沼津アルプス縦走
- GPS
- 06:11
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 927m
- 下り
- 925m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急斜の下りはスリップによる転倒注意 |
写真
感想
神奈川に帰ってきたついでに、大学ワンゲルの同期を誘って沼津アルプスへ。
標高は低いがアップダウンが多く、新幹線や高速道路からも一つ一つの山がはっきり見えるので一度歩いて見たかったところだ。
横浜駅で集合して東海道線に揺られ沼津駅へ。
バスに乗って20分ほどの多比バス停から歩きはじめる。
神奈川は曇りだったがこのあたりまで来ると青空が広がり絶好のハイキング日和。
気温も暖かく、道端にはホトケノザやニオイタチツボスミレなどの花も見られる。
宅地の舗装道を少し登ると登山道らしくなり、ほどなく尾根上へでる。
とりあえず大平山へピストン。登っていると元気のよい中学生か高校生かの集団とすれ違う。
顧問もおらず、少しはしゃぎ気味な様子をみると、昔の自分達(山バカ)を見ているようだ。
ほどなく大平山へ。眺めもそこそこといったところ。
ここから先は奥アルプスと呼ばれているようだ。
多比峠に引き返して続く鷲頭山を目指す。
ところどころ岩々したところがあり、このあたりがアルプスと呼ばれる由縁なのだろか。
鷲頭山への最後の登りはなかなか急だ。
数日前の雨もあり滑りやすい。トラロープも設置されているので、不安な人は使ったらいいかもしれない。
軽く息を切らしながら鷲頭山山頂へ。
開けていてなかなか気持ちがよい。大きな桜もあり4月くらいにきて花見をしながらお昼ご飯もよさそうだ。
一息ついて鷲頭山を下りはじめる。
登り同様急な下り。石や木の根が滑りやすいので注意が必要。
トラロープも使いながら一気に下り降りる。
急なところも終わり少し進むと下にハングを持つ巨大な岩壁が現れる。
中将岩というらしく。説明書きによると平重衡がここで自刃したとか。
壇ノ浦からこんなところまで落ちのびていたとは。
岩自体は火山岩っぽいかんじだ。
ぼたもち岩を通り過ぎるとなだらかな尾根が続き、木も少なく海がよく見えて気持ちいい山歩きができる。
海を挟んで見える伊豆半島はなかなか大きい。
天城山にも行ってみたいものだ。
左手には箱根が見える。ところどころ白くなっている。思ったよりも積雪があるらしい。
振り返ってみると、中将岩を備えた鷲頭山が大きく聳えていい感じ。
ナツトウダイやクサボケが咲く道を登っていくと志下山へ。
ここも山頂は開けていてピクニックには最適そうだ。
志下山から先もしばらくなだらか尾根が続くが、徳倉山にさしかかるとこれまでのピーク同様、しっかりと登る感じ。
徳倉山の山頂も志下山童同様開けていて桜が植わっている。
気がつけば沼津市街地も大分近い。
登りが急なら下りも急なのもこれまでのピークと同じだ。
登ってくる人たちと譲り合いながら慎重に下る。
横岳までの間に旧陸軍の機関銃が設置台があった。
L字型の壕も掘られている。何やら航空機対策らしいが、ここからB29の航空高度に攻撃できたとはとても思えない。
横岳をサクッとこなすと、もう何度目かの急な下り。
多少階段状になっていたりと一番整備が入っている。
このあたりで、バスツアーハイキングの大集合とすれ違う。50人くらいいたのではないだろうか。
横岳の道を下りきるといったん車道へ飛び出る。
それを横切って最後のピーク香貫山へ。
もう半分自然公園のような感じで整備された道を登っていくと電波塔のあるピークへ。下界と海がよく見える。
なんか右回りだか左回りに騙されながら、夫婦岩を経由して、五重塔の近くの登山口へ。
なかなか大きい五重塔だった。
さて、下山したあとは第二の目的、沼津港の海鮮目指して、気持ちのいい河川敷の道を歩いていく。
魚河岸寿司に適当に狙いを定めたが大当たり。
寿司もちらしもカマ焼きおいしく大満足。
膨れたお腹の腹ごなしに沼津駅までも歩く。
なんだかんだで15キロくらい歩いてほどよい充実感。
急に冷え込みはじめた暮れなずむ初春の空の下、電車に揺られて帰路についた。
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