三ツ瀬明神山バリエーション 柿野集落からコヤリを越えて



- GPS
- 05:13
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 818m
- 下り
- 812m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:13
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東栄町役場への交差点を過ぎて400mほどして、柿野集落への分岐を左折 柱状節理の標識が目印 1300mほどで公道を別れ林道に入る 300m先の林道の舗装が終わった辺りの道路脇に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト無し 本経路は一般道ではありません。 山頂直下は厳しい岩場。 ロープ、ハーネス、ヘルメット等の装備が要ります。 全行程道の無い藪尾根です。読図技術も必要。 |
その他周辺情報 | 東栄温泉 |
ファイル |
GPSログ
(更新時刻:2016/04/11 13:48) |
写真
装備
個人装備 |
ハーネス
ヘルメット
ERシューズ
カラビナ
スリング
ATC
エイト環
手袋
|
---|---|
共同装備 |
ロープ8mm50m
|
感想
道なき道を道として
明神山は愛知県北東部の千メートルほどの山です。
さほど高くは無いのですが、人気があります。
各方面から何本もの登山ルートがありますが、北側はありません。崩れ落ちたような急斜面の為に登山道が作れないのです。
数年前に読図練習に取り組んでいた頃、この北斜面から登ろうと試みました。
道もないので地図とコンパスを頼りに藪をかき分けて進みます。
これだけでもかなり大変。
八合目に差し掛かって、ギョッ!
急な岩斜面が出現!!
私はビビって、尻尾を巻いて逃げ帰りました。
実はかなりのビビりなので(^-^;
今回、熟練者U君を誘って再挑戦です。
公道林道分岐点あたりに車を停め、8時半ごろ出発。
9時ごろ、林道から沢を渡り、目的尾根に取り付きました。
前半は前回と同じ道のない尾根。
雑木を払いながら進みます。これだけでもかなり体力を使います。
10時半ごろ、前回の地点、標高800mの岩場に着きました。
ここからは岩の急斜面の連続。
少し休憩して、ハーネスを着用します。
U君に先行してもらい、後に続きます。
岩間の細い雑木や岩角をつかんでよじ登るような感じ。
岩も脆く崩れやすい。
「これはまるで木登りだ」などと苦笑します。
緊張と疲労で汗が噴き出します。
半時間ほどで870mのコヤリと呼ばれている小ピークに到着。
小さなケルンが積んであります。
ここから僅かばかり下り、頂上まで最後の登り。
頂上直下で見上げるような岩壁出現、到底登れません。
横移動して、多少マシな斜面を探します。
右手方向に腐りかけの細丸太が一本横たわっています。
この上を通るしかないのですが、踏み外せば・・考えたくありません。
私がビレイを務め、U君はスルスルと先に進みます。
上から彼がロープで確保してくれます。
これで一安心ですが、それでも登るのは自分の手足です。益々脆い足場です。気を抜くことはできません。
この辺りの写真はありません。撮影するゆとりがありませんでした。
頂上到着は11時半ごろ。
沢山の登山者が昼食をとっていました。登り始めより三時間程などですが、ゲッソリ疲れました。
しかし、満足感と安心感の入り混じった、心地よい疲れです。
彼のお陰で、前回の雪辱完了!!!
まだ冬枯れが続く山林は殺風景。
険しい岩場にピンクのツツジが咲いています。
とても鮮やかで目に焼きつきます。
緊張のなかで、ホッとします。
以下、写真最初のGPSログの解説です。
参考になると思います。
A;08:30、H300、駐車地点、B地点までは荒れた林道
B;林道を離れ、水量少ない沢を渡る 橋は無いが簡単
赤テープ等の目印無し 左側の沢合流が目印
C;尾根取付き、急坂の藪漕ぎ
D;岩場迂回、尾根筋には微かな踏跡があるが不明瞭
E;H600、尾根分岐点、小休止
F;杉植林地域を登る、脆い地面や落葉の為に歩き辛い。直ぐ右手に灌木帯
G;10:30、H800、岩場出現、ハーネス装着
H;11:30、H870、通称コヤリ
I;山頂直下難所、スラブ状岩壁出現、右方向に細丸太を伝って迂回、ロープ確保
J;11:30、山頂
K;下山一般道
A;13:40、到着
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