谷川岳(馬蹄縦走・日帰りハイク)

2010年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 12:11
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,755m
• 下り: 2,749m

コースタイム

<駐車場〜武能岳>(6時間53分)
　04:36 土合駐車場
　06:49 白毛門
　07:35 笠ヶ岳
　08:25 朝日岳
　08:49 ジャンクションピーク
　09:48 清水峠
　10:23 七ツ小屋山
　10:54 蓬ヒュッテ
　11:29 武能岳

<武能岳〜トマノ耳>(2時間24分)
　11:45 武能岳
　12:45 茂倉山
　13:06 一ノ倉山
　13:53 谷川岳(オキノ耳)
　14:09 谷川岳(トマノ耳)

<トマノ耳〜駐車場>(2時間28分)
　14:20 谷川岳(トマノ耳)
　15:10 ラクダのコル
　16:35 土合口
　16:48 土合駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

土合駐車場(白毛門登山口前)
土合駅を過ぎ、橋の手前を右折。
午前2時頃到着。先着は10台ぐらい。朝4時半でも20台ぐらい。

コース状況／危険箇所等

◎駐車場〜白毛門:
　長い急登です。始めは木の根っこがうじゃうじゃしていて上りずらく、途中からは岩場の連続です。山頂直下は特に急なので注意が必要。
◎白毛門〜朝日岳:
　特に問題なし。多少岩場あり
◎朝日岳〜清水峠:
　北側斜面のためか、日が当たらずぬかるんでいます。滑りやすいです。
◎清水峠〜一ノ倉岳:
　武能岳からの下りは急で注意必要。
◎一ノ倉岳〜谷川岳:
　岩場の連続ですが、危険な箇所はありません。
◎谷川岳〜土合(西黒尾根):
　行程の半分は急斜面の岩場です。途中鎖場あり。利用する人が多いからか、岩肌が磨耗していて滑りやすいです。今回の行程中、一番危険な箇所でした。
　

写真

10/23 4:39

谷川馬蹄概念図

10/23 5:30

夜明け前の谷川岳

10/23 6:07

赤城山からの日の出

10/23 6:13

紅葉・朝日に燃える白毛門

10/23 6:26

岩肌と谷川岳

10/23 6:40

雲海を従えた谷川岳(白毛門山頂より)

10/23 6:43

笠ヶ岳と烏帽子(白毛門山頂より)

10/23 6:45

雲海(白毛門山頂より南方向)

10/23 6:49

白毛門山頂(1720m)

10/23 7:36

笠ヶ岳山頂(1852m)

10/23 7:37

雲海と馬蹄最深部(笠ヶ岳山頂より)

10/23 7:37

雲海と谷川岳(笠ヶ岳山頂より)

10/23 7:38

武尊山・奥白根山・赤城山(笠ヶ岳山頂より)

10/23 7:55

平ヶ岳・燧ケ岳・至仏山(笠ヶ岳山頂より)

10/23 8:02

朝日岳(笠ヶ岳山頂より)

10/23 8:25

朝日岳山頂(1945m)

10/23 8:26

朝日岳標柱の左奥に富士山・奥秩父山塊
右奥に南アルプス・八ヶ岳

10/23 8:48

朝日岳山頂から北側(奥に見えるは越駒?)

10/23 9:23

朝日岳(清水峠近辺より)

10/23 9:48

清水峠非難小屋(さすが豪雪地帯)

10/23 10:56

蓬ヒュッテ

10/23 11:29

武能岳山頂(1759.6m)

10/23 11:29

一ノ倉岳・茂倉山

10/23 11:29

朝日岳・笠ヶ岳

10/23 12:46

茂倉岳山頂(1977.9m)

10/23 12:47

一ノ倉岳・谷川岳(茂倉岳山頂より)

10/23 13:12

絶壁の始まり

10/23 13:18

谷川岳から伸びる尾根・奥に富士

10/23 13:29

一ノ倉沢

10/23 13:56

谷川岳山頂・オキの耳(1977m)

10/23 14:03

マチガ沢を上って来たクライマー

10/23 14:09

谷川岳山頂・トマの耳(1963m)

10/23 14:22

万太郎山方向(谷川岳山頂より)

10/23 14:23

トマの耳と朝日岳

10/23 14:26

西黒尾根始点・道標

10/23 15:10

西黒尾根の紅葉��

10/23 15:22

西黒尾根の紅葉��

10/23 15:27

西黒尾根の紅葉��

10/23 16:25

西黒尾根終点・道標

10/23 16:47

土合橋より人工の滝

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 920 IS Canon

感想

aotty

初めて北関東の山に上りました。

これまで奥多摩・奥秩父・八ヶ岳を中心に上ってきましたが、雪が降るまでにどうしても北関東の山に上りたく、かねてより気になっていた谷川岳に行きました。

この日は雲海がとっても綺麗でした。山の上からこんな素晴らしい景色を見たのは初めてかもしれません。特に白毛門山頂から見た谷川岳は言葉にできない絶景です。雲海の中からそびえ立つ一ノ倉沢の岸壁が、朝日を浴びて赤く染まっている様子はなんともいえません。まさに死の谷。恐るべし。

期待していた紅葉もとても綺麗でした。特に白毛門へ続く尾根道は急登で精神的に辛いものがありますが、周りの綺麗な紅葉に励まされ気付けば山頂でした。白毛門の周囲は広葉樹が多く紅葉のいいスポットです。

白毛門から茂倉岳までは、草原の中を上ったり下ったりの連続。清水峠あたりでは、強風が吹き荒れガスに包まれてしまいました。清水峠近辺は一番標高が低いため、おそらく風の通り道なのでしょう…?天候が悪い場合は注意が必要かも。道標の無い分岐が数箇所あります。ガスが濃い場合は迷うかもしれません。

下山は西黒尾根を使って、土合駐車場へ。この尾根は非常に危険です。岩場の下りに慣れていない方は、遠慮したほうが無難かも。赤岳からの下りより難易度は高いと思います。途中、2箇所ほど鎖場があります。ここでは渋滞ができていました。広葉樹に包まれると岩場は終わり、なだらかな下りに変わります。最後の1時間ほどは日の入りを心配し走って下山。ギリギリのタイミングで下山できました。

下りてきたときにはもうヘトヘトでした。上り始めて12時間。長い縦走でした。
疲れた体を猿ヶ京温泉で癒し、この日は谷川パーキングエリアで早めの車中泊。
早朝と共に、住まいのある東京へとUターン。(谷川PA→日の出まで2時間かかりませんでした。大弛峠に行くより早いじゃん…。)

初めての谷川岳縦走でしたが、南関東の山とは雰囲気が異なり楽しめました。
また来年、いい時期に行きたいですね。