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Yamareco

記録ID: 811345
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳(剣ヶ峰)「紺碧の厳冬期3000m峰」

2016年02月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.4km
登り
1,559m
下り
1,558m

コースタイム

日帰り
山行
7:53
休憩
0:42
合計
8:35
8:10
25
11:29
11:44
56
12:40
12:52
46
13:38
12
13:50
45
14:35
14:44
14
14:58
25
16:45
ゴール地点
天候 快晴(風強し)
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸道飛騨清見IC〜高山〜平湯(気温−12〜14℃、アイスバーン)
Mt.乗鞍スキーリゾート(乗鞍高原スキー場)第3駐車場
やまぼうしリフト→夢の平クワット→かもしかリフト(リフト券3枚1200円)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はないが、帰り「かもしかリフト」終点〜駐車場までの歩きがとんでもなく辛い。
08:10乗鞍高原スキー場第3駐車場に到着。
2016年02月11日 08:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 8:19
08:10乗鞍高原スキー場第3駐車場に到着。
リフトの運行開始は08:30から。
2016年02月11日 08:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 8:31
リフトの運行開始は08:30から。
やまぼうしリフト→夢の平クワット→かもしかリフトとリフトを3つ乗り継ぐのでリフト券は3枚購入。
2016年02月11日 08:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 8:36
やまぼうしリフト→夢の平クワット→かもしかリフトとリフトを3つ乗り継ぐのでリフト券は3枚購入。
かもしかリフト終点から、スノーシューでの本格的トレッキング。行きは新雪で、帰りは祭日だったこともあり、BC・スノボも入り乱れ、コースはめちゃくちゃに。とにかくハードでした。
2016年02月11日 09:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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かもしかリフト終点から、スノーシューでの本格的トレッキング。行きは新雪で、帰りは祭日だったこともあり、BC・スノボも入り乱れ、コースはめちゃくちゃに。とにかくハードでした。
2016年02月11日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識
2016年02月11日 09:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識
標識
2016年02月11日 09:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識
標識
2016年02月11日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識
このスノボ担いでるおにーさん、新雪でトレースが消えていた剣ヶ峰へのトレースを最初に付けてくれた方です。
2016年02月11日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 9:53
このスノボ担いでるおにーさん、新雪でトレースが消えていた剣ヶ峰へのトレースを最初に付けてくれた方です。
標識
2016年02月11日 09:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 9:58
標識
標識
2016年02月11日 10:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識
標識Α┐泙任△襪畔垢い討い燭、Г鉢┐枠見できず。
2016年02月11日 10:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識Α┐泙任△襪畔垢い討い燭、Г鉢┐枠見できず。
位ヶ原山荘への分岐。ここまで1時間13分かかっている。
2016年02月11日 10:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 10:24
位ヶ原山荘への分岐。ここまで1時間13分かかっている。
3日前の西穂高に続いて紺碧の空の下登れて幸せ。
2016年02月11日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 10:43
3日前の西穂高に続いて紺碧の空の下登れて幸せ。
このシュカブラに感動してたら…
2016年02月11日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 10:51
このシュカブラに感動してたら…
もっと凄いシュカブラがいたるところにあった。流石、乗鞍!
2016年02月11日 10:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 10:52
もっと凄いシュカブラがいたるところにあった。流石、乗鞍!
肩の小屋口。ここまでハードシェルと薄手の手袋で来たけど、風が余りに冷たいので、ビレイ用ダウンとバラクラバ、GTXの革グローブを装着。
2016年02月11日 11:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 11:29
肩の小屋口。ここまでハードシェルと薄手の手袋で来たけど、風が余りに冷たいので、ビレイ用ダウンとバラクラバ、GTXの革グローブを装着。
シンガポールで買ってきたシーフードヌードル。日本のより野菜やエビ・イカが大きくて多いような…。朝沸騰した熱湯を山専ボトルに入れてきたので3分で美味しく頂きました。
2016年02月11日 11:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 11:37
シンガポールで買ってきたシーフードヌードル。日本のより野菜やエビ・イカが大きくて多いような…。朝沸騰した熱湯を山専ボトルに入れてきたので3分で美味しく頂きました。
肩の小屋でスノーシューから12本爪アイゼンに交換。
2016年02月11日 12:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 12:52
肩の小屋でスノーシューから12本爪アイゼンに交換。
2016年02月11日 12:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2016年02月11日 13:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2016年02月11日 13:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2016年02月11日 13:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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13:38 標高2980m蚕玉岳通過。
2016年02月11日 13:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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13:38 標高2980m蚕玉岳通過。
剣ヶ峰全貌。
2016年02月11日 13:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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剣ヶ峰全貌。
超巨大海老の尻尾発見。最長部で1m以上!
2016年02月11日 13:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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超巨大海老の尻尾発見。最長部で1m以上!
鳥居の海老の尻尾は自らの自重で巨大な氷の塊となって落ちてしまっていた。
2016年02月11日 13:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鳥居の海老の尻尾は自らの自重で巨大な氷の塊となって落ちてしまっていた。
13:50 標高3026m剣ヶ峰頂上に立てた。
2016年02月11日 13:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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13:50 標高3026m剣ヶ峰頂上に立てた。
2016年02月11日 13:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2016年02月11日 13:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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槍も見えてます。
2016年02月11日 13:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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槍も見えてます。
東大宇宙線研究所乗鞍観測所、肩の小屋とコロナ観測所
2016年02月11日 14:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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東大宇宙線研究所乗鞍観測所、肩の小屋とコロナ観測所
スノーシューに履き替えて肩の小屋を後にする。
2016年02月11日 14:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 14:44
スノーシューに履き替えて肩の小屋を後にする。
剣ヶ峰を振り返る。
2016年02月11日 14:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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剣ヶ峰を振り返る。
14:58肩の小屋口通過。
2016年02月11日 14:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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14:58肩の小屋口通過。
まだ槍が見えている。
2016年02月11日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まだ槍が見えている。
ピンクのリボン。
2016年02月11日 15:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 15:13
ピンクのリボン。
剣ヶ峰を振り返る。
2016年02月11日 15:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 15:14
剣ヶ峰を振り返る。
15:23 位ヶ原山荘分岐通過。
2016年02月11日 15:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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15:23 位ヶ原山荘分岐通過。
帰りはい世姥つけられた。
2016年02月11日 15:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 15:37
帰りはい世姥つけられた。
16:45やっと第3駐車場に戻って来れた。しんどかった。
2016年02月11日 16:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 16:49
16:45やっと第3駐車場に戻って来れた。しんどかった。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット

感想

今年2回目の厳冬期登山は、日本百名山であり3000m峰21座のひとつでもある乗鞍岳に登ってきました。基本土日・祝日の混んでる時の登山って好きじゃないんだけど、厳冬期の2月なのに11日の建国記念日は日本列島が広く高気圧に覆われ快晴予報が出たので、どうせ登るなら真冬の時期に登ろうと決めていた乗鞍岳にチャレンジすることに。
リフトは8時30分からしか運航しないので5時30分に金沢出発。高山市内から松本方面に向けた途端、気温は-14℃。先日の西穂の気温を軽く下回っているのにはびっくり。
乗鞍高原スキー場第3駐車場へは8時10分頃到着。スキー場案内図でかもしかリフトに乗るまでの経路を確認し、リフト券3枚を購入。運航開始直後にリフトに乗ってかもしかリフト終点に到着すると既にBCの方は10人くらいが上に向かって歩いており、20人くらいがスキーにシール張ったり、スノーシューやワカンを装着していた。自分もここでスノーシューを装着し、09:11出発。
予測してはいたが、長い行列で歩き始めは抜きつ抜かれつしながら登ることに。結構急な斜面もあってスノーシューでは難なく登れるようなところでワカンの方は苦労していた。ツアーコースの標識あたりまで来たら、ようやく人ごみが解消されて自分のペースで歩けるようになった。
10:24ツアーコース終点着。位ヶ原山荘の方向は昨日までの新雪で人が歩いた形跡が消されており、ラッセルしないと行けないような状況だった。
ツアーコースを過ぎた辺りから吹きっさらしの雪原となり、もろに風が体温を奪っていき、汗をかくどころではない。
11:29肩の小屋口着。肩の小屋まで頑張ろうと思ったが、もう寒くてしょうがないのでここでスノーシューを外し建物の影に避難。バラクラバを被り、ビレイ用の撥水加工されたダウンを着込み、熱いカップヌードルをすすって、ようやく人心地ついた。
ここでまったりしてる間に大勢の人に抜かれたがしょうがない。
先行者は皆、剣ヶ峰の方に向かわず摩利支天岳の方に向かっている。剣ヶ峰へ延びるトレースは確認できないし、直登している人影もない。ひょっとして剣ヶ峰へ登るコースって、摩利支天岳を途中まで経由して登るのか?って疑問がわきあがった頃、ようやくツアーコース標識I婉瓩納分を抜いて行ったさわやかなスノーボーダーのおにいさんが先陣を切って剣ヶ峰へ登っていくのが見えた。カッコイイー!
そして、先程摩利支天岳に向かっていったのはBCの人たちだったとようやく気付いた。
13:50 剣ヶ峰プッシュ!
いちばん見たかった乗鞍本宮奥宮の鳥居の海老の尻尾は余りに発達しすぎて自重で落ちてしまっていたが、山頂間際の岩に育った海老の尻尾は大きいもので1m以上に成長していて圧巻だった。そして紺碧の絶景!もう言うことなし!
前回、西穂高を独標までで途中Uターンしたことが今回物凄いプレッシャーになってて、スノーシューは重いわ、時間は迫ってくるわ、寒いわ、で途中何度もくじけそうになったが、頑張った甲斐があった。やっぱ、やりとげると達成感が半端ない!
でも帰り、スノーボーダーやBCスキーヤーがさっそうと追い抜いて行く中、一人スノーシューでとぼとぼ下りていくのはつらいものがあったね。

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コメント

お疲れ様でした&ありがとうございます
お疲れ様でした! 本当に素晴らしい眺めですね♪
親切・丁寧なご対応と貴重な情報も頂きましてどうもありがとうございました。
今度、どこかのお山でお会いできることを楽しみにしています!
2016/2/14 8:07
Re: お疲れ様でした&ありがとうございます
Monkey922さんこそ、遠路お疲れ様でした。
焼岳に登られたとのことですが、南峰ですか?相当ハードそうですね。
山の大先輩とお知り合いになれて光栄です。これからもよろしくお願いします。
2016/2/14 9:19
Re[2]: お疲れ様でした&ありがとうございます
焼岳は、スタート出遅れて10:30から登ったのもあって、ピークハントはあきらめ、南峰と北峰の間の地点まで登って引き返しました。後半は急登気味ではありますがハードではというほどではありませんでしたよ。山の先輩だなんてとんでもないです^^; こちらこそ今後ともどうぞ宜しくお願いします。
2016/2/14 19:44
Re[3]: お疲れ様でした&ありがとうございます
焼岳は今まで登山の対象として見ていなかったのですが、日本百名山にも選ばれているし面白そうな山ですね。自分も今度登ってみようと思います。コメントどうもありがとうございました。
2016/2/14 21:01
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技術レベル
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体力レベル
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