立山縦走 (雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜真砂岳〜別山)
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- GPS
- 07:30
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
13:30別山南峰13:35-14:00別山乗越-15:00雷鳥平-16:30室堂ターミナル
天候 | 早朝より晴れていて空には巻雲。 12:00頃より気圧低下し真砂岳に向かう稜線中から濃いガスに覆われました。 【富山県富山の過去の天気によると】 天 気:曇り 最高気温:23.7℃ 最低気温:17.5℃ 風 向:北北東 降 水 量:0.0mm 日 の 出:05:56 日の入り:17:18 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
05:45自家用車で自宅発-06:50地鉄立山駅 07:00ケーブルカー立山駅発-07:07高原バス美女平07:13-08:00室堂着 パンフレットによると 立山ケーブルカー:07分 1.3km 立山高原バス :50分 23km 【駐車場】 2010年10月13日(水)と平日の07:00で駅前無料駐車場の駐車率は5割程度でした。 【料金】 立山〜室堂往復:4,190円(片道:2,360円) (購入日より4日間有効であったような気が・・・不確かですいません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
立山三山の周回反時計回り 雄山まで登り 一の越から岩屑の多い尾根の急登です。 晩秋の平日で登山客もまばらでペンキ印を忠実に登れば危険な事は無かったです。 それよりも下りの嫌いな自分としては 別山乗越から雷鳥沢の下りがキツかったです。 浮石も多く何度か足を滑らせてしまいました。 |
写真
感想
連日の立て込む業務と夜勤明けという状況でしたが
思い立ったように朝早起きして
『そうだ。立山へ行こう!!』
思い立ったら即!行動とばかりに
キッチンに立っておにぎりを作って
パキング開始。6:00前に出発すれば始発のケーブルカーに乗れると思い急いで出発。
天気も上々で『思い立ったが吉日』とはこのことだと思いウキウキした気分で
6:50に立山駅に到着。始発の7:00にギリギリ間に合って慌しくいざ!室堂へ!!
高原バスで室堂に向かう道中はガスが立ち込めていて
称名滝は全く見えず、でも時折ガスの切れ間に見えた、
弥陀ヶ原や天狗平の紅葉は絶景でした。
紅葉盛りの時期なので弥陀ヶ原や天狗平で妙齢の団体や
大きなカメラを持った乗車客が大勢下車されていきました。
『この時期なら弥陀ヶ原や天狗平からの室堂平への散策でもいいなぁ』
と思っているうちにまた、
ガスが濃くなりバス内からは薬師岳や大日岳や剱岳も見えませんでした。
室堂近づきガスは晴れ渡って行き展望が開けて室堂に到着。
空には巻雲。青い空。思いっきり息を吸い込んで深呼吸。
いつもながら『立山はいいぃ〜』って思いでいっぱいに
室堂では紅葉のピークを越えて、もう晩秋の候
燃えるような草木の紅葉は望めないものの澄んだ空気に壮観な眺望は最高です。
高度順化も兼ねて、まずはミクリガ池へ
深い翠色。澄んだ池面。何人もがカメラ撮影されていました。
つられて自分もミクリガ池を写真撮影しちゃって
別山乗越奥に剱岳が顔を覗かせていました。
それから、玉殿岩屋へ
今回の山行きの無事をお祈り
いざ立山周回プチ縦走へ
シーズン過ぎの平日なので、前後に登山客もおらず、快適な山行きに
一の越から雄山までの岩屑の多い尾根の急登も
眺望を楽しみながらゆっくり登って雄山に登頂。
雄山頂上に登ったあたりから北西に雲が張り出してきていて
『天気悪くなるのでは・・・』っと思いながらも周囲を写真撮影。
しかも・・・左膝外側部に痛みが・・・
いつもの、膝痛だけど・・・こんなに早く痛みだすと・・・
下山も考えたけど
楽観的な自分。高揚感もあり
『立山周回しなきゃ。勿体無い』って大汝山へ道を
富山県最高標高3015mの大汝山に登頂し、
9月25日より営業終了している大汝山休憩所近くの
室堂が一下に見渡せる台地で、
昼食にいつものカップ焼きソバとおにぎりを喰らう。最高に旨いッス。
締めのコーヒーを飲んでいるときから、風が雲が
天気が急変。周囲をガスが立ち込めてしまって
急いで出発。ここで引き返せばよかったのですが
周回コースへ
ダブルストックに切り替えて富士ノ折立へ
富士ノ折立に登頂。そして真砂岳へ向かう尾根で雷鳥発見。
つがいなのかな? 二羽の雷鳥に遭遇。天気が悪く視界不良の中
嬉しい遭遇でした。
真砂岳に登頂。っていうか通過。
別山に向かって再び急登に、その途中から完全にガスというか霧の中に
別山南峰の社に到着した頃には強風となっていて
防寒具を持って来ていなかったのでレインコートを羽織ってサックカバーON。
楽しみにしていた剱岳は全く見えず、ということで別山北峰に向かわず
そのまま、剱御前小舎へ
その尾根でまたまた雷鳥に遭遇。今度は3羽。
自分の体験からですが、
天気が良好でない時の方が雷鳥に遭遇する確立が高い気がしますね。
尾根道伝いに、僕の歩く前を3羽の雷鳥が道案内をしてくれるかのように
列をなして歩いているとなんだか、天候不良の中でも楽しい気分に♪
剱御前小舎を通り過ぎて雷鳥平へ、苦手な下りに・・・
この尾根は浮石も多く安定しないし
右膝外側部の痛みも強くなってきていたんで
きっと他の人が見たら、まるでダンスでも踊っているんじゃないかと思うくらい
フラフラした下山。
でも、なんとか雷鳥平に到着。
シーズン過ぎの平日だからか雷鳥平のテント数も3張と少な目。
室堂平に到着する頃には、風は止み。
自分が歩いてきた峰々が一望できるくらいに雲は晴れていました。
ターミナルから自分が歩いてきた峰々を望んで、改めて
『立山はいいぃ〜』って感慨にふけって
後半、大汝山から天気が悪くなり、
楽しみの後立山連峰の北部や剱岳が見られませんでしたが
雷鳥さんに2回も巡り合えたし
とても満足のいく山行きだったと意気揚々と最終の高原バスに揺られて家路に
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