イワザクラとアカヤシオ咲く鎌ヶ岳（長石谷〜長石尾根）

2016年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: 03:51
• 距離: 7.9km
• 登り: 975m
• 下り: 979m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:38
• 合計: 3:51

11:22 御在所岳中道ルート前駐車場（旧料金所前）
11:27 11:28 長石谷登山口
12:25 12:29 犬星大滝
13:12 13:12 岳峠
13:14 13:47 鎌ヶ岳
14:44 14:44 弥一ヶ岳
15:08 15:08 長石谷登山口
15:13 御在所岳中道ルート前駐車場（旧料金所前）

◆2014年5月の鎌ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-624246.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御在所岳中道ルート登山口前駐車場を利用

写真

4/16 11:26

中道ルート登山口前駐車場から県道湯の山温泉線をしばらく歩いて長石谷登山口に進みます。

4/16 11:31

三滝川の本谷を渡渉し、杉林の中で帰路に辿る長石尾根を右手に見送ると、

4/16 11:42

砂防堰堤をいくつか高巻いてから長石谷に下降します。河原を歩いたり、岩場をへつったりするところもあって、

4/16 11:45

頭上にヤブツバキを仰ぎ見ながら進むと、

4/16 11:48

河岸の斜面にはイワウチワが現れます。

4/16 11:51

ペンキマークに導かれて、飛び石伝いに谷を遡ります。

4/16 11:54

苔むした岩場を飾るのはイワウチワの群生。

4/16 12:04

さらに進んで、登山道とは反対側の右岸の岩場に目を凝らすと、お目当てのイワザクラを見つけます。

4/16 12:05

岩の隙間にへばりつくようにして咲くイワザクラ。

4/16 12:06

可憐な赤紫色の花に魅了されます。

4/16 12:15

イワザクラを後にして先に進みます。滑滝に差し掛かると右側を進み、

4/16 12:16

岩場の陰にはネコノメソウを見つけます。

4/16 12:17

点在するショウジョウバカマを追いかけながら先に進むと、

4/16 12:28

標識に導かれて、左岸の岩壁に懸かる犬星大滝に立ち寄ります。

4/16 12:47

大岩がゴロゴロと横たわる谷を詰めると、しだいに谷幅が狭まり、水流が細くなって源頭部の趣きへ。

4/16 13:07

谷筋を離れて右手の岩場の斜面に取り付きます。笹原を越えながら登り、

4/16 13:09

鈴なりのクリーム色の花が印象的なアセビの株の間を縫って、急斜面を登り切ると、

4/16 13:12

稜線上の岳峠に達し、目指す鎌ヶ岳の頂上を仰ぎ見ます。

4/16 13:17

鋸の歯のような鎌尾根の険しい稜線を背に急斜面を登り、

4/16 13:22

岩場を乗り越えて、鎌ヶ岳の頂上に到着します。三角錐の鋭鋒だけあって眺めのよい鎌ヶ岳。

4/16 13:24

武平峠を隔てて北側には、雨乞岳と御在所岳が並び、北東麓には湯の山温泉の温泉街。

4/16 13:27

東側には雲母峰、南側にかけては鎌尾根の先に入道ヶ岳や仙ヶ岳、鈴鹿南部の山々を見渡し、背後の伊勢平野の彼方には伊勢湾が広がります。

4/16 13:54

ひと息ついたら、長石尾根を下り始めます。滑りやすい砂ザレの急傾斜の尾根道には、バイカオウレンや、

4/16 13:56

タテヤマリンドウが目立ちます。

4/16 14:02

山頂近くのアカヤシオはまだまだ蕾が固そうですが、御在所岳と対面しながら下降していくと、薄紅色の花をつける株や、

4/16 14:10

タムシバがぽつり、ぽつりと現れ始めます。

4/16 14:16

左手の三ツ口谷へ下る道を見送り、傾斜が緩んで尾根の幅が広がると、

4/16 14:20

いよいよアカヤシオが増えてきます。

4/16 14:20

青空に映えるタムシバも負けていませんが、

4/16 14:32

この時期の長石尾根の主役は、やはりアカヤシオのようです。

4/16 14:32

アカヤシオの花越しに御在所岳を眺めながら、

4/16 14:38

小刻みにアップダウンを繰り返して進むと、ミツバツツジも仲間に加わります。

4/16 14:42

弥一ヶ岳を通過し、

4/16 14:50

ごつごつとした岩場の痩せ尾根に差し掛かると、

4/16 14:52

頭上で咲き競う、薄紅色のアカヤシオと赤紫色のミツバツツジ。どちらも見事で、甲乙付け難い咲き具合です。

4/16 14:59

その後もアカヤシオを追いかけながら、岩尾根を急降下。尾根上を離れて杉林の中をなおも下ると、やがて往路に辿った長石谷登山道と合流します。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

感想

anappleaday

長石谷のイワザクラ、長石尾根のアカヤシオを同時に楽しむことができ、満足のいく結果となりました。