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Yamareco

記録ID: 823875
全員に公開
山滑走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山(裏磐梯スキー場より)

2016年03月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:20
距離
9.6km
登り
764m
下り
918m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
1:03
合計
5:21
9:58
8
裏磐梯スキー場ゲレンデトップ
10:06
10:06
21
10:27
10:40
83
12:03
12:03
31
12:34
13:24
78
14:42
14:42
25
中ノ湯跡
15:07
15:07
12
15:19
裏磐梯スキー場ベース
9:58 裏磐梯スキー場ゲレンデトップ -> シール登行
11:05 火口壁コース1375m 11:18 -> シートラーゲン(アイゼン)
12:34 磐梯山 13:24 -> スキー滑降
15:14 裏磐梯スキー場ゲレンデトップ -> スキー滑降(ゲレンデ内)
15:19 裏磐梯スキー場ベース
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
parking 裏磐梯スキー場(無料)
リフト2本 \350×2
※ゲレンデ内は歩行禁止で、センターハウス前の駐車場に止めた場合はリフトに乗る必要がある
その他周辺情報 spa ラビスパ裏磐梯 \520
 ※スキー場に1割引チケットあり
ゲレンデトップより。目の前に崩壊カルデラが迫る
2016年03月05日 09:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
3/5 9:58
ゲレンデトップより。目の前に崩壊カルデラが迫る
ほどなく銅沼。正面は磐梯山の一峰の櫛ヶ峰
2016年03月05日 10:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/5 10:07
ほどなく銅沼。正面は磐梯山の一峰の櫛ヶ峰
銅沼を横断してイエローフォールへ
2016年03月05日 10:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 10:07
銅沼を横断してイエローフォールへ
天狗岩
2016年03月05日 10:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 10:25
天狗岩
イエローフォール。今年はしょぼい
2016年03月05日 10:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 10:29
イエローフォール。今年はしょぼい
火口壁コースの登山道に合流。尾根を登る
2016年03月05日 10:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 10:43
火口壁コースの登山道に合流。尾根を登る
そこそこ傾斜があり、スノーシューのような直登は無理
2016年03月05日 10:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 10:52
そこそこ傾斜があり、スノーシューのような直登は無理
この先は雪が付いてない。アイゼン登行に切替
2016年03月05日 11:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 11:09
この先は雪が付いてない。アイゼン登行に切替
稜線に到着。眼下に檜原湖
2016年03月05日 11:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 11:27
稜線に到着。眼下に檜原湖
1457点を超えると目の前に主峰の大磐梯が。まだあるな〜
2016年03月05日 11:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
3/5 11:30
1457点を超えると目の前に主峰の大磐梯が。まだあるな〜
泥だらけの登山道を歩く。右上には西吾妻山
2016年03月05日 11:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 11:40
泥だらけの登山道を歩く。右上には西吾妻山
三合目天狗岩
2016年03月05日 11:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 11:45
三合目天狗岩
弘法清水小屋。残念、高曇りになってきた
2016年03月05日 12:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 12:04
弘法清水小屋。残念、高曇りになってきた
山頂ドームの登り。灌木の間を縫うように
2016年03月05日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 12:23
山頂ドームの登り。灌木の間を縫うように
着いたかな?
2016年03月05日 12:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 12:35
着いたかな?
山頂より、北東の櫛ヶ峰と沼ノ平
2016年03月05日 12:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 12:36
山頂より、北東の櫛ヶ峰と沼ノ平
表側。猪苗代湖はすぐ目の前なのに霞んでよく見えない
2016年03月05日 12:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 12:36
表側。猪苗代湖はすぐ目の前なのに霞んでよく見えない
一段下がった広場にある山頂標識。右上に猫魔ヶ岳
2016年03月05日 12:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 12:38
一段下がった広場にある山頂標識。右上に猫魔ヶ岳
北西の滑降斜面。例年なら快適なんだろうけど
2016年03月05日 13:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 13:21
北西の滑降斜面。例年なら快適なんだろうけど
雪をかぶった灌木でデコボコ
2016年03月05日 13:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 13:23
雪をかぶった灌木でデコボコ
ろくに滑れないが、なんか楽しい
2016年03月05日 13:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ろくに滑れないが、なんか楽しい
猫魔ヶ岳南東に広がるアルツ磐梯
2016年03月05日 13:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 13:26
猫魔ヶ岳南東に広がるアルツ磐梯
このくらい開けばなんとか
2016年03月05日 13:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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このくらい開けばなんとか
しまった左側にオープンバーンがあった
2016年03月05日 13:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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しまった左側にオープンバーンがあった
ヤブは多いが下部は快適
2016年03月05日 13:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ヤブは多いが下部は快適
livくんも調子に乗ってきた
2016年03月05日 13:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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livくんも調子に乗ってきた
ルートを選べばさらに楽しめたかな
2016年03月05日 13:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ルートを選べばさらに楽しめたかな
ここから尾根の西斜面をトラバース
2016年03月05日 13:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ここから尾根の西斜面をトラバース
トレースのおかげでスムーズに滑れる
2016年03月05日 14:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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トレースのおかげでスムーズに滑れる
展望台を過ぎれば自由に滑れるようになる
2016年03月05日 14:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/5 14:37
展望台を過ぎれば自由に滑れるようになる
中ノ湯跡。八方台コースを離れて北斜面に滑り込む
2016年03月05日 14:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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中ノ湯跡。八方台コースを離れて北斜面に滑り込む
雪は重いが快適な斜面
2016年03月05日 14:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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雪は重いが快適な斜面
新雪がけっこう残ってる
2016年03月05日 14:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 14:51
新雪がけっこう残ってる
最後は緩斜面。ストック漕ぎや逆ハの字で
2016年03月05日 14:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/5 14:55
最後は緩斜面。ストック漕ぎや逆ハの字で
ここを下れば再び銅沼
2016年03月05日 15:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 15:02
ここを下れば再び銅沼
ゲレンデ到着
2016年03月05日 15:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/5 15:14
ゲレンデ到着

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)

感想

土曜は北日本が高気圧に覆われるというので、磐梯山に登ることにしました。
当初は西吾妻山を予定していましたが、毎年のように登っていて少々マンネリ気味だし、晴天続きで南斜面のため雪質も期待できない。それより、有名な割りにまだ登ったことがない磐梯山のほうに興味が移ったのです。
起点は裏磐梯。表側の猪苗代スキー場からもよく登られていますが、総合的に楽しみたいならやはりこちらでしょう。
スキー登山では中ノ湯コースを往復するのが一般的のようですが、今回は火口壁コースから時計回りで周回することにしました。これなら有名なイエローフォールに立ち寄ることもできます。
さて、初めての磐梯山、期待以上に面白かったです。
あまり山スキー向きでないと言われており、確かに快適に滑れる斜面は多くないのですが、個人的には滑り自体も十分楽しめました。
爆裂火口などの景観も素晴らしいですし、西吾妻山の樹氷原とはまた違った楽しみ方ができます。西吾妻のパウダーが期待できない場合なんか、こちらに登るのもありかもしれません。

9:58 1106m 裏磐梯スキー場ゲレンデトップ。
木曜の降雪でトレースはいったんリセットされたらしいが、すでにもうたくさんのトレースで踏み固められている。ツボ足でも潜らず歩けるくらいだが、しばらく平坦な雪原が続くのでシールで歩くことにする。
10分ほどで銅沼。目の前には1888年に大崩壊した爆裂火口が迫り、なかなかの景観。イエローフォールもあることだし、スノーシュートレッキングで人気があるのもうなずける。

10:27-10:40 1195m イエローフォール。
一般に紹介されている写真だとなかなか見応えがあるが、今年は規模が小さく、あまり黄色くもない。正直しょぼいと感じだが、さほどの寄り道ではないし、まあいいだろう。

ここからは目の前の尾根の末端まで回り込んで登山道に合流。傾斜の強い尾根を登る。
イエローフォール目当ての人がほとんどなのでトレースは一気に減るが、それでも十分に付いている。とはいえみんな登山者。シールでは同じように直登できず、トレースはあまり利用できない。
やがてシールでは登りづらくなり、1375mでシートラーゲンに切替。どうせこの先はあまり雪が付いていないので、どのみち板を担ぐ必要がある。

11:27 1445m 磐梯山-櫛ヶ峰稜線。
稜線をちょっと進むと磐梯山山頂が見えるようになる。もうすぐそこだと思っていたが、まだけっこうある。
ここからは爆裂火口の縁に沿って稜線歩き。黄金清水を越えるまではあまり雪が付いておらず、岩や泥の上を歩くことになる。ここを滑るわけではないが、この時期にこれはちょっと悲しい。

12:03 1628m 弘法清水小屋。
目の前の山頂に向けラストスパート。斜面は雪をかぶった灌木でデコボコしており、その間を縫うように登る。
小屋からはあっという間に登れそうだったが、標高差はまだ200m近くある。いつも以上に疲れを覚え、けっこう時間がかかる。

12:34 1812m 磐梯山。
たかだか2時間半ほどのルートなのに、なんだかえらい疲れた。
対してlivくんは元気いっぱい。聞けば明日、三浦のハーフマラソンに出場するらしい。大会前日にこんなことしてていいのだろうか?(しかもさっさと帰って体調を整えようなんて気は毛頭無いらしく、夜は喜多方まで出向いてラーメンを食ってた)。

山頂からは遮るものなく360度見渡せるが、霞がひどくて期待していたほとの展望は得られない。すぐ目の前の猪苗代湖ですらはっきり見えないほど。

13:24 滑降開始。
登ってきたルートではなく北西斜面を滑るのだが、灌木でデコボコしている点は変わりない。自分の実力ではなかなかターンができず、斜滑降や横滑り、キックターンを多用して下っていく。
ただ、登っていた時に感じていたほど滑れないわけでもない。クラストもしてないし、ちょっとスペースがあればなんとかなる。これはこれで十分楽しい。
ちなみに後で振り返ってみると、すぐ隣にオープンバーンがあった。さほど広くはないが、こちらを滑っていればさらに楽しめただろう。
傾斜がゆるくなってくると灌木も少なくなり、快適に滑れるようになる。

1600mで山頂ドームの滑降は終了。ここからはヤセ尾根の左側をトラバースで滑っていく。
この辺りの雪はかなり中まで腐っており、油断すると雪ごとずり落ちてしまう。さいわいトレースが残っており、それに乗ってどんどん滑っていける。

14:25 1473m 八方台ルート展望台。
この先は無理にトラバースする必要はなく、左の沢など広い斜面を自由に滑っていける。腐れ雪ながらも快適なツリーランを楽しめる。

14:42 1303m 中ノ湯跡。
ここで八方台ルートを外れて裏磐梯方向へ。北斜面の沢地形のため雪は深く、傾斜もほどほど。重めの雪質ながら楽しく滑ることができる。

ほどなく平原に出て滑降は終了。銅沼への下りでちょっとだけ滑れる箇所はあるが、あとはストック漕ぎや逆ハの字でゲレンデまで戻る必要がある。
とはいえさほどの距離ではない。面倒に感じることもなくゲレンデに戻ることができた。

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磐梯山 八方台コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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