再び積雪の蓼科山
- GPS
- 04:29
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 817m
- 下り
- 821m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:28
天候 | 曇り&ちょっぴり雪、時折晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
降雪直後でしたので、フカフカパウダー。登り始めは15センチ程度。一番深かったのは山頂ヒュッテへのトラバース道で、腰まで埋まりました。 |
写真
感想
ヤマレコで「雪が少ない」「チェーンスパイクで登れる」と書いてあったので、蓼科山に行って来ました。前日に雪が降っていたらしいので、雪の量が多かったら無理せず諦めるプラン。
女乃神茶屋すぐ横のスズラン峠駐車場に到着して、雪の量にびっくり。駐車場が除雪されていない。スタッドレスは履いているけれど、僕の車じゃ停めるのは無理・・。
と思ったら反対側の駐車スペースに、轍の跡があったので、そこに駐車。
舗装路を少し下って登山口に到着。足跡なしのファーストトラックゲットだ!
フカフカパウダーなので、サクサク歩けます。15センチくらいの積雪。
この季節の2500m級は初めてなので、雪が多かったら無理せず下山。
積雪時は丹沢程度しか行かない僕。トレースの付いてない道を歩くのは初めて。感動。気持ちいい。ピンクテープ目印に登りました。
気温は氷点下だと思いますが、風もなく、そんなに寒くない。ソフトシェルは脱ぎました。
幸徳平までは順調でしたが、ここから急坂と地図にある。確かに急坂でした。チェーンスパイクを着けましたが、雪がフカフカでグリップせずに登れない。四つん這いで登った箇所もありました。ちゃんとしたアイゼンならグリップするのかな?
かなり時間をかけて急坂を登り、森林限界を越えると、暴風が吹いてました。岩場のクサリは雪の中。歩きやすそうな場所を探せば、普通に歩けました。
今回撤退を考えたのが、山頂ヒュッテ手前のトラバース道。風と霧と雪で、オレンジポールが見えません。でもホワイトアウトとは言わないんだろうな、この程度では。
視界数メートルで歩いていると、ズボッと足が全部埋まること数回。
山頂もヒュッテもすぐ近くだとGPSが教えてくれるけど、全然見えない。
ここまで来て、引き返そうか?と考えていると、ヒュッテの屋根が見えました。
良かった〜。
ヒュッテから山頂はすぐでした。全然見えなかったけど・・。
コースタイムをオーバーしてやっと到着。なんだかすごい達成感w
冬山装備を購入したくなりました。
風が強いので上着を着て休憩。奥宮と方位盤も全然見えないので、うろうろと探して発見。期待した晴れ間はダメでした。
広くてイワイワな山頂ですね。
休憩の後は来た道を下山。自分のトレースを探しながら下ります。途中から僕以外の複数の踏み跡があり、道が出来ている。変だな、誰にも会ってないのにな。
歩きながら推理する僕。
山頂では誰にも会ってないし、踏み跡もなかった。だとすると、途中まで登って引き返したのかな?もしかしたら、途中で会うかも、と考えていると、下山中の二人の登山者に追いつきました。
山頂付近で断念し、下山するとのこと。ラッセルありがとう、と言われましたw
僕も断念するべきだったのだろうか。
登山者のおかげで道が出来ているので、下りは走って降りることができました。
コースタイム2時間のところ、1時間で下山。登りの遅れを取り戻しました。
この後、霧が峰・車山にも登るので時間は大切。
髪の毛やボトルの飲み口が凍りましたが、寒さはそれほど感じず。先月の丹沢の方が寒かったなあ。
今回の蓼科山は、冬山と言っていいのかな。もしそうなら、初の冬山だった。アイゼンやワカンの必要性を感じ、良い経験ができました。
真っ白で踏み跡のない静かな山を歩くって、すっごく気持ちイイですね!
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