三ツ峠駅から倉見山・杓子山往復
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,579m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車は富士急行の三ツ峠駅の駐車場が利用できる。1日駐車券:300円。 但し、月極駐車場の空いている箇所を使用するので台数は2〜3台程度と思われる。 昭文社「富士山」の地図に三ツ峠からの倉見山への道が載っていてそれに従い登る計画である。(1/25000の地図にはこの道は記載されていない。) ・登山口は駅から国道139号線に出て左に500m位、行った所の倉見入口の信号を右に入っていく。中央自動車道の下をくぐり「タ○ムラ建設の工場の方に進む。工場過ぎてT字路を左に進み舗装の終点で右の鎖止めを超えて進む。 私はT字路を右に曲がりすぐの所に赤テープがあったのでそれにしたがって山道に入ったが20分程度進んで違う感じなので元に戻り登山口を探した。標識は一切ないので注意が必要。 ・縦走尾根の倉見分岐までの間、ところどころに赤テープがあるが道は不明瞭で実線でなく破線に近い感じの状況である。決して薦めることのできない道である。 ・倉見分岐から倉見山へは少しははっきりとした道となる。倉見山山頂近くに「厄神神社経由三ツ峠駅」の新しい標識があり、下山はこちらを下ったが道は整備されていて歩きやすい。この道は上のほうを最近整備して歩けるようにしたようで昭文社の地図、1/25000の地図にも記載されていない道である。 ・倉見山から堂尾山公園経由寿駅への分岐まではしっかりしている。向原峠から杓子山までは昭文社の地図では破線のバリエーションルートであるが踏み跡も定かでない部分も多く、多少のルート・ファンディングが必要なので山慣れない人は避けたほうが良い。 道も木の根、岩を掴まえながらの急登が多く、登り下りもかなりある。杓子山に近くなると2,3の標識があるが途中は無いと考えてほうが良く、テープ表示も非常に少ない。 杓子山は一般ルートのオオザス峠からか二十曲峠から登るべきであろう。(以前このルートは歩いたことがあるが迷う心配はない。) |
写真
感想
昨晩の天気では今日は快晴とのことだったので富士八景の倉見山と富士山展望の杓子山をセットで登ることにし、朝5時に家を出る。富士山は見えていなかったがその内に見えてくるだろうと気楽に考えて富士急行の三ツ峠駅まで車で行く。駅駐車場に入れ、朝食のサンドイッチを食べて出発。タ○ムラ建設までは順調にきたが登山口が判らない。探していると赤テープがあったのでそれに従い進むが水道用水の取り込み口のような所に出てその先の踏み跡が定かではない。昭文社の地図で実線だからこれはおかしいと考え元に戻り再度、とっつき点を探す。表示は全然ないので不安を感じながらも歩いているとかなりの間隔をあけてテープがあったので荒れ気味な道を進んで行き、尾根に出たところに倉見分岐の標識があり正しかったことが判る。
倉見山手前に新しい標識があり厄神社経由三ツ峠駅の標識があったので帰りはその道を下ることにしてすぐ先に倉見山山頂に着く。せっかくの富士八景ではあるが富士山は雲の中。富士吉田の町を眼下に見るのと、これから進む杓子山、対面に三ツ峠山が見えるだけであった。帰りの展望を期待して先に進む。少し先に見晴台があり山頂よりも展望は良さそうである。
向原峠から先の道は急な登り下りで木の根、岩、掴める物は何でも掴みながら登るような道である。踏み跡も不明瞭な箇所が多く、ルートを見極めるのに神経を使う。登りよりも下りの方が道迷いしやすいので。下山時に間違いやすそうな所は少し登ってから後ろを振り返り、帰りのルートをしっかり頭に叩き込みながら歩く。
途中はトリカブトの花が見られるだけでこの時期、花はない。時々、自衛隊演習のドスンという音が響くが私の近くの愛鷹山に比べれば音は小さい。
杓子山頂には夫婦の二人連れが休んでいたが私が到着後、すぐに二十曲峠方面に出発したので一人の山頂を楽しむ。しかしここでも富士山は雲の中。杓子山では前回は雪で富士は見られず、今回も駄目。ここからの富士には縁がないようである。
富士は見えなかったが山中湖、愛鷹山系とその横に駿河湾、箱根連山、道志の山は見える。その内に二十曲峠方面から単独行者が来たので挨拶をして頂上を譲り、往路を引き返す。山頂から少し戻ったところに根元神社20mの標識があり行ってみるが小さな新しい祠があり何のための神社か不明であった。
下りはスリップ、転倒に細心の注意を払いながら下る。1度だけ尻餅をつく。ルートを外れることなく倉見山に戻る。しかし相変わらず富士は雲の中。残念だけれど諦めて三ツ峠駅への新道を下る。九十九折の道でテープは非常に多く迷うこともなく足元もしっかりしている。丸い広い尾根から908m付近で左にトラバース(標識有り)して厄神沢に出る。沢沿いの道を堰堤まで下る。堰堤からは舗装道となる。中央自動車道とぶつかった所に厄神神社があり無事の下山御礼にお参りして三ツ峠駅に戻る。
倉見山の麓には絶滅危惧種粁爐離マガイソウの群生地があるとのことなので花の咲く時期に再訪してみたい。
コメント
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おはようございます。
昨日の夕方はこちらからきれいに富士山が見えておりましたが、昼間は見えなかったのでしょうか?
ここも良さそうな山ですねぇ。
fujinohideさんこんにちは。
私も倉見山、東桂駅と三ツ峠駅から登っていますが
静かでよい山ですよね。
三ツ峠駅からの道は、私も迷いましたが、たまたま散歩していた地元の山好きな人に教えてもらい助かりました。千葉の田舎から電車で来るので時間的にも杓子岳まで足を延ばせないので、2回とも堂尾山公園経由寿駅に下りましたが、伐採地のため眺めも良く、しっかりとした快適な道でした。
クマガイソウの群生地である事は知りませんでしたので、その時期に行って見たくなりました。
情報ありがとうございます。
賢パパさん、こんにちは。
山に入っているときは頭も出してくれませんでしたが帰りの朝霧高原で姿を現しましたがいえぬ着いたときはまた雲の中。
短時間だけ富士は顔を出したようですネ。
kazuhi49さん、こんにちは。
駄文の山行記録を読んでいただきありがとう御座います。
堂尾山公園に下る新しい道標や三ツ峠駅への新道の最後の道標にもクマガイソウの群生地であることの案内が書いてありました。
場所はまだ調べていませんが堂尾山公園方面のようです。
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