甲斐駒ヶ岳で友と眺めた南アルプスの絶景
- GPS
- 14:40
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,676m
- 下り
- 2,665m
コースタイム
- 山行
- 11:48
- 休憩
- 5:00
- 合計
- 16:48
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹の平辺りで凍結、雪道になります。 五合目小屋跡からは滑り止めのが必要です。 七丈小屋から上は完全な雪山ですのでアイゼン、ピッケルは必要です。 この時期でも稜線は降雪します。 降雪直後などは難易度が桁違いです。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
スノーシュー
ストック
ソフトシェル
調理用食材
調味料
飲料
ライター
|
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感想
世間はお彼岸の三連休。
自分の休みの月曜日が祝日ということで賑やかな黒戸尾根に行こうと計画した。
前日仕事終わって早めに就寝、3時間睡眠で午前1時起床。
登山口の白州は自宅から30分で到着。
駐車場は20台程の車とさすが連休ですね。
前日に車中泊してるはずの友達の車が見当たらないので心配したけど、韮崎で車中泊とのことでした。
同じルートを登ると聞いていたが、お互いソロなので別々スタート。
支度済ませて2時45分に出発。
駒ヶ岳神社で安全登山を願い、手をあわせて、暗い吊橋を渡り登山道に入った。
久々のナイトハイクスタートはいつもと違って楽しい♪
今回から導入のヘッドライト(ペツルTIKKA RXP)を付けて夜道を歩いたが今までとは別世界の歩き易さ。
リアクティブ ライティングという自動で光量と配光パターンが調節されて遠くを明るく近くは暗めになって目が疲れない感じが快適すぎて夜明けが来なくてもいいと思ったくらいでした。
標高上がると登山道が凍結していたので早めに軽アイゼンを付けた。
刃渡りを通過する頃に白くガスのかかった空が明るくなってきて木々の枝が氷結してるのが見えた。
刀利天狗への上りで12本アイゼンに交換。
五合目小屋跡で青空と白い山が望めた。
帰りの水0,5肇妊櫃靴謄僖鵑鮨べながらすぐ下の屏風小屋跡まで下りて、手元ストックをピッケルに交換、10分程休んだ。
6時40分と予定より遅れてるので先を急ぐ。
五合目〜七丈小屋の区間は日陰が多く雪が締まっていてサクサク上り易い。
七丈小屋に7時30分、この時間は静かで人影はなかった。
先のテント場に上がると帰り支度をしてる方々数人で賑やかだった。
この先は日射しが眩しくなるので、サングラス、日焼け止め、出発前に日焼け止めはしたけどここでもう一度塗り直した。
テン場から登ると急な上りがキツイ、ここはいつもバテバテ。
出発から歩き続けて疲れる場所は決まってこの辺り。
歩き易いトレースはあるものの、木の枝が荷物を引っ張ったりでペース落ちまくり。
八合御来迎場に8時38分、七丈小屋から1時間8分もかかった。
ここまでで十数名の方とすれ違ったが泊まりで登頂された方なのか足早に下山して行きました。
この先の核心部といえる区間に向かう。
振り返ると先程通った御来迎場を見下ろして雲海と青空。
2月に来たときは緊張した区間も締まった雪にトレースで難なく登る。
2本の剣の辺りで先月のラッセル場所をサクサク歩いて通過して撤退地点に着いた。
ここで景色見ながら休憩したのを思い出す。
1ヶ月前の厳しいコンディションに敗退したのも良い思い出となった。
続くトレースを進むと先から2人の下山者。
荷物などの様子から声をかけてみると、やっぱり日帰りの方でした。
2時に出発して登頂15分後に下山とのこと、男女二人の健脚者に驚きました。
先の斜面をトラバースして進むと山頂が見えてきた。
青空の下で元気が出て来たのか最後はサクサク軽快に進み、手前分岐で見上げる頂と後ろの仙丈ヶ岳を見て、登頂の歓びを感じた。
開けた山頂は人のいない静かな時間でした。
9時55分 登頂。
雪の甲斐駒登頂は1年2ヶ月ぶりの4回目。
ザックを標識前に下ろして写真を撮った。
弱めの風が北西から吹いてたので陽当たりの良い風避け場所に荷物広げて腰をおろした。
正面には白根三山の白い稜線が素晴らしい。
何度見ても素晴らしい。
これだからまた来てしまう甲斐駒ヶ岳。
長い尾根を歩いてきた達成感と景色は最高のご褒美。
後から来る友達を待ってる時間に山頂を歩き回ったり、ゴロゴロ、ボー、モグモグ、ゴクゴク、雄大な景色に浸ってた。
友達が来てから肉を焼いて一緒に食べたけど、独りで食べるより旨いし楽しい♪
ソース焼きそば、ウインナー、コーヒーと休憩を思う存分楽しんだ。
午後になってからの空は北方面に雲かかってしまったけど、南アルプスは塩見、赤石、光岳方面まで絶景。
4時間滞在で楽しませてくれた山頂にお別れして下山開始!
帰りは友達と一緒にのんびり歩くことになった。
この時間になると八ヶ岳方面も雲が抜けて高度感のある雪道を楽しみながら下る。
「ピッケルアイゼンで歩くの楽しいね〜」って喋りながら歩くのも新鮮。
八合御来迎場までの陽当たり斜面は腐れ雪で慎重に下りた。
テント場まで戻ると人影のない静けさ。
気温に合わせてウェアをしまってちょっと休憩。
屏風小屋跡まで下りたところでピッケルとストックを交換して五合目小屋跡でデポしておいた水を回収してこの先登りは別行動で自分はSNS返信の為に15分休憩した。
黒戸山の登り返しを息切らせて上がり後を追うがなかなか追いつかない。
20分程して姿が見えた。
刀利天狗から下り、橋を渡って刃渡りまでがなかなか長い道。
16時58分刃渡り通過。
ここで12本アイゼンから軽アイゼンに交換。
笹の平分岐で装備交換15分休憩。
雪や凍結がなくなる辺りで暗くなるのでライトをつけた。
この辺りは何度歩いても長い、今日は話し相手がいるから疲れも紛れた。
暗闇に沢の音がすると長い黒戸尾根の終りが近くなり吊橋前に19時20分。
竹宇駒ヶ岳神社で無事下山の御礼をして駐車場まで二人並んで歩いた。
雪の甲斐駒ヶ岳を丸々1日遊びまくった楽しい山歩き。
幻想的な雲海、360度パノラマ山頂から変わり移る景色の中での時が止まったような一時。
頂で友と出逢い、一緒に見れた南アルプスの絶景。
素晴らしい山でした。
黒戸尾根お疲れ様でした
12:30〜から山頂に辿り着いた二人組のボーズ頭の方です( ´ ▽ ` )
山頂のんびり4時間は羨ましいかぎりです\(//∇//)\
当日の甲斐駒ヶ岳は本当に素敵でしたね
写真ありがとうございましたとご友人にお伝えください(^o^)
それではまた何処かのお山で
コメントありがとうございます。
良い天気で最高でしたね♪
こちらこそ撮影ありがとうございました。
お互い楽しい山行を。。
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