丹沢 大倉-塔ノ岳-丹沢山-蛭ヶ岳-檜洞丸
- GPS
- 11:35
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,306m
- 下り
- 2,047m
コースタイム
丹沢山12:40-14:10蛭ヶ岳-16:40檜洞丸-18:50西丹沢自然教室
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車:小田急小田原線 渋沢駅 バス:渋沢駅北口発 大倉・県立戸川公園方面行き 【帰り】 バス:西丹沢自然教室発 新松田駅行きー山北駅にて途中下車(最終は18:58) 電車:JR御殿場線 山北駅 |
写真
感想
本当は八ヶ岳に行こうかと思ったけど、何か風が強そうだったから丹沢に変更。
という訳で、前々から行ってみたかった丹沢を目指します。
ヤビツ峠から行ってみたかったけどバスの関係で大倉から。
渋沢駅始発のバスに乗って大倉へ。平日にも関わらずバスはの席は全部埋まっていました。
大倉に到着後、早々に出発する皆の背中を見送って、一人のんびり朝ご飯。
朝食を済ませ、大倉を後にし、まずは尾根沿いに塔ノ岳を目指します。
歩き始めは石っころで歩きにくくて、ずっとこれだとヤダなーとか思ってました。
まぁ、しばらくすると石っころも終わりだったんですけどね。
で、話に聞いていたバカ尾根(大倉尾根)に突入!
感想は、
長っ!!
いつまで続くのさー!!
今思えばそんなたいした距離じゃないのにそんな風に思いました。
今回の山行での楽しみの一つは展望。
塔ノ岳までの道中で富士山が顔を出し、気分もやけに盛り上がります。
印象的なのは塔ノ岳からの展望。
あんなに見渡せるとは思っていなかったです。
富士山も近かったしサイコー!!
ここまで、写真撮りながらのんびりとしてしまいました。
それにしても普段、コンデジと一眼、両方持っていってますが、コンデジはケースに入れてザックにくっつけちゃえば、いつでも取り出せるし、重さも気にならない。
でもちゃんと撮りたい時はコンデジだと物足りないから、一眼を使いたい。
だからといって、わざわざザックを降ろして取り出すのも億劫だし。
首から下げててもブラブラして邪魔だし、ウエストポーチは足上げに邪魔だし、ショルダーハーネスにくくれるようにして取り付けてみたりした事もあったけど、結局邪魔だったから、今のところザックの中で落ち着いてるけど、だれか良い案あったら教えて下さーい!
で、せっかく登ったのにびゃーって下って、またヒーコラ登って丹沢山に到着。
もう11:30だ、随分と遅くなっちゃったなぁ。
蛭ヶ岳遠いし、ここでお昼食べちゃおっと。
また暗い中歩く事になっちゃうなぁ、とか、最終バスに間に合うかな。
とか考えながら、カレーとたぬきソバを完食。
さっさと蛭ヶ岳に向かいたい、はやる気持ちをおっちゃん達が話しかけて引き止めます。
「どこまで行くんだい?」「蛭ヶ岳超えて西丹沢まで」
「西丹沢?遠いぞー。」「ええ、だからちょっと急いでるんです。日が暮れるのは分かりきったことなので...」
「俺も若い頃は暗くなっても歩いたなー。夏場なら15時間は当たり前でさ。それに、、、うんたらかんたら」
分かりましたからもう行っていいですか?急いでるんですよ。
話聞くのは好きな方だけど、急いでるときくらい、急がせて。お願いだから。
なんだか恒例になってきた感のある時間との闘い。
蛭ヶ岳を過ぎるととたんに道が悪くなってきました。
人の通りが今までより少ないのが容易に想像できます。
トゲのある下草やら、鎖やらがちょいちょい出てきますが、そんなもんには構ってらんない。
だってバスに乗りたいんだもん。
そんなだから終止ゼーハーゼーハー。
檜洞丸に着いた頃はすでにうっすらと暗くなってました。
地図を片手に時計と睨めっこ。
ここまでくれば後はほぼ下るだけだから、何とかバスに間に合うかな。
とかなんとか考えながら檜洞丸を後にして数分、突然夕焼けに染まる富士山が現れて思わず、オオーと声に出してしまいました。
時間がギリギリにも関わらず、これを撮らずして一眼持ってきた意味がない!
と、自分に理由をつけてザックを降ろしてしまいます。
これはもうカメラやる人ならしょうがないです。
遅くなるのも悪くないなー、と思いながら何枚かパシャリ。
写真も撮れて、疲れた身体にも一息入ったし、ザックを背負い直して、いざ、快調に走ります。
木道をガコンガコン言わせながら登山靴で走ります。
ヘッドランプの明かりを頼りに!
さっさと走れるような道は終わりを告げ、なんとも速度を上げにくい道になり、焦りは増していくばかりですが、怪我をして動けなくなるのはバスに乗れないよりもヤバい。
沢を渡ればその先は随分と道が平坦になるはずだから、そこからまた走ろう。
それまでは確実に行かなければ。
沢に近づくにつれ、熊除けのベルも音負けして役に立たないのか、頻繁に動物たちの気配と遭遇。
前方の方で光る二つの目にビビったり、でかい図体の動物が逃げていく草の音にビビりながら、なんとか沢に到着。
で、沢の対岸に道が、、、無い!!!!!
正確には暗くて見つけられない。
ヘッドランプで照らしてもよく見えない。
道らしいものが発見できない!
でも地図には載っているから絶対どっかにあるはずだ。
現在地よりもちょっと上流か、ちょっと下流か、そのどっちかの対岸にあるはずだ。
沢を何度もジャブジャブ横切って探したり、対岸をちょっと強引に登って探してみたり。
しまいに登った対岸から足を滑らしてプチ滑落してみたり、悪戦苦闘する事15分、なんてことない場所で道を発見。しかも標柱あり。
暗いという事はそういう事なんですよね。
道を発見してからは、走れそうなところは出来るだけ走り、そうでないところも急ぎ足。
残り時間と距離を計算しながらの急ぎ足。
何とか登山道を終えて、道路に出ても急ぎ足。バスに乗るまでは気は抜けません。
バス停も真っ暗でしたが何とか時間内に到着!!!
最終バスには一人だけでした。当たり前ですね。
そのまま新松戸駅まで行っても良かったのですが、どうもひとっ風呂浴びたい。
山北駅で途中下車して、駅前の健康センターないの温泉施設「さくらの湯」に寄っていきました。
この時間帯になると電車の本数も少なくなり、自宅に着いたのは23時を過ぎてしまいました。
あー、恐楽しかった。
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