記録ID: 8482222
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
燕岳から前穂高岳縦走
2025年07月24日(木) ~
2025年07月27日(日)

体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 40:32
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 4,782m
- 下り
- 4,714m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 6:23
距離 8.0km
登り 1,522m
下り 258m
9:48
4分
スタート地点
16:11
2日目
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 12:35
距離 15.0km
登り 1,626m
下り 1,242m
17:12
3日目
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 10:33
距離 7.0km
登り 956m
下り 1,056m
15:20
4日目
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 11:32
距離 9.6km
登り 678m
下り 2,157m
15:49
ゴール地点
| 天候 | 7/24(木) 晴後雨後晴、北東4m、31-16℃ 7/25(金) 晴後雨後晴、北東5m、31-16℃ 7/26(土) 晴後雹後晴、北東5m、30-15℃ 7/27(日) 晴後雨後晴、北東4m、31-16℃ 北アルプス縦走の4日前、沢登り中の滑落で、左肘打撲、右土踏まず打撲、右腕蜂刺されと、万全のスタートではなかった、笑 大キレット通過予定なので小屋泊とし、リュック重量は水2L込で8kgといつもの歩荷トレーニングの半分に抑えられた Day1 前日21:40に大阪市梅田を出発 6:20松本駅着 コンビニで食料を調達し 松本駅から穂高駅まで30分位かけて移動 中房温泉行きのバスは8:10発で1時間位あるので、ゆっくりとバスを待つ 混雑を予想していたが、登山客は17名だった バスは崩落現場直前まで 崩落現場の工事はずいぶんと進んでおり、お盆には開通するらしい 15分位の徒歩で送迎ワゴン乗り場に到着 ハイエースで一度に10人位移動出来そうだ 中房温泉登山口を出発、31℃ 急登が続くが30分毎に休憩所があるので比較的登り易い 人気のルートだけあって じゅうぶん整備もされている 合戦小屋で名物のスイカを頂いて休憩 雲行きが怪しくなってきて13時頃から豪雨と雷 ハイカーさん達はうずくまり、足を止めている 雷の距離を確認しながら 休まず歩き続けて15時頃 燕山荘に到着 一休みすると雨も上がったので 夕食までに燕岳と北燕岳に登る 燕岳までは多くの人が足を運んでいたが北燕岳まで行く人はほとんどいなかった 人も少ない影響もあってか すぐそばで雷鳥親子を観ることができた 夕食はハンバーグとコロッケ デミグラスソースが美味しかった 食事時間は40分制限 オーナーの山の説明も40分、笑 星を見ようと思ったのだか 疲れで早々に就寝 夜は16℃と寒かった Day2 5時日の出と共に出発17℃ 今日のゴールは槍ヶ岳山荘 まずは大天井岳を目指す 3泊4日の予定なので脚を残すためにゆっくりと歩く 大天井岳前の登山道は結構な急登だか、穂高方面より歩き易い 大天井山荘で槍ヶ岳の弁当をいただき暫し休憩 山荘で朝食を取る場合 混んでいると予定が狂うので 急ぎの時は弁当の方が良い 大天井ヒュッテを目指し歩き始める ほとんどのハイカーは蝶ヶ岳方面に行くので槍ヶ岳はあまり人に会わない 蝶ヶ岳の分岐を過ぎてしばらくすると目の前を雷鳥の雛が歩いている 周りを見渡すと高台から お母さんか見守り 人間との信頼関係ができているので雷鳥は人を怖がらない 大天井ヒュッテに到着 ルートだと思い展望台に登ろうとするとヒュッテの人が槍ヶ岳へのルートでは無いことを教えてくれた ビックリ平を越えしばらく歩くと 槍ヶ岳から奥穂高岳の眺望が開く あまりの美しさに鳥肌が立つくらい感動した 赤岩岳を通過 ここまでのル稜線ルートはたいへん歩き易い 西岳へは登山道を入ったところでザックをデポして往復10分 ザックを回収して5分で西岳ヒュッテに到着 西岳ヒュッテではカレーをいただいた マサラカレーとメニューにあったがどう見てもレトルトカレーだ ここのテント場は高台にあり風さえ強くなければ満天の星空が挑めそう 12:30出発、昨日は13時頃から雨 少しでも早く槍ヶ岳山荘に到着してあまり濡れない様にしたい 激下り、ハシゴ場、鎖場の連続 1時間で西岳から槍ヶ岳までの鞍部、水俣乗越に到着 ここで雨が降り出し雷がなり始めた 雨も強く気温も16℃位になったのでとにかく寒い 登りもザレ場、ハシゴ場、鎖場 の連続で難易度高め 我慢して歩き続け16時に槍ヶ岳山荘到着 槍ヶ岳山荘では雨は上がっていたので集中力が途切れる前にチェックインせずザックをデポして槍ヶ岳へ セルフビレーを用意していたのだか使わず登れた 私が言うのもなんだが初心者なのかソロのおば様が鎖場もハシゴ場も距離を詰めて登って来る 転落にるのも巻き込まれるのもイヤなので少し距離を取ってもらう様に声を掛けたが理解していない様だった 夕食は昨日に引き続きハンバーグ笑 明日は日の出と共に出ようと思ったので早めに就寝 今夜も星を見ることができず Day3 4時半頃槍ヶ岳山荘を出発17℃ 山頂で日の出を見るために登山するハイカーのヘッドライト列が山頂へ続いている まずはモルゲンロートに輝く大喰岳を目指す ガレ場を進んで5:12大喰岳に到着 中岳を通過、7:11に南岳到着 南岳からは富士山が良く観える 7:22南岳小屋に到着 南岳小屋では布団を屋根に干している最中だった ここで槍ヶ岳の弁当をいただく 7:37南岳小屋を出発 大キレットを目指す までの下りはハシゴ場、鎖場の連続 40分程で400m下る 8:46大キレットの最低鞍部に到着 9:25長谷川ピークに到着 大キレットの難関と聞いていたが こんなものかと思っていたしまった 9:47長谷川ピークと飛騨泣きの鞍部A沢のコルに到着 10:32飛騨泣きに到着 長谷川ピークより難易度高いんじやないかとおもう 11:56北穂高山荘到着 飛騨泣きからのザレ場はかなりシンドい 北穂高山荘から槍ヶ岳を見ると雲がかかって来出した 北穂高岳山頂を取って何人かと情報交換 北穂高岳南峰を通過 涸沢岳を目指す 13:43北穂高岳と涸沢岳の間の最低鞍部コルに到着 涸沢岳に取り付いてしばらくすると大粒の雹が降ってきた 前日よりマシなのか断続的で時々降り止むがとにかく寒い ルートを外れると浮き石が多く落石の危険性が多くなるのでルートはしっかり確認したする必要がある 14:57涸沢岳に到着 眼下に穂高岳山荘が見える 寒いので穂高岳山荘でフリースを着込む ルート確認をして今日の宿がここだと知ってホッとした 勘違いして思った穂高岳を超えないといけないと思っていた 部屋に入ると数人で宴会が始まっていた 誘われる儘に宴会に参加 聞くと名古屋の山岳部だという 毎週登山に出かける方や縦走好きな方それぞれのスタイルで登っている様子 しばらく六甲山全山縦走の話で盛り上がった 食事では別メンバーと談笑 奥穂高山荘まで来る人は流石に手練が多い印象を受ける 最終日はバスの時間もあるので 早めに就寝 Day4 4時 16℃ まだくらいうちからヘッドライトをつけて奥穂高岳へ向けて出発 疲れと時間でジャンダルム行きを迷っていた 4:46 奥穂高岳到着 最終日で疲れが溜まっていたが ジャンダルムを見た途端アドレナリンが出てジャンダルム挑戦 切り立った尾根、垂壁、鎖場など間違いなく今回の最難関だ ウマノセまでの難関は稜線は手掛かりだけで2〜5cm位の足場を10mくらい進む ビレイは掛けられないが3点支持で進めば問題なし ウマノセを越えてからは鎖場と長い下り 上の方が石を落とすが問題なく切り抜けた 最後の垂壁で西穂高岳側にトラバースするがルートがわからなくて 直登 1箇所足場がなくて落ちそうになったが無事登頂 ジャンダルムからは富士山も見え 険しいそうな西穂高岳やゴールの上高地も良く見えた 下りは山頂で教えて貰ったトラバースで楽々下山 西穂高岳側を見るとテント泊装備で登るには難易度が高そうだった 感覚自体が麻痺してる 冷静になればこのトラバースも結構難易度が高い 緊張の糸を切らさないように奥穂高岳までピストン 7:24 奥穂高岳到着 ピストンに要した時間は1時間半程 予定では2時間みていたので少し貯金ができた 後は下るだけと思っていたが 前穂高岳までは結構長い鎖場が続く 10:58 紀美子平に到着 紀美子平にザックをデポして 前穂高岳を目指す ガレ場が続くがまだ登り易い 10:14前穂高岳到着 10:58 紀美子平まで下山 ここで弁当をいただきながら休憩 11:35 余裕を見て紀美子平を出発 後は下山するだけと思っていたが激下り、ハシゴ場、鎖場が多い 半分位まで下るとここから滑落が多いという注意喚起の看板 慎重に下山し13:30重太郎新道登山口に到着 岳沢小屋で少し休憩をするが 雨とバスの時間が気になって13:46岳沢小屋を出発 出発してまもなく雨が降り出す しばらくは樹林帯で雨は凌げたがだんだん強くなる 登山道は歩き易いので後は時間勝負、頑張るだけ 15:28 岳沢登山口に到着 熊目撃情報の看板 最終日に言われても... 計画通り16時に上高地ゴール 16:40のバスに間に合った 一人ビールで祝杯 上高地のバスは激混みなので バスは予約した方が無難 上高地から16:40発バス、列車、新幹線を乗り継いで22:24新大阪着、意外と信州は近い |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大阪市梅田発松本行夜行バス(21:40発)、松本(6:20着)から穂高までJR、穂高(8:20)から中房温泉までバス(崩落現場手前から徒歩15分、シャトルバスに乗り換え) 復路 上高地(16:40)から新島々までバス(予約がベスト)、新島々から松本(19:07)経由(特急信濃22号)、名古屋(21:21)から新大阪(22:24)まで新幹線 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好、良く整備されています |
| その他周辺情報 | 松本駅前にはコンビニ、ファストフード店があるので朝食、補給ができます 宿泊は燕山荘、槍ヶ岳山荘、穂高山荘 上高地のバスは混むので 予約必須 往路、松本駅にはMIDORIがあるので食事、お土産が購入できます |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
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ストック
ヘルメット
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
MISTRAL



















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