乗鞍岳(剣ヶ峰)「紺碧の厳冬期3000m峰」
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,559m
- 下り
- 1,558m
コースタイム
天候 | 快晴(風強し) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
Mt.乗鞍スキーリゾート(乗鞍高原スキー場)第3駐車場 やまぼうしリフト→夢の平クワット→かもしかリフト(リフト券3枚1200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないが、帰り「かもしかリフト」終点〜駐車場までの歩きがとんでもなく辛い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
今年2回目の厳冬期登山は、日本百名山であり3000m峰21座のひとつでもある乗鞍岳に登ってきました。基本土日・祝日の混んでる時の登山って好きじゃないんだけど、厳冬期の2月なのに11日の建国記念日は日本列島が広く高気圧に覆われ快晴予報が出たので、どうせ登るなら真冬の時期に登ろうと決めていた乗鞍岳にチャレンジすることに。
リフトは8時30分からしか運航しないので5時30分に金沢出発。高山市内から松本方面に向けた途端、気温は-14℃。先日の西穂の気温を軽く下回っているのにはびっくり。
乗鞍高原スキー場第3駐車場へは8時10分頃到着。スキー場案内図でかもしかリフトに乗るまでの経路を確認し、リフト券3枚を購入。運航開始直後にリフトに乗ってかもしかリフト終点に到着すると既にBCの方は10人くらいが上に向かって歩いており、20人くらいがスキーにシール張ったり、スノーシューやワカンを装着していた。自分もここでスノーシューを装着し、09:11出発。
予測してはいたが、長い行列で歩き始めは抜きつ抜かれつしながら登ることに。結構急な斜面もあってスノーシューでは難なく登れるようなところでワカンの方は苦労していた。ツアーコースの標識あたりまで来たら、ようやく人ごみが解消されて自分のペースで歩けるようになった。
10:24ツアーコース終点着。位ヶ原山荘の方向は昨日までの新雪で人が歩いた形跡が消されており、ラッセルしないと行けないような状況だった。
ツアーコースを過ぎた辺りから吹きっさらしの雪原となり、もろに風が体温を奪っていき、汗をかくどころではない。
11:29肩の小屋口着。肩の小屋まで頑張ろうと思ったが、もう寒くてしょうがないのでここでスノーシューを外し建物の影に避難。バラクラバを被り、ビレイ用の撥水加工されたダウンを着込み、熱いカップヌードルをすすって、ようやく人心地ついた。
ここでまったりしてる間に大勢の人に抜かれたがしょうがない。
先行者は皆、剣ヶ峰の方に向かわず摩利支天岳の方に向かっている。剣ヶ峰へ延びるトレースは確認できないし、直登している人影もない。ひょっとして剣ヶ峰へ登るコースって、摩利支天岳を途中まで経由して登るのか?って疑問がわきあがった頃、ようやくツアーコース標識I婉瓩納分を抜いて行ったさわやかなスノーボーダーのおにいさんが先陣を切って剣ヶ峰へ登っていくのが見えた。カッコイイー!
そして、先程摩利支天岳に向かっていったのはBCの人たちだったとようやく気付いた。
13:50 剣ヶ峰プッシュ!
いちばん見たかった乗鞍本宮奥宮の鳥居の海老の尻尾は余りに発達しすぎて自重で落ちてしまっていたが、山頂間際の岩に育った海老の尻尾は大きいもので1m以上に成長していて圧巻だった。そして紺碧の絶景!もう言うことなし!
前回、西穂高を独標までで途中Uターンしたことが今回物凄いプレッシャーになってて、スノーシューは重いわ、時間は迫ってくるわ、寒いわ、で途中何度もくじけそうになったが、頑張った甲斐があった。やっぱ、やりとげると達成感が半端ない!
でも帰り、スノーボーダーやBCスキーヤーがさっそうと追い抜いて行く中、一人スノーシューでとぼとぼ下りていくのはつらいものがあったね。
お疲れ様でした! 本当に素晴らしい眺めですね♪
親切・丁寧なご対応と貴重な情報も頂きましてどうもありがとうございました。
今度、どこかのお山でお会いできることを楽しみにしています!
Monkey922さんこそ、遠路お疲れ様でした。
焼岳に登られたとのことですが、南峰ですか?相当ハードそうですね。
山の大先輩とお知り合いになれて光栄です。これからもよろしくお願いします。
焼岳は、スタート出遅れて10:30から登ったのもあって、ピークハントはあきらめ、南峰と北峰の間の地点まで登って引き返しました。後半は急登気味ではありますがハードではというほどではありませんでしたよ。山の先輩だなんてとんでもないです^^; こちらこそ今後ともどうぞ宜しくお願いします。
焼岳は今まで登山の対象として見ていなかったのですが、日本百名山にも選ばれているし面白そうな山ですね。自分も今度登ってみようと思います。コメントどうもありがとうございました。
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