記録ID: 842353
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
春の空木岳、華麗なる撤退
2016年04月09日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,354m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:36
7:03
43分
駒ヶ根高原スキー場駐車場
7:46
8:05
0分
林道終点登山口
8:37
8:37
35分
空木岳・池山分岐(水場)
10:17
10:25
57分
撤退地点
13:09
13:09
30分
林道終点登山口
13:39
駒ヶ根高原スキー場駐車場
2282標高点手前の巻道の雪斜面トラバースを断念し撤退しました。自分の雪山経験不足、装備の充実の必要性を痛感しました。
天候 | 晴れ、薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
かなり下の駒ヶ根高原スキー場(標高940m)の駐車場を利用。そこが空木岳登山口になっています。トイレなし。 ちなみに、今回歩いた空木岳池山尾根ルート登山口は駐車スペースが狭く、夏は路駐で車が溢れ早くから酷い混雑をします。従って、真の登山者は始めから迷うことなく標高差が400m多いこの広いスキー場駐車場から登られることをお勧めします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
池山小屋付近から圧雪された残雪が見られます。 ヤセ尾根からは鎖場など一部全面凍結し滑落の危険があります。2282高点手前のトラバース道は通行止めの表示がありました。そこで撤退。詳細後述。 |
その他周辺情報 | 今、南信州はそこら中で桜が満開です。 |
写真
そして、2282点手前の鞍部で撤退を決めました。左手に夏道のトラバース道が続いているのですが、半分雪に埋もれた通行止めのロープが張られていました。ここさえ越えれば稜線に出られるはずなのですが。残念です。
恐る恐る少し先に進んでみました。写真では分かりにくいですが、先行者のトレースがあるようでした。簡易アイゼンでピッケルなしの単独行ではこの先滑落遭難の危険大と判断。華麗に撤退を決めました。GW頃には雪がなくなるのでしょうか。必ず再挑戦します。
失意の下山道も慎重に下りました。時間に余裕があったので池山小屋に立ち寄ります。ここで出会った地元の方にコーヒーをいただきました。小屋の中には前泊者の荷物があり、ここからアタックしているようです。
装備
備考 | 当たり前ですが、まだピッケル、10本爪以上のアイゼン必携です。 |
---|
感想
残念ながらといいますか、予想通り途中撤退となりました。事前情報から察するに、少し難しいかなとは思っていましたが、今年は雪も少なく暖かいため、淡い期待を抱いて出発しました。実際には予想よりまだ残雪多く、経験、装備不足による撤退ということで、下山後徐々に悔しさが増してきました。また、撤退の判断は正しかったと思いますが、そこに至る手前のルートにも滑落の危険箇所が随所にあり、今考えるとヒヤヒヤします。今回阻まれたトラバースの雪斜面がなくなった頃に再挑戦し、残雪の空木岳を堪能したいと思います。
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