早春の野坂岳から芦谷山縦走
- GPS
- 06:59
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 940m
- 下り
- 961m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:58
天候 | 晴れのち曇り・霞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
野坂岳から山コース分岐はよく整備されている。 山コース分岐から芦谷山/三国山への稜線上は藪っぽい所もあり、支尾根に迷い込みそうな所も二ヵ所ある。テープを忠実に辿る必要がある。 |
写真
感想
山集落の林道終点に自転車をデポ後、野坂岳登山口の駐車場に8時前に到着。一番上の駐車場は満車寸前だった。
野坂岳山頂へは二人の男性と山ガールに抜かれて2時間で到着。
三の岳を過ぎた所から山頂まではカタクリが群生している。
山頂では20分間滞在してから芦谷山に向かう。
山コースを数分下った所にはカタクリが群生している。他にオオバキスミレやミヤマカタバミも見られた。
快適な灌木の鞍部を過ぎるとP797の「←山コース」の道標がある。
芦谷山への稜線は直進するものと考えて、そのまま進むと枝尾根に迷い込んでしまう。道標に戻るまで8分のロス。
左折してP797を下りる。山コース分岐まではピンクのイワカガミが多く見られた。
さてここからが今回の核心部。芦谷山への稜線歩きが始まる。薄い踏み跡があるが広い尾根では消えてしまう。テープも所々にあるが注意していないと見逃してしまう。
分岐から10分ほど行くと広い鞍部で藪っぽくなってきて、突然濃いユズリハの群生に立ち往生する。少し進んでも先が見えない。
このまま藪漕ぎが続くのかと不安になり、引き返して食事休憩をする。
食事していると、突然ユズリハの中からガサゴソと音がする。
何事かと構えていたら人が現れる。びっくりしたー。
話をすると芦谷山まで行って来られたとのこと。ここの藪は数メートルで抜けられると聞いて一安心、ありがとうございます。山行を続行する。
この後も小さなコブを数回乗り越えてからは急登が始まる。
急登ではイワウチワやカタクリの群生が出迎えてくれる。
二つのピークを乗り越えると、やっとこさで芦谷山が目前に現れる。
芦谷山手前の灌木の鞍部にさしかかると突然、バキバキ、ガサガサと何かが慌てて立ち去る音がする。音のする方向を振り向くと、ブナの若木に皮の剥ぎ痕があるのが目に入る。熊か!?怖くて笛を吹きながら山頂に到着する。
芦谷山山頂の展望は良くない。新しい「芦谷岳」の山頂表示がひと際目立つ。展望は樹間から周りが見える程度。薄いガスが谷を覆い上空も曇っているので見通しが悪い。ブナの林に囲まれた山頂は静寂そのもの。心が洗われるような雰囲気。
冷たい風が吹いてきてガスに覆われそうなので早々に下山することに。
今度は三国山まで縦走するぞと心に決めて芦谷山山頂を去る。
山頂から山コース分岐まで50分。更に山集落登山口まで60分で到着。かなり後方に下りてくる人が見えていた。登山口には車が一台あったのでその人の物だろう。
デポしてあった自転車で野坂岳登山口まで移動。もう体力の限界で野坂岳麓からは歩いて駐車地点までたどり着く。
追記
芦谷山山頂にエマージェンシーホイッスルを忘れました。私は無事に帰りましたのでスミマセン。
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