宮城蔵王刈田岳
- GPS
- 03:26
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 395m
- 下り
- 666m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大黒天から夏道は歩き始め直後の雪斜面が少々危険。山頂付近のガス |
写真
感想
家族旅行でどこか雪のあるところに行こうということになり、宮城蔵王へ。
嫁さんや子供たちはスキー場に残し、一人で昨年途中で撤退した刈田岳への再チャレンジ。
第3リフトを降りて、6本爪アイゼンを装着。
しかし、今時みんなスノーシューの人ばかりで、ツボ足だと何か気がひける(^^;
10時過ぎに出発。スタートが遅れたので、飛ばして汗をかいてしまう。
大黒天に到着し、車道に交わるが、車道は雪が無いところもある。
大黒天から先、エコーラインを辿って行くか、夏道の登山道に沿って行くか迷う。
夏道登山道の方が直線的で時間がかからなそうであるが、行く手はノートレースの雪斜面。
表面はそこそこ締まっていて、私の体重(60kg強)だとかろうじて踏み抜かずに登れるものの、
右手は転がると谷底まで止まらないだろうなと嫌なプレッシャーがかかる。
あまり先の方は見ないようにして、小股小股に一歩ずつ。時々ズボズボ。
斜面を登りきって、左斜め上に階段の続きが見えて一息つく。
そこから先は、強風のせいか雪が飛ばされ岩肌が見えているところも多い。
雪と岩の稜線上を進むうちに、前方に他のハイカーの姿が時折目に入るようになる。
ホッとしつつも、初めの雪斜面を通らなくてすむルートがあるのか、と。
途中急に猛烈な風が吹いてきて、あられ混じりの強風が顔面に当たるので、バラクラバを被る。
元々見通しはあまり良くなかったが、ガスも出てきて50mくらい先までしか見えなくなる。
知らず知らずルートを右側へ外れそうになっていたので、左方向に修正。
間もなく、石碑のようなものの回りにビッシリと雪柱がまとわりついた物体が現れる。
近くにいたハイカーに刈田岳の山頂はどっちかと聞くと、すぐそこだと言われ、確かに30mも
いかないうちに鳥居が現れ刈田岳山頂の道標が現れる。
総勢20人くらいのグループがいたので、せっかくだから写真を撮ってもらう。
神社にお参りなどしているうちに、山頂には自分一人になっている。
雪山を独り占めして嬉しいというより、急に取り残された感がして心細くなる。
ガスに覆われた山頂は、いざ下ろうとするとどちらに進めば良いか分からないもので、
GPS様便りである。
避難小屋だかレストハウスだかを過ぎ、ハイライン・エコーライン方面へ。
車道に出てホッとするも、山頂付近は除雪もあまりされておらず、方向感覚に自信持てない。
刈田岳登頂は果たしたものの、ここまでのところ、樹氷らしい樹氷にお目にかかかっていないなと、少々不完全燃焼モード。エコーラインを進む。
そうすると、エコーライン左手になかなかに成長した樹氷群が現れる。ちょうどそれに合わせるようにガスが晴れ、周囲も明るくなってくれてテンション上がり始める。エコーラインを外れて樹氷に接近。
更に進んで、エコーラインを律儀に歩くのも芸が無いし、下りだからと道路を離れて樹氷群の中をプチ冒険気分で突っ込む。樹氷群の間を、誰も歩いていない雪原を進むのは何とも言えず気持ち良い。良い感じに独り占め♪
樹氷群がひと段落し、後はひたすらエコーラインを進む。去年は強風と寒さで撤退を余儀なくされた道も、今年は雪が少ないせいか、気温が高いせいか、風もさほど強くはなかったせいか、スイスイと進む。去年自分が先に進むのを断念した地点を見て、ちょっと去年の悔しさを思い起こす。
大黒天まで戻って地蔵さんに挨拶をし、すみかわスノーパークの敷地に戻って、元来た道を逆走。ゲレンデを歩くのも結構くたびれた。ふもとに戻り家族と合流。
ピーク時はもっと迫力あるのかもしれないが、それでも結構インパクトのある樹氷を生で見られたし、それと去年は途中断念した刈田岳山頂まで登れたので、短いながらも充実した雪山ハイクであった。
こんばんは、昨晩は寝る直前にアップされたのを確認して拍手しましたので、今頃のコメントになります。
息子さんのお受験も無事終わったようで、ご家族で蔵王で温泉ですか……まずはのんびり寛がれたようで何よりです
しかし、家族をスキー場に置き去りにして険しいところに行ってしまうのが、さすがhiyo-ruさんらしいです
凄絶な鉛色の空に、チベットの標高4000m台の、酸素が激薄な世界を久しぶりに思い出す気分です……(遠い目)。
というわけで、明日は宜しくです!
アップ早々の拍手で驚きました。
家族旅行に来ていながら別行動と言うのは案外味気ないものでした。
できたら、全員揃って雪山に行けたら良かったんですがね・・・。
まあ、大黒天からの雪斜面や途中の強風とか、大人でもきつかったので、
子供には無理だったかと思いますけど。。。
東京での集まりは軟禁(!?)の合間をぬってのご参加ありがとうございました。
ではでは。
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