苗場山(和田小屋→山頂→ドラゴンドラ)
- GPS
- 06:48
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,051m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:苗場スキー場へは、ドラゴンドラで下るしかありません。ドラゴンドラは季節運行のため運行期間は確認必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
和田小屋からの道は、石がゴロゴロしています。雨の後など滑りやすいので注意。 ドラゴンドラへの道は、単調な一本道ですが、必ずロープウエイに乗らなくてはならず、期間限定のため運行期間は要確認です。 |
写真
感想
10月に入ると山は一気に紅葉が始まり雪の季節に変貌していきます。この時期は、夏に比べ登山者も少なく、ゆっくりと景色を望めるので山屋にとっては活動期かも知れません。そんな中、狙う山は、東京から近く紅葉が見られる場所である。そうなると、群馬・新潟付近かなと思いターゲットを絞る。いろいろ調べると山頂部に苗代のような大きな高層湿原を持っているなんとも魅力的な山である苗場山に行くことにしました。
苗場山へは、越後湯沢駅からタクシーでかぐらスキー場内にある和田小屋まで行きます。みつまたのバス停からですと、2時間半以上あるく長い道のりのためです。和田小屋からは木道を歩きます。道は整備されていますが、やや石が濡れていてすべりやすいです。傾斜は緩やかで疲れもさほど感じず紅葉の始まった樹林の中をゆっくりと登って行きます。油断していると石に滑って腕をぶつけたのが何回かありました。六合目、下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝と行く場所に標識がありどこの位置か非常にわかりやすいです。
中ノ芝付近では、湿原が広がり越後の山らしい景色が目に飛び込み始めました。神楽ヶ峰が近くに見えました。さらに木道を抜け樹林帯を進むと上ノ芝に到着。さらに進み、樹林帯を抜け視界が開けてきさらに登と神楽ヶ峰に到着。標識が小さくあるだけでした。ここから大きく苗場山が眺めました。いよいよ本格的な登りとなりますが、一旦雷清水を抜け鞍部まで降りなくてはなりません。最後の水場である雷清水を過ぎ鞍部まで下りじわじわ登りながら山頂に向かいます。さらに急な登りを慎重に登りきるとあたり一面に湿原が広がる山頂部につきました。木道を進みながら湿原を望み遠く妙高・火打山や北アルプスも眺めることができました。湿原は、見事なコントラストで心奪われます。
山頂は、遊仙閣の脇にひっそりとありました。湿原付近で休憩をし、後ろ髪ひかれる思いでしたが下山します。神楽ヶ峰までは来た道を戻ります。気がつくと苗場山がガスで隠れてしまいました。神楽ヶ峰からドラゴンドラへ向かう道を進みます。一本道で分かりやすいです。ただ、和田小屋からの道と違い標識がほとんどなくどこの位置を歩いているのかがよくわかりません。途中池とうがありなかなかです。下りが結構急なところがあり慎重な下りをする必要な場所が何か所かあります。景色が望めないコースですので立ち止まることが少なかったです。まだかと思ったら突然田代スキー場のリフト乗り場に出てきます。そのままゲレンデを下り40分ほど歩きドラゴンドラ乗り場に到着しました。
日本最長のドラゴンドラに乗り空中散歩でバス停に向かいました。このコースは、ドラゴンドラが運転している期間しか登り又は下ることができません。車ない人にとっては大きいコースです。苗場山は地味な感じがしますが、何度も足を運びたいと感じさせる山でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する