べた雪の守門岳〜大岳
- GPS
- 09:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り6時間 稜線1時間 下り2時間 標高範囲 400〜1400m 合計登行 1200m 気温 行き帰り3度 あったか過ぎ 少し雨降り(頂上でも) 駐車場 二分 山で会った人 0人 トレースたくさん 森林限界 1000mから疎林展望 積雪の様子 べちゃ重い。粘土系新雪 山域は 林道が交錯するから夏の基礎知識あるといいのだが また行くか いい山です。 日帰り温泉 ゆパーク Black Diamond/justice/fatski 175cm/137mm/110mm/120mm |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO161
激重ベタ雪の守門岳〜大岳
「ほっか守門」とか、地元は棚田風景が心温まるといっているのだが、今時期5m雪庇と重雪豪雪で緊張極まりない。火曜日に60cmも積もった後に、祝日に大勢入ったね。誰もいないはずと思った土曜に、巨人ツボ足に助けられて、守門稜線の大岳分岐まで登れて、大岳迂回して保久礼下山できたのは大成功だった。
朝9時に二分に着くが、車は3台だけ。少ないよと思って、今日は一般から離れて流れの右側ずっと行くと、堰堤の先で林道に合流し(林道があるの知らなかった)、橋を渡ってなお右、(左は夏の一般ルートだね)、林道突き当りからいきなり左の急斜面にスキー滑降跡があり、それを登る。分岐に向かう尾根だ。700m辺りのコルに出ると、上からツボ足下山の跡。(そのコルから左に林道めがけて緩斜面らしい)。それを追って登ることに。広い尾根は登りやすいのだが、両側谷迫って痩せ尾根になると、標高千m満たないのに、ザイル必要なくらいの雪稜になって、それでも巨人一人(アイゼン輪かん)が降りたなら登れるといく。激重シャーベットは案外制動力もあって、急でもまっすぐいく。豪雪の後に晴天があって、雨も降って(今日も9時頃少し雨)、これじゃ激重になる。
半ばまでは妙に暖かくて風もなく下着一枚になるが、上で少し風。何時に稜線に出られるかと思って、スタートが9時だったのにはわけがあり、(オヤジになると登山意欲よりも睡魔が優先する場合がある)戻りが多少遅くなっても許そうと。しかしたまに晴天で雪がどんどん腐り、後に曇りで展望は良かったが。越後駒の方も見えたし。
6時間かかって、3時に分岐稜線。この辺り樹木なくして、雪崩れるには条件がいいよと思いながら。青雲岳に寄る時間もなく、雪稜戻る気力もなければ必然と大岳いって保久礼しかない。巨人ツボ足も大岳から来ているようでそれに従って滑り降りるが、向こう側の雪庇がえげつなくて、稜線だと思っても、平気でクラック走っていてそこは雪庇だ。かつて「東洋一の雪庇」といわれたのはこの大岳のことだったと思う。立山の大日岳で30m雪庇が明らかになったが、ここはそれ以上か?まさか。
コルに降りて、こちら側登るしかなくて、だが、かなりの急斜面でシールに不安。片足スキー外してアイゼンに。ぐいぐい35度超えるか、雪崩れるなよ、普通の斜面なのに。少し上がると傾斜落ちて安心。丸っこい大岳に4時。急いで下るよ。しかしベタ重はいかんともボーゲン交えて慎重に。保久礼まで下って一安心。最近は午後5時半まで明るいね。登り返してだらだら下って、この辺りは林道と斜面勝手にトレースがあって、でもスノーシューでもボコとも潜るほどの穴も。などがたくさんあってルートは安心。それ以降は暗くなって、最後は夜。でも先週の視界5mのホワイトアウトに比べたら、夜間ライトでも30mは見えるから安心だよの強がりで斜面降りて、林道に出ると、後は押しだけでも滑っていくよ。都合9時間なのだが、朝が遅かった分戻りの6時は真っ暗。でも大変に良かった山行でした。
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