過去の記録 富士山初回


- GPS
- 19:30
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,767m
- 下り
- 2,279m
コースタイム
15:00 須走口五合目
20:50 七合目太陽館 21:20
22:08 本七合目見晴館 22:15
23:00 八合目トモエ館(外で仮眠)0:00
2011年8月13日
0:50 九合目小屋跡
2:00 須走口山頂(仮眠・ご来光) 5:00
5:15 富士宮口山頂 5:45(御殿場口下山開始)
7:15 長田尾根記念日
7:30 八合目 赤岩八合館
8:10 七合目 日の出館
8:25 下り6合
9:30 大石茶屋 10:00
10:15 御殿場口新五合目
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
たしか電車は500円。バスは帰り御殿場口五合目からだったが、往復券が使用可能2,060円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは当然よく整備されていた。 |
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
写真
感想
過去の山行を記憶を頼りに記録する。
コースタイムなどは写真のEXIFのデータを元に記載している。
この富士山初登頂は、この年の3月11日におきた東日本大震災後、仕事も止まり途方にくれ、ようやく6月に仕事再開のめどがたち動きだした時思い立った。
いつ何時私たちもこのような災害に見舞われるかもしれない。富士山は東南海地震が起きた時に噴火の恐れもある。地元では富士山は眺めるものというのが定着しているが、やはり一度は登っておきたい。
富士山は過去に七合目下はよく夏冬関係なく登ったりしていた。
小学生時代の冬は、雪山教室や子供会の行事で、太郎坊でソリや竹スキーで楽しんだ。星野撮影で太郎坊はよく通っていたし、山頂への思いがなかったわけではないが、なんとなく遠くで眺めるのもんだというのが根付いていた。
そんな過去に2度ほど道迷いで遭難仕掛けたことがある。一度は小学生時代、冬のソリ遊びで2合八勺まで歩いて登り、滑って降りたはいいが、かなり下まで降りてしまい、自分の居場所がわからなくなりようやく駐車場にたどり着き係の人に保護してもらったこと。もう1回は中学生時代の夏、柔道部だった私たちは太郎坊から宝永山(今思い返すとあれは二つ塚だったと思う)まで登れとのことで登ったはいいが、ガスでホワイトアウト状態。方向がわかららず、とにかく下りようと歩いていた時に一瞬の霧の晴れ間に探しに来ていた先生を見つけて難を逃れた。
そんな思い出もあり、怖い山という印象もあった。
前置きが長くなった。
この日はたしか、歩いて最寄りの駅まで行き電車とバスで15:00ごろ須走口五合目へ。
お盆の時期なので、かなりの人がいた。
たしか、菊屋でしいたけ茶をいただき、高度順応し17:00頃出発した覚えがある。
俗にいう弾丸登山ということになるか。
他に多くの人がいたが、ほとんどは山小屋泊まりだろう。
六合目長田山荘、元六合目瀬戸館を過ぎると、辺りは薄暗くなってきた。
人も少なくなって、ちょっと心細くなる。
七合目太陽館では、疲労と汗冷えで、かなり辛くなる。休憩と同時に暖かい豚汁うどん食べた。
レインウエアを着込んでも寒くこれまでかと思うも、なんとか気持ちを奮い立たせて出発。風が出てきていたが、乾いた風でみるみる汗で濡れたウエアが乾き、暖かくなってきた。
3000mを超えるとさすがに、高山病の症状がでてくる。つづら折れの登山道を曲がるたびに小休憩し呼吸を整えながら登った。
八合目の吉田口との合流では、山小屋の人たちが、まだ団体客が来ないやらなにやらで忙しそう。
ここでけっこうみなさん小屋の周りで仮眠しているので、1時間ほど座ったまま仮眠。
再出発後、九合目に着くと頂上の明かりも見え始め、元気はでるが体がついていかない。少し登っては休みの連続で、ようやく頂上の鳥居が見えた時にはなんとも言えない達成感を感じた。
頂上は人はまばら。山口屋の前でシートに包まりまた仮眠。3時頃になると小屋の玄関が開き、その場所を追いやられ強制的に起床。
下を見ると登山者の長蛇の列。あんな中登ってこなくてよかったと思った。
ただ、夜明け前はじっとしていると寒い。暖かい缶コーヒー400円、あとどっかで暖かい汁物を飲んだ記憶があるがさだかでない。
ようやく、東の空が白み始めご来光を待つ。
山頂はまるでお祭りのような人混み。とんでもないと思いつつも、その中に自分も含まれると思うとなんともしがたい。
夏は富士山にとって、頭が重い季節なんだと思う。
富士山頂からのご来光!
すごい感動というか人が多くてビックりしているのと、日の出とともに暖かくかんじられ、太陽の偉大さを感じた。
今まで見たことのない光景を写真にも撮ったが、しっかり脳裏に刻もうとけっこう陽があがるまでじっと座ってみていた。
ひととおりご来光を楽しんだあと、富士宮口山頂へ向かい、神社へお参りと金剛杖に焼印をもらう。
下山は御殿場ルート。
6時半ごろ下山開始したと思う。下りの記憶はあまり残っていない。
大砂走りはけっこう楽しんだ。
大石茶屋で早めのランチでカレーをいただいた記憶はあった。
無事下山後、バスと電車で帰路についた。
12時には自宅に到着。
ということは前日12時に自宅を出発してるので、ちょうど24時間の行動時間となる。
そして、今回の富士山初登頂をきっかけに、昔、源流釣りで沢登りをしていた頃の熱が再燃し、ふたたび、足が山へ向かうようになった。
☆富士山頂の日の出前は、エマジェンシーシートだけではかなり寒かった記憶がある。もし夜間登山で山頂で仮眠を取る場合はそれなりのウエアと装備が必要。
そしてそれだけを担ぎ上げる体力も。
以上過去の記録。
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