マントピア黒平から黒富士〜木賊峠周回

2016年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,623m
• 下り: 1,616m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:07

距離 18.5km 登り 1,623m 下り 1,631m

9:45 マントピア黒平
10:13 ホウズキ平
10:39 夕もや尾根(P1427m)
11:15 升形山
11:16 八丁平
11:24 11:27 黒富士
11:34 八丁峰東側鞍部
11:38 11:42 八丁峰
11:44 八丁平
11:49 11:59 升形山
12:10 12:11 黒富士峠
12:48 大野山
12:58 13:03 長窪峠
13:55 木賊峠
14:34 コレイ坂
15:05 炭焼き釜跡
15:12 15:13 林道終点
15:49 藤原庵
15:52 ゴール地点

09:44 マントピア黒平−−− [ 0:28 〈1:06〉 42%]-
10:12 ホウズキ平−−−−− [ 0:27 〈1:01〉 44%]-
10:39 夕もや尾根(P1427m)− [ 0:24 〈0:58〉 41%]-
11:03 八丁平分岐 13分休憩- [ 0:09 〈0:18〉 50%]-
11:25 黒富士 2分休憩−−− [ 0:08 〈0:17〉 47%]-
11:35 八丁峰−−−−−−− [ 0:05 〈0:07〉 71%]-
11:40 八丁峠−−−−−−− [ 0:04 〈0:09〉 44%]-
11:44 八丁平分岐−−−−− [ 0:06 〈0:08〉 75%]-
11:50 升形山 8分休憩−−− [ 0:12 〈0:31〉 39%]-
12:10 黒富士峠−−−−−− [ 0:37 〈1:19〉 47%]-
12:47 大野山−−−−−−− [ 0:11 〈0:34〉 32%]-
12:58 長窪峠−−−−−−− [ 0:41 〈1:33〉 44%]-
13:39 木賊峠 15分休憩−−- [ 0:40 〈1:19〉 51%]-
14:34 コレイ坂−−−−−− [ 0:38 〈1:13〉 52%]-
15:12 林道終点−−−−−− [ 0:06 〈0:14〉 43%]-
15:18 県道御岳線合流−−− [ 0:34 〈0:58〉 59%]-
15:52 マントピア黒平
※ (　)は山と高原地図のコースタイム。【　】はGoogleマップのタイム。〔　〕はガイドブック等のコースタイム。〈　〉は手計算等。
歩行時間 5:30 ＋休憩時間 0:38 ＝全行程 6:08
標準コースタイム 11:45 、短縮率 52.2% (休憩込み)、 46.8% (休憩のぞく)
沿面距離(GPS)： 18.6 km
累積標高差(高度計)：+ 1,610 m、- 1,600 m
ルート定数： 44 、体力度： 5 、難易度： D

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

荒川ダム〜林道野猿谷線でマントピア黒平へ。
たまたま林道野猿谷線は通行止めになっていなかったようで、5月8日以降通行止めのようです。

コース状況／危険箇所等

●マントピア黒平〜ホウズキ平(尾根コース)〜八丁平
ホウズキ平までは、ちょっと歩きにくい程度の一般道です。間伐作業のため重機用の道路が登山道を一部つぶしてしまっています。
ホウズキ平から先の尾根道は、一部踏み跡が消失しています。2012年度版山と高原地図には破線となってますが、ヤマプラには、破線から無くなってます。
白いビニールテープのマーキングが要所要所にあります。
夕もや尾根に乗ってしまえば、それほど迷う場所はありませんが、尾根が広くなっているところは、踏み跡の方向が分かりにくいところがあります。
●八丁平〜黒富士〜八丁峠〜升形山
一般道で良く整備されてます。八丁峰〜八丁峠間は、踏み跡が薄く破線ルート程度です。
●升形山〜木賊峠
升形山から黒富士峠までは山と高原地図で破線ルートです。踏み跡はそこそこあります。
黒富士山から先はバリエーションです。境界標が木賊峠まで続いていますので良い案内になります。
大野山の一つ手前のピーク(標高差50m)をパスするため、獣道を使って巻きましたが、歩きにくかったので、素直にピークへ登ったほうが正解でした。
大野山の下りは、良い踏み跡がありました。
●木賊峠〜コレイ坂〜黒平部落
木賊峠(とくさとうげ)で一度舗装路に出ます。東屋を過ぎ観光案内板の横から境界標沿いに行きます。途中植林保護の鹿柵があります。中に入ると出られなくなるため、鹿柵の外側沿いに進みます。
コレイ坂近くになると林道が左手に見えます。
コレイ坂からしばし舗装林道を進み、池の平林道から支線に入りカーブミラーが前方にあるところから、廃道に入ります。
すぐに沢スジとなり、水が湧いていました。あとは沢の歩きやすいほうを何度か渡りながら高度を下げていきます。
やがて堰堤が現れ、踏み跡もしっかりしてきます。何度か踏み跡が消失しますが、適当に下ればまた現れます。概ね沢の右岸を歩きました。炭焼き跡からは、沢に下らず右岸の獣道を高巻きし林道終点に降り立ちました。
林道終点は沢の出合となっています。この沢は隠沢と言うようです。
林道からは、隠沢から離れていき、林道御岳線に合流します。御岳線は全て舗装路です。

写真

4/16 9:42

マウントピア黒平(くろべら)の駐車場からスタート。
ちょうど桜が咲いてます。

4/16 9:47

きれいな水洗便所が途中にあります。
駐車場からすぐのレストハウス内にもトイレがあります。

4/16 9:53

間伐工事中

4/16 9:57

ここからまともな登山道。
左の重機用林道は、この先の登山道とまた合流します

4/16 10:08

しばし沢沿いを歩きます。
滑てて良い感じ

4/16 10:08

対岸からの沢も滑てます

4/16 10:11

ホウズキ平。山と高原地図では、ほおずき平となってます。
2012年度版山と高原地図では、マウントピア黒平から30分となってます。
自家製コースタイム計算ソフトだと、1時間くらい。
スロースタータの私のタイムで28分でしたので、50分くらいが標準コースタイムでしょうか。

4/16 10:11

転がってたので、立てかけておいたけど、風ですぐに倒れると思う・・・

4/16 10:12

沢コースの案内。
こちらの方は、破線ルートのようです

4/16 10:12

これから行く尾根コースの案内

4/16 10:14

白いビニール紐が頼りになります

4/16 10:15

尾根に乗るまでの急登
踏み跡が消失してる。
左目に行くのが正解

4/16 10:18

夕もや尾根に乗りました

4/16 10:35

急登が脚に応える

4/16 10:39

P1427mの頭部分

4/16 10:39

踏み跡は、ちょっと巻くようにできてました。
左から合流してるのが踏み跡。
P1427mからは、踏み跡が明瞭になりました

4/16 10:44

途中にあった標識

4/16 10:54

左手には黒富士

4/16 10:54

右手はその後歩く升形山から先の稜線

4/16 11:03

登山道に出ました。
ちょっと登りすぎて、八丁平より升形山に近いあたり。
本日唯一の登山者。山岳ガイドの人でした。名刺までもらっちゃった。

4/16 11:24

走りやすい道にハイになり、黒富士まで10分切り

4/16 11:25

二度目かな

4/16 11:25

地図にはないけど、この先にも道がある。
黒富士展望台という案内

4/16 11:25

右手茅が岳と金ヶ岳
奥にうっすらと南ア

4/16 11:33

八丁峰東側鞍部の分岐に戻ってきました

4/16 11:33

八丁峰には行ったことがないので寄っていきます

4/16 11:35

八丁峰。
左に行くと鬼頬山(おにかわやま)方面

4/16 11:39

薄い踏み跡で八丁峠まで下ってきました

4/16 11:40

ここは4差路(八丁峰の踏み跡を入れると5差路)

4/16 11:44

八丁平まで水平移動

4/16 11:46

黒富士山が見えます。
こっちから見ると富士山の形に見えない

4/16 11:46

升形山を西に巻く踏み跡のマークかな

4/16 11:47

先ほど歩いてきた夕もや尾根方面

4/16 11:49

升形山
前回来たときは夕方だったのを記憶してます

4/16 11:50

右：黒富士
左下：天狗岩

4/16 11:50

天狗岩と黒平にズーム

4/16 11:51

左にパン
右奥:金峰山
中央奥：瑞牆山
左奥；横尾山
手前の稜線がこれから行くとこ。瑞牆山の右あたりが大野山

4/16 11:51

左にパン
奥にうっすらと八ヶ岳

4/16 11:55

かかとがヒリヒリする。
靴下のかかとが、パンスト状態でした。
テーピングで一時しのぎ。
タビオの五本指はベストマッチなんですが、値段が高い割にすぐ駄目になるんですよ。使い方が激しいのも一因ですが

4/16 11:58

山頂標もありました

4/16 12:07

笹が低くて歩くのに支障が無い

4/16 12:10

黒富士峠。
ここからマウントピア黒平に沢コースで下山できます

4/16 12:10

黒富士峠から先は一応バリエーション

4/16 12:11

八ヶ岳が良い感じに見えます

4/16 12:19

黒富士峠から一つピークを登ったあと、道路と接近

4/16 12:29

大野山の一個手前のピークを巻いている最中。
50mの登りをケチったばっかりに難儀してます

4/16 12:29

すぐ下には道路。下りたいのを我慢して獣道を進みます

4/16 12:47

大野山ピーク
ここの登りが一番しんどかった。鞍部からの標高差150mくらいしか無いんですけどね

4/16 12:47

大野山と書いてありました

4/16 12:49

大野山からの下りは良い道。倒木とか、たれてる木とかはありますけど

4/16 12:58

長窪峠。
この程度の登りでもつらい

4/16 12:58

真横には道路があるから。
あっちを行けば水平移動という誘惑

4/16 13:15

ここから木賊峠まで道路に接近しません

4/16 13:15

見上げるとピーク。しかも倒木多し。
ペースを落としてカメ走法にしたら楽でした。
足場の悪いところは無理してペースを上げない。勉強になります

4/16 13:38

いこいの東屋。木賊峠到着

4/16 13:38

私の住む甲府市の水源。
柵の向こうにはゴミが散乱してましたよ

4/16 13:55

この案内図の右手に境界標の踏み跡があります

4/16 14:01

どうやらあそこが本日の最高峰のようでした

4/16 14:02

右手に金峰山が見えてきました

4/16 14:02

手前の稜線が、チョッキ〜八幡山。そのうち歩きたい

4/16 14:04

鹿柵。
誘われて中に入ってしまった

4/16 14:10

おかげで眺めは良い。
左手前：袴腰
奥：八ヶ岳

4/16 14:10

鹿柵ホイホイでした。出口なし

4/16 14:15

ピークには何もなく、下っていくとなんかの通信設備

4/16 14:24

林道出ました。
左手には舗装路

4/16 14:24

振り返る。
左のほうから下ってきました

4/16 14:29

なんとか道路に下りずに下山路に行こうとしたら、法面に阻まれました

4/16 14:33

戻ってコレイ坂で舗装路へ

4/16 14:34

どこが通行止めかよく分からない

4/16 14:34

チョッキ方面の林道。一般車両進入禁止のようです

4/16 14:34

池の平林道は、もうすぐ冬季通行止め解除

4/16 14:35

池の平林道の支線へ

4/16 14:38

ここらに下りてくれば、法面に阻まれなくて下りられた
カーブミラーのあたりが廃道の入口

4/16 14:38

ここらからドロップイン

4/16 14:39

ヤブもなくすんなり沢に出ました

4/16 14:40

きれいな沢水です。
ここが隠沢の源流なのかな

4/16 14:45

まだ沢スジが浅く平坦です

4/16 14:48

ピンクテープ発見！
踏み跡もあります

4/16 14:50

新宿繁華街状態。
林業用ピンクテープの模様

4/16 14:51

踏み跡に誘われるがままに

4/16 14:53

歩きやすそうなほうへ何度も沢を渡ります

4/16 14:56

支流からの合流が何度もありました

4/16 15:05

高巻きしないですむ堰堤が大半でよかった

4/16 15:06

炭焼き窯の跡

4/16 15:12

林道出ました

4/16 15:12

振り返って。
右手の沢が下りてきたほう

4/16 15:12

最後は左手の沢と右手の沢の中間部を下りてきました

4/16 15:18

林道御岳線に出ました

4/16 15:18

以前金峰山まで歩いたときに飲んだ水場の所でした。
このすぐ上でカエルが泣いてました。
ちょっとヌタ場のような感じで・・・。
もう飲めません。うぇっ。

4/16 15:26

ゲートまで下りてきました

4/16 15:26

4月25日まで冬季閉鎖

4/16 15:33

黒平の集落を通り過ぎて振り返る

4/16 15:51

戻ってきました。
マウントピア黒平のレストハウスに行ってみました。
外に自販機あり。コーラ 130円。ミネラルウォータなし。

撮影機器：

DMC-XS3 Panasonic

感想

qwg

前日寝る前に行き先を決め、朝はのんびりと出発。
最近ハードな山行をしていないため、大野山の登りあたりから疲労が出てきました。
木賊山からコレイ坂へ行き、チョッキまでピストン予定でしたが、水の残量も少なく、行動食もわずか。何より疲れてきて、後半の舗装路を下りるのがためらわれました。
地形図にコレイ坂から黒平に下る沢道があり、等高線もそれほど混んでいなかったため、ここを下ることにして、チョッキのピストンは中止。

家に帰って調べると、この廃道はヤマレコには記録が見あたりませんでした。池の平林道を歩くのが嫌で急遽歩くことにしたのですが、まあまあ面白い沢道でした。