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Yamareco

記録ID: 85425
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳〜紅葉と雪

2010年11月03日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
02:36
距離
4.3km
登り
213m
下り
814m

コースタイム

7:46天神平-7:58田尻尾根分岐-8:30熊穴沢避難小屋8:40-9:06天狗の溜まり場-9:33天神ザンゲ岩-9:46谷川岳肩の小屋10:00-(軽アイゼン装着)-10:12トマの耳10:18-10:32オキの耳10:35-10:49西黒尾根分岐-12:35天神平
天候 曇りのち雪
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳ロープウェイ
http://www.tanigawadake-rw.com/price/
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは見ていません。
トイレは天神平駅、肩の小屋以外は無し。
雨や雪が降ると木道は滑りやすい。
ロープ場鎖場はあるが、それほど危険ではない。
フニテル内からの撮影。
フニテル内からの撮影。
雪が降ってきた。
雪が降ってきた。
谷川岳はガスってて見えない。まるで墨絵。
谷川岳はガスってて見えない。まるで墨絵。
紅葉と雪の共演。
紅葉と雪の共演。
地面の雪が風でこんなふうに。
地面の雪が風でこんなふうに。
まるで珊瑚のよう。
まるで珊瑚のよう。
山頂と下界は大違い。
山頂と下界は大違い。

感想

前回(9月)、ペットを連れての登山だったため、
途中で諦めて帰ってきた山、谷川岳。
どうしても今年のうちに登っておこうと行ってまいりました。

今回はロープウェイの始発が7時ということで
その時間に合わせて家を出ることに。

でもやっぱり眠れないんです。
頭が冴えて。
予定より1時間ほど早く出て、途中で仮眠したりで
6時50分頃谷川岳ロープウェイ駅に到着。

ロープウェイのフニテルに乗っていると雨が。。。
いや、雨じゃなくて雪が降ってきました。

谷川岳の紅葉前線はもうこの麓あたりまでおりてきていました。
フニテルで天神平に到着。

前回とはまた全然違った姿を見せてくれた朝日岳たち。
やっぱり雪がかかるとカッコイイ。

積雪が少しあるのはわかっていたけど、雪が降ってくるとは。。。
同じロープウェイに乗っていたおばちゃんハイカーたちは
アイゼン等持ってきていないということで
谷川岳は諦めてそのままリフトに乗って天神峠へ行くらしい。
まぁ賢明な判断だけど、雪対策以外の装備はバッチリだったのでなんとももったいない。

ただでさえ滑りやすい階段。雪でさらに滑りやすくなってました。
残念ながら谷川岳はガスってて見えません。

ロープや鎖は雪で濡れていて触りたくない。
登りは必要ないけど。。。

今回はかっこいい俎(まないたくら)も見えない。。。
この時間は登る人も少ない。雪だし。

ザンゲの岩を越えると階段が続き、登りきると
自家発電機の音が聞こえる。
小屋は営業しているみたい。
寄ってみよう。

小屋に入ると、3人の登山客と小屋の管理人さんがいました。
寒いのでココアを一杯いただき、登山バッジも購入。
休憩は無料でした。
11月の上旬で小屋も閉めるらしいですが、この日はまだ営業されていて助かりました。

私たちの後から来た男三人組の登山客が、管理人に
「西黒尾根は下りれますか?」と訊いていた。
管理人は三人の靴を見て「無理。雪で滑って危険。」と応えていた。

10:00 ココアもいただいたし、山頂へ向けて出発。
足元が滑りそうなので、軽アイゼンを装着。
持ってきていて良かった。

10分ほどでトマの耳(標高1,963m)に到着。
写真撮っていると、山小屋であった三人組がやってきて
カメラで撮影して欲しいと頼まれる。

そして視界の悪い中、山頂のオキの耳へと進む。
風が強くて、雪が顔にあたって痛い痛いっ。泣。泣。
サングラスとネックウォーマーで顔を守る。
うぅ〜、眼出し帽欲しいwwww

山頂を目指していると、先ほど写真を撮ってあげた三人のうち一人だけが
この雪の中走って私たちを追い抜いて駆け上がって行った。
アイゼンもなくあんなに走って滑ったらどーすんだろ。。。

トマの耳から10分ちょっとで谷川岳山頂のオキの耳(標高1,977m)に到着。

先ほど駆け上がっていった人は、ここで待機していた。
私たちの登頂写真を撮ってくれるというのでカメラを渡して撮ってもらう。
すると彼の連れの1人が遅れて山頂まで来た。
この強風の中、不安定な岩の上にカメラを置いてセルフで撮ろうとしてたので
「撮りますよ」と言ってまた写真を撮ってあげた。
強風で煽られて写真ブレたかもしんないw
それよりもう一人はどうしたんだ?

帰り際、「西黒尾根で下りたことありますか?」と訊かれる。
当然無いと応える。
どうしても西黒尾根で下りたいのか?この吹雪の中。。。
さっき山小屋でも危険だからやめなさいって言われてたのに。。。あーあ。

三人組のうち姿が見えなかった一人はトマの耳付近でジーーーっと寒さに耐えながら立って2人を待っていた。
この風と雪の中ジッとしていると、凍え死ぬよ?www

もしかしてこの人たちロープウェイ代、片道しか買わなかった??
下りだからって舐めちゃいけませんよ。。。

肩の小屋、ザンゲの岩、天狗の溜まり場など順調に下りてゆく。
この頃になると下から多くの登山客たちが登ってくる。
外人たちの団体もいた。
外人さんて、ほんと山ウェアが似合うなぁ。。。かわいい。

熊穴沢避難小屋でまたシャリ補給。
そして多くの登山客たちが歩いてぐちょぐちょになった道を下る。

12:35頃、天神平に到着。
多くの観光客たちがフニテルから降りてくる。
雪雲で何も見えないのになぁ。。。

フニテルに乗車して下界に無事到着。
下界は雪もなく晴れていた。

山頂付近でのあの風雪が嘘のようだ。

フニテルを降りて紅葉の写真を撮っているとおじさんに声をかけられる。
「上はどうだったかね?」
「雪降っていて何も見えなかったですよ。」
「そうか〜。苗場は晴れてて紅葉が綺麗だったよ。」
「苗場ですか〜。まぁ、私たちは山登りが目的だったので〜。。。」
と言うと初めて私たちが観光目的でないことに気付いたみたい。

ちゃんと登山の格好してたのにな。。。汗

おじさんはこの辺りに住んでいる人らしい。
苗場か。。。
苗場ってスキーのイメージしかないな。
って、、、苗場山も百名山じゃーーーんっ!!!!ショック。
気づくの激遅。。。汗
今この記事書いてて気づくなんて。。。

ま、またちゃんとリサーチして行こう。。。


二度目の谷川岳。
今回は紅葉と雪景色を楽しむことができた。
もし今度来るとしたら、
西黒尾根も楽しいかもしれない。

それにしても秋の山を通り越して
いきなり雪山とは。。。
やっぱり山は侮れません。


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