白山 御前峰・大汝峰 おまけで火の御子峰見物
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- GPS
- 09:40
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,312m
- 下り
- 2,307m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 9:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
別当出合までは自転車 |
写真
感想
最近白山の北縦走路に興味が湧いてきて、その中で「火の御子峰」という足跡の付いていないピークがあることを発見。調べてみるとマニアックなクライマーの方がチャレンジするもなかなかたどり着けないというところです。
さてさすがにそこに行こうなんて思いませんが、一目肉眼で確認したい〜ということで行くことにしました。
市ノ瀬まで車で入れることになって、自転車は市ノ瀬から別当出合までです。しかしこれが急な林道続きなので、とてもハード。5kmの長さをハアハア言いながら1時間で別当出合に到着しました。
さて自転車をデボして、吊り橋を見たら・・・床板がない。角砂糖並みに甘かったか〜一本橋地獄に耐えないといけません。「勘弁して〜」とか言いつつ渡り切ります。
思ったほど雪が減ってなくて、比較的早くにスキーを履くことができて、やっぱりスキー履いて大股でガンガン登る方が楽です。いつものルートを甚之助避難小屋まで行き、それからややきわどいトラバースをしながら室堂目指して登り上げます。
標高が上がると、先日の雨がそのまま氷になったものが出てきて、シールが食いつかなくて苦労します。クトーは手放せません。
さて今日のメインは御前峰でも大汝峰でもないので、まずはスルーします。中宮道分岐のところまで来れば、火の御子峰を見るポイントまでの往復なので、安全のためにスキーはデポしてアイゼンで歩きます。ところがそこから風がない斜面で、雪が緩んでたためスキーで行っても問題ありませんでした。何度か戻ろうと思ったのですが、結局アイゼンのまま、レアなシリセードまでやって、地獄谷の頭のあたりまで来ると、目の前に火の御子峰が登場しました。何とも異様な感じがします。地獄谷もこれぞ地獄谷って感じです。
写真を撮って堪能したら、またデポ地点まで戻ります。それほど距離もなかったので割と早く戻れました。
さてここからは風のない斜面ならスキーで行けることが分かったので、大汝峰を攻めるのにふさわしい斜面を選んで、スキーで登っていきます。下りももちろんそのコース、ザラメで快適な斜面でしたが滑りは一瞬で終わりました(笑)
そこから御前峰を目指しますが、ここからはまた風が出てくるので雪に氷がたくさんついています。クトーをきしませながら歩いて、一部壺足にもなりながら、無事にピークにたどり着きました。こちらは10人くらいで賑わっており、先行して滑られるかたもおられました。
さて私はエコーライン方面を目指します。室堂の東側を目指して滑り、そのまま回り込んでも登り返しはほとんどありません。これまたきわどいトラバースでエコーラインに戻り、雪のつながっているところを見つけて甚之助避難小屋のところまで滑っていきます。
あとはやや滑りの悪い雪に藪を我慢しながらの滑降です。ギリギリまでスキーで滑ります。背負う準備をしていたら3名の山スキーヤーも追いついて来られました。
最後は吊り橋まで歩いて、一本橋をもう一度やり、自転車にまかだり市ノ瀬まで戻ります。
先週の笈ヶ岳のような急斜面の歩行や渡渉がない分、白山の方が楽でした。
また来年は、北縦走路を旅してみたいなぁと思いつつ、早々に賞味期限切れしそうな白山を後にしました。
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