで氷の厚さを尋ねておくとよいかもしれません。
その他周辺情報 富士見温泉 見晴らしの湯で入浴しました。510円と安い。
この温泉がある、道の駅ふじみには食事処もあります。
スーパーカンジキ(VERTEX社)をフィールドテストします。
ネット通販で今現在\5540。雪山歩行器具としては最安値のギアではないでしょうか。自衛隊の御用達としても知られています。
2016年02月06日 09:27撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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スーパーカンジキ(VERTEX社)をフィールドテストします。
ネット通販で今現在\5540。雪山歩行器具としては最安値のギアではないでしょうか。自衛隊の御用達としても知られています。
自室にて。大きさはアルミ製のワカンと、ほとんど変わらないぐらい。重さはやや軽め。ストラップの構造がとても簡易なので、緩みやすいのが課題です。押さえ部分の金具をペンチ等で狭く潰すのは、多くの人が既にやっている工夫のようです。
2016年02月09日 11:18撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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自室にて。大きさはアルミ製のワカンと、ほとんど変わらないぐらい。重さはやや軽め。ストラップの構造がとても簡易なので、緩みやすいのが課題です。押さえ部分の金具をペンチ等で狭く潰すのは、多くの人が既にやっている工夫のようです。
側面から。中央から後方にかけて5本のスパイクが突起しています。山岳用スノーシューには劣りますが、ワカンよりは滑りにくいぐらいの印象です。スノーシューのように後方が長くならないという点で、小回りが利き、歩行が簡単です。
2016年02月09日 11:18撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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側面から。中央から後方にかけて5本のスパイクが突起しています。山岳用スノーシューには劣りますが、ワカンよりは滑りにくいぐらいの印象です。スノーシューのように後方が長くならないという点で、小回りが利き、歩行が簡単です。
底面。ブーツを固定する中心部はそのプラスチック素材のため、上下方向に多少のフレキシブルさを持って曲がります。かといって、目だったモロさは感じさせません。ホビー(おもちゃ)っぽい見た目をむしろ楽しみ、軽い心持ちでガシガシ歩いて遊ぶものだと思います。
2016年02月09日 11:18撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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底面。ブーツを固定する中心部はそのプラスチック素材のため、上下方向に多少のフレキシブルさを持って曲がります。かといって、目だったモロさは感じさせません。ホビー(おもちゃ)っぽい見た目をむしろ楽しみ、軽い心持ちでガシガシ歩いて遊ぶものだと思います。
さてさて。
赤城高原に到着。1年と1ヶ月半ぶり。その時に登った最高峰・黒檜山が見えます。朝は霧氷が凄そうです。
2016年02月06日 09:14撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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さてさて。
赤城高原に到着。1年と1ヶ月半ぶり。その時に登った最高峰・黒檜山が見えます。朝は霧氷が凄そうです。
大沼の南岸あたりにある大洞駐車場に駐車。この日は風もなく、厳冬期とは思えない暖かさでした。ゆっくりのんびりの到着で、ゆっくりのんびりの行程のつもり。準備して出発です。
2016年02月06日 09:14撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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大沼の南岸あたりにある大洞駐車場に駐車。この日は風もなく、厳冬期とは思えない暖かさでした。ゆっくりのんびりの到着で、ゆっくりのんびりの行程のつもり。準備して出発です。
赤城道路の路面。午前中のコンディション。
午後にはかなり溶けていました。
2016年02月06日 09:21撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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赤城道路の路面。午前中のコンディション。
午後にはかなり溶けていました。
駐車場からすぐ近く。地蔵岳への最短ルートへの登山口。無雪期に山慣れした人ならば30分ぐらいで登頂できるでしょうか。
ただし、私はここからの雪道をスーパーカンジキで一貫するつもりです。どうなりますか・・・?
2016年02月06日 09:22撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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駐車場からすぐ近く。地蔵岳への最短ルートへの登山口。無雪期に山慣れした人ならば30分ぐらいで登頂できるでしょうか。
ただし、私はここからの雪道をスーパーカンジキで一貫するつもりです。どうなりますか・・・?
スノーシュー入門の人気コースとして知られる地蔵岳ですが、それは小沼方面からのアクセスのことです。こちら大洞からはのっけから等高線の間隔狭し。本来ならば10本爪以上のアイゼンによってストレスなく登れる場所です。フラットフィッティングで頑張りますが・・・
2016年02月06日 09:35撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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スノーシュー入門の人気コースとして知られる地蔵岳ですが、それは小沼方面からのアクセスのことです。こちら大洞からはのっけから等高線の間隔狭し。本来ならば10本爪以上のアイゼンによってストレスなく登れる場所です。フラットフィッティングで頑張りますが・・・
辛くなってきました(苦笑)
雪の量は十分なのですが、広く踏み固められすぎていて、スーパーカンジキでは急斜に負けます。キックステップでも固くて蹴りこめず、時にズルズルと滑り落ちて。無駄な大苦戦を楽しみますw
2016年02月06日 09:54撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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辛くなってきました(苦笑)
雪の量は十分なのですが、広く踏み固められすぎていて、スーパーカンジキでは急斜に負けます。キックステップでも固くて蹴りこめず、時にズルズルと滑り落ちて。無駄な大苦戦を楽しみますw
トレイルを外せそうな区間は、踏まれていない新雪をラッセルしてみます。これなら登るのは楽。沈み込みすぎることもなく、また、靴で蹴りこんでもスーパーカンジキの強度ならそう簡単には破損する心配はなさそうです。
2016年02月06日 09:58撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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トレイルを外せそうな区間は、踏まれていない新雪をラッセルしてみます。これなら登るのは楽。沈み込みすぎることもなく、また、靴で蹴りこんでもスーパーカンジキの強度ならそう簡単には破損する心配はなさそうです。
山頂が近づいてきました。ここからは急斜箇所は少なくなります。
ここまでの使用感としては、スーパーカンジキは×。アイゼンのみ、あるいはそれと同時使用できるワカンの完全勝利です。すごい時間かかった・・・
2016年02月06日 10:13撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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山頂が近づいてきました。ここからは急斜箇所は少なくなります。
ここまでの使用感としては、スーパーカンジキは×。アイゼンのみ、あるいはそれと同時使用できるワカンの完全勝利です。すごい時間かかった・・・
霧氷がなんとか残っていました。赤城山といえば、この光景ですね。
2016年02月06日 10:30撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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霧氷がなんとか残っていました。赤城山といえば、この光景ですね。
暖かいので午前中からサラサラと溶け落ちていきます。
2016年02月06日 10:31撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 10:31
暖かいので午前中からサラサラと溶け落ちていきます。
山頂を示す電波塔が近くなってきました。
スーパーカンジキはとにかく小さく軽く、私のように小柄体型でも踏んずけて転倒なんてことはありません。履いていることを忘れることも。要するに、ちょっと雑に歩いてもOKな、気軽なアイテムです。
2016年02月06日 10:37撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 10:37
山頂を示す電波塔が近くなってきました。
スーパーカンジキはとにかく小さく軽く、私のように小柄体型でも踏んずけて転倒なんてことはありません。履いていることを忘れることも。要するに、ちょっと雑に歩いてもOKな、気軽なアイテムです。
さて、地蔵岳に登頂です。
結氷した大沼を見下ろします。中央が溶けているように見えて、ちょっと怖いですが。
大事なここまでのコースタイムですが、1時間半近くかかっていました。状況に向かないスーパーカンジキでの修行w
2016年02月06日 10:51撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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さて、地蔵岳に登頂です。
結氷した大沼を見下ろします。中央が溶けているように見えて、ちょっと怖いですが。
大事なここまでのコースタイムですが、1時間半近くかかっていました。状況に向かないスーパーカンジキでの修行w
地蔵岳の山頂部分は広い。そしてNHKや国土交通省などたくさんの電波塔が建ち並ぶ、自然×人工の景色です。こういうのが好きな人は、カメラ登山にお勧めですね。赤城でも随一の展望の良さも売りです。
2016年02月06日 10:58撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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地蔵岳の山頂部分は広い。そしてNHKや国土交通省などたくさんの電波塔が建ち並ぶ、自然×人工の景色です。こういうのが好きな人は、カメラ登山にお勧めですね。赤城でも随一の展望の良さも売りです。
漫画『ヤマノススメ』第巻を取り出します。
地蔵岳で女の子たちが初のスノーシュー体験をする巻なのですが、赤城おろしの強風に晒されたりで、活き活きとしたリアルな話になっています。スノーハイクあるある!という面白さ。なお、本日は無風で聖地巡礼♪
2016年02月06日 10:58撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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漫画『ヤマノススメ』第巻を取り出します。
地蔵岳で女の子たちが初のスノーシュー体験をする巻なのですが、赤城おろしの強風に晒されたりで、活き活きとしたリアルな話になっています。スノーハイクあるある!という面白さ。なお、本日は無風で聖地巡礼♪
山頂から大沼方面。北方、東方に雲が集まっているので、遠くの山々は見渡せませんでしたが、霧氷が素敵。
2016年02月06日 11:11撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 11:11
山頂から大沼方面。北方、東方に雲が集まっているので、遠くの山々は見渡せませんでしたが、霧氷が素敵。
さて、ゆっくり休憩を終えて、小沼方面へと下ります。スーパーカンジキの利点、ここからは発揮してもらいたいところ。黒檜山の霧氷もだいぶ薄くなってきてます。
2016年02月06日 11:14撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 11:14
さて、ゆっくり休憩を終えて、小沼方面へと下ります。スーパーカンジキの利点、ここからは発揮してもらいたいところ。黒檜山の霧氷もだいぶ薄くなってきてます。
下りは緩やか。サクサク歩けます。
途中で山頂を見返したり。
2016年02月06日 11:29撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 11:29
下りは緩やか。サクサク歩けます。
途中で山頂を見返したり。
小沼が近づいてきました。大沼と違って全面結氷しているように見えます。カンジキは好調です。
2016年02月06日 11:26撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 11:26
小沼が近づいてきました。大沼と違って全面結氷しているように見えます。カンジキは好調です。
足を持ち上げて、ココにいるよ!と。
下りでは特にスパイクによるグリップが利くみたいです。軽いので走ってもいいぐらい。ゆるふわ〜。
2016年02月06日 11:33撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 11:33
足を持ち上げて、ココにいるよ!と。
下りでは特にスパイクによるグリップが利くみたいです。軽いので走ってもいいぐらい。ゆるふわ〜。
どんどん降りて、小沼の沿岸の近く。
2016年02月06日 11:43撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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どんどん降りて、小沼の沿岸の近く。
小沼に到着。
おお、人が歩いてる。渡ってる。
ということで私も人生初の湖横断へ。
もちろんドボンする可能性が無いわけではないので、自己判断・自己責任でお願いします。
2016年02月06日 11:51撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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小沼に到着。
おお、人が歩いてる。渡ってる。
ということで私も人生初の湖横断へ。
もちろんドボンする可能性が無いわけではないので、自己判断・自己責任でお願いします。
湖歩き。これは楽しいかも!?
犬の氷上散歩を楽しむ方もいました。雪がふかふかに載っていて、カンジキも喜んでいます。
2016年02月06日 12:00撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 12:00
湖歩き。これは楽しいかも!?
犬の氷上散歩を楽しむ方もいました。雪がふかふかに載っていて、カンジキも喜んでいます。
東岸へと渡りきりました。
こちらからは青空と白いフィールドとの対比が映えます。
2016年02月06日 12:00撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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東岸へと渡りきりました。
こちらからは青空と白いフィールドとの対比が映えます。
地蔵岳を見上げながら、氷上でたっぷり休憩をとることにします。本日は休憩時間ばかり。頑張りません。
2016年02月06日 12:05撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 12:05
地蔵岳を見上げながら、氷上でたっぷり休憩をとることにします。本日は休憩時間ばかり。頑張りません。
お手軽ではありますが、これで栄養補給。冬っぽい商品で、バターたっぷりカロリーを稼ぎます。
2016年02月06日 12:13撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 12:13
お手軽ではありますが、これで栄養補給。冬っぽい商品で、バターたっぷりカロリーを稼ぎます。
氷上ランチ。
足を伸ばしたり、仰向けに寝転んだりしました。
ラーメンの後は、甘いお菓子ばかり口に転がしてました。自堕落。
2016年02月06日 12:22撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 12:22
氷上ランチ。
足を伸ばしたり、仰向けに寝転んだりしました。
ラーメンの後は、甘いお菓子ばかり口に転がしてました。自堕落。
たっぷり休憩してしまいました。
テストは続きます。今日は地蔵岳だけではなくて、長七郎山も越えていきます。小沼の水門付近から林道を進むと、すぐに登山口に着きます。山頂への行程も短い。
2016年02月06日 12:50撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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たっぷり休憩してしまいました。
テストは続きます。今日は地蔵岳だけではなくて、長七郎山も越えていきます。小沼の水門付近から林道を進むと、すぐに登山口に着きます。山頂への行程も短い。
地蔵岳よりも雪が少なめでしょうか。
ここからの登りはスーパーカンジキが快調。ほいほいと進行します。
2016年02月06日 12:56撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 12:56
地蔵岳よりも雪が少なめでしょうか。
ここからの登りはスーパーカンジキが快調。ほいほいと進行します。
会う方々は、ほとんどスノーシュー。
地元のお土産屋さん曰く、「スノーシューだったら長七郎だな!」。地蔵岳以上に緩やかな初心者歓迎コースです。私はそんな高価なセレブアイテム買えないので、5540円ので・・・
2016年02月06日 12:57撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 12:57
会う方々は、ほとんどスノーシュー。
地元のお土産屋さん曰く、「スノーシューだったら長七郎だな!」。地蔵岳以上に緩やかな初心者歓迎コースです。私はそんな高価なセレブアイテム買えないので、5540円ので・・・
なだらかな山頂が見えてきました。
もうスノーシュー跡だらけ。実際はツボ足でも問題ない状況ですが、そこを敢えてスノーシュー使うのがお洒落だというのは解ります。いいなー。
2016年02月06日 13:02撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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なだらかな山頂が見えてきました。
もうスノーシュー跡だらけ。実際はツボ足でも問題ない状況ですが、そこを敢えてスノーシュー使うのがお洒落だというのは解ります。いいなー。
山頂直下で本日はじめての団体さんに遭遇。
そういえばここまでの行程、まだまだスーパーカンジキの認知度が低いせいか、視線がけっこう向けられました。「スノーシューでもないし、ワカンでも、昔のかんじきでもないし、なんだっけ?」と?マークを浮かべている様子かと。
2016年02月06日 13:04撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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山頂直下で本日はじめての団体さんに遭遇。
そういえばここまでの行程、まだまだスーパーカンジキの認知度が低いせいか、視線がけっこう向けられました。「スノーシューでもないし、ワカンでも、昔のかんじきでもないし、なんだっけ?」と?マークを浮かべている様子かと。
長七郎山をピークハント。
地蔵岳からここまで歩いてきました!といっても大した距離ではないのですけど。なのに、また休憩タイム。
2016年02月06日 13:10撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 13:10
長七郎山をピークハント。
地蔵岳からここまで歩いてきました!といっても大した距離ではないのですけど。なのに、また休憩タイム。
北東方向、日光などの山々は雲が多くて鮮明には見えませんですね〜。
2016年02月06日 13:25撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 13:25
北東方向、日光などの山々は雲が多くて鮮明には見えませんですね〜。
さてさて、ゆるふわ下山開始。尾根道を軽やかに歩きます。
荷物を絞って、できうる限りでですがUL(ウルトラライト)志向にしてもよいのかもしれません。スーパーカンジキ自体が軽めの荷物を前提にしての浮力なので。
2016年02月06日 13:26撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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さてさて、ゆるふわ下山開始。尾根道を軽やかに歩きます。
荷物を絞って、できうる限りでですがUL(ウルトラライト)志向にしてもよいのかもしれません。スーパーカンジキ自体が軽めの荷物を前提にしての浮力なので。
林道に出ました。登山そのものはここで終了。でも大洞まで戻らなくては。
2016年02月06日 13:41撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 13:41
林道に出ました。登山そのものはここで終了。でも大洞まで戻らなくては。
まだカンジキを脱ぎたくないので、覚満淵の凍りついた湿地帯を渡ることにしました。林道ショートカット。ここに来て、カンジキが自然脱落。まあ安全地帯だからセーフですが。やはりストラップには課題があるので、モデルチェンジの際は改善を求めたいですかね。
2016年02月06日 14:07撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/6 14:07
まだカンジキを脱ぎたくないので、覚満淵の凍りついた湿地帯を渡ることにしました。林道ショートカット。ここに来て、カンジキが自然脱落。まあ安全地帯だからセーフですが。やはりストラップには課題があるので、モデルチェンジの際は改善を求めたいですかね。
ビジターセンターに到着。あとは大洞まで道路を少し歩くだけでゴール。スーパーカンジキのテストもこれにて終了。
2016年02月06日 14:13撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ビジターセンターに到着。あとは大洞まで道路を少し歩くだけでゴール。スーパーカンジキのテストもこれにて終了。
お疲れ様でした。
総評は、後述するレビューにて!
2016年02月06日 13:55撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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お疲れ様でした。
総評は、後述するレビューにて!
撮影機器:

装備

備考 12本爪アイゼン(カジタックス)とチェーンアイゼン(camp社)を安全のために背負っていたことを、備考として記しておきます。
結局、スーパーカンジキのフィールドテストに徹したので未使用でしたが。

感想

スーパーカンジキの総評です。
すでに写真のコメントで様々にお伝えしたことを踏まえて、最終的なメリット/デメリットをまとめます。

▼メリット
コンパクトなUL志向で活用するのが、基本路線かと思われます。
今回のような、かなり危険度の低いコースに入る際、踏み抜き防止のために携行するのにお勧めのギアです。また、荷物が少なく、行程が短い、低山スノーハイクをする際、念のために携行するのもよいでしょう。
岩や舗装路を歩かない限り、強度的にもそれほど不安になることはなさそうです。
スノーシューは大きすぎて・・・という、身体の小さい女性にもお勧めです。あまり足捌きなどを気にすることもなく、直感的にどんどん足を投げ出せると思います。
総合的には、使えるギアだと感じられました。スノーシューとワカンとの中間的なアイデアとして、選択肢に加えることができます。スノーシューならば一度脱がなければならない場面でも、スーパーカンジキならば付けっぱなしで歩き続けられることもあるかもしれません。

▼デメリット
・ワカンのようにアイゼンとの同時使用ができないこと。
・急斜面での登りでは逆効果であり、アイゼンや山岳用スノーシューに劣ること。
・重い荷物を伴っての長距離では、浮力と強度が不足していること。
ひと言でいえば、スーパーカンジキは念のための携行軽量アイテム、またはホビーアイテムの範疇ということでしょうか。リスクの高い「本格雪山登山」で実用する人はそもそもいないでしょう。一方で、緩やかに全面積雪したコースを楽しむ「スノーハイキング」では、無駄のない小回りの利くオルタナティブ・ギアとなることでしょう。
写真で言及した通り、ストラップの固定において課題があるので、自分なりの工夫や改造をほどこす楽しみもあることでしょう。

●評価点数:75点
(↑単なる個人的な印象論にすぎない点数ですがw)
やはり自衛隊が採用しているだけあって、十分に実用の余地があるギアであると感じられました。限られた区間で臨時使用するのならば、ストレスを感じさせないプロダクトでしょう。

★すでに発売からある程度の年月が過ぎ、ネット上にも賛否両論のレビューがあるようです。
それぞれ参考にしつつ、選択肢の一つとしてスーパーカンジキを楽しんでいただければと願います。
とにかく安い! ぶっ壊れることを怖れずに、ガシガシ活用してほしいと思います!


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コメント

興味深いレポですね
私は改造して使っています。
基本的に残雪期のギアだと思っています。
2016/2/9 18:18
Re: 興味深いレポですね
改造、って響きかっこいいですね。登山マニアっぽくて。
残雪期の方が安定歩行で進みやすいのでしょうか。雪が締まった雪原にまた持っていきたいです。
今年は残雪期が早く来そうな気がするので、西吾妻山や飯綱山といった今後の予定でも出番があるかもしれません。ありがとうございます!
2016/2/9 22:21
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