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Yamareco

記録ID: 8565742
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山

八ツ峰上半

2025年08月14日(木) ~ 2025年08月16日(土)
 - 拍手
sonodo その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
18:10
距離
18.4km
登り
1,997m
下り
1,974m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:33
休憩
0:08
合計
2:41
距離 4.8km 登り 516m 下り 423m
14:06
3
14:09
8
14:17
4
14:21
4
14:25
6
14:31
5
14:53
14:56
76
16:12
16:18
31
2日目
山行
10:40
休憩
2:21
合計
13:01
距離 8.6km 登り 1,406m 下り 1,404m
4:09
4:15
52
5:07
5:10
14
5:24
146
7:51
8:17
39
12:17
12:55
31
13:26
11
13:38
13:49
16
14:05
14:26
13
14:38
14:46
2
14:48
14:49
4
14:53
15:02
11
15:12
15:13
11
15:23
15:31
42
16:13
16:16
17
16:33
16:41
17
16:58
8
3日目
山行
2:02
休憩
0:09
合計
2:11
距離 5.0km 登り 414m 下り 507m
7:00
44
7:44
7:52
1
8:01
8:02
7
8:09
8
8:17
5
8:22
4
8:26
6
天候 朝は晴。10時位からガス。午後は小雨
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅から室堂
コース状況/
危険箇所等
剣沢雪渓、長次郎谷雪渓はまだ大きな障害なく通行出来る
その他周辺情報 剣沢キャンプ場1000円/立山駅から室堂7380円(往復)
予約できる山小屋
雷鳥沢ヒュッテ
剱澤小屋
剣山荘
室堂平
2025年08月14日 14:02撮影 by  SH-M27, SHARP
8/14 14:02
室堂平
雷鳥沢キャンプ場に近づく
2025年08月14日 14:33撮影 by  SH-M27, SHARP
8/14 14:33
雷鳥沢キャンプ場に近づく
富山県警ボード。シュルンド注意だがまだ歩けそうで一安心。
2025年08月14日 17:23撮影 by  SH-M27, SHARP
8/14 17:23
富山県警ボード。シュルンド注意だがまだ歩けそうで一安心。
剣沢雪渓で夜明け
2025年08月15日 04:53撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 4:53
剣沢雪渓で夜明け
平蔵谷を見る
2025年08月15日 05:07撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 5:07
平蔵谷を見る
剣沢雪渓、穴を避け歩く
2025年08月15日 05:17撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 5:17
剣沢雪渓、穴を避け歩く
近づいて落とし穴にならない様
2025年08月15日 05:20撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 5:20
近づいて落とし穴にならない様
長次郎谷に入って穴注意度アップ
2025年08月15日 05:22撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 5:22
長次郎谷に入って穴注意度アップ
深いクラックが走っている
深いクラックが走っている
2025年08月15日 05:31撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 5:31
2025年08月15日 05:40撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 5:40
滝で雪が途切れていたので左側(右岸)のスラブに移る。飛び移れる場所があって良かった。
2025年08月15日 06:14撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 6:14
滝で雪が途切れていたので左側(右岸)のスラブに移る。飛び移れる場所があって良かった。
2025年08月15日 06:15撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 6:15
登山靴では滑る嫌なスラブを這い上がって安全地帯に。
空身で偵察、ルーファイした相方に拍手
2025年08月15日 06:38撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 6:38
登山靴では滑る嫌なスラブを這い上がって安全地帯に。
空身で偵察、ルーファイした相方に拍手
雪渓に復帰。左から左俣、熊の岩、右俣、八ツ峰上半
2025年08月15日 07:02撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 7:02
雪渓に復帰。左から左俣、熊の岩、右俣、八ツ峰上半
后´困離灰襪貌る前に水休憩
2025年08月15日 07:21撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 7:21
后´困離灰襪貌る前に水休憩
熊の岩のテントが見えた。良いテン場
2025年08月15日 07:48撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 7:48
熊の岩のテントが見えた。良いテン場
后´困離灰襦1のルンゼを詰める事に。
2025年08月15日 07:52撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 7:52
后´困離灰襦1のルンゼを詰める事に。
ルンゼを詰めきった場所から2ピッチ登攀して。
とりあえずロープをしまう。
2025年08月15日 08:51撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 8:51
ルンゼを詰めきった場所から2ピッチ登攀して。
とりあえずロープをしまう。
ルートに復帰したようだ。
2025年08月15日 08:51撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 8:51
ルートに復帰したようだ。
2025年08月15日 08:52撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 8:52
妻の懸垂
2025年08月15日 09:35撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 9:35
妻の懸垂
2025年08月15日 09:13撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 9:13
2025年08月15日 09:47撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 9:47
チンネ左稜線を登攀する人。混んでる。
2025年08月15日 10:14撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 10:14
チンネ左稜線を登攀する人。混んでる。
2025年08月15日 10:14撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 10:14
2025年08月15日 10:19撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 10:19
2025年08月15日 10:32撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 10:32
クレオパトラニードル?
2025年08月15日 10:40撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 10:40
クレオパトラニードル?
2025年08月15日 10:42撮影 by  SH-M27, SHARP
8/15 10:42
いちおう。
撮影機器:

装備

個人装備
ハーネス パス ヘルメット 60アルヌン 120アルヌン 環付ビナ×3 ATCガイド プルージックコード ナイフ 行動食 水2L シェラフ その他テン泊必要装備
共同装備
30mロープ×2 60アルヌン×2 120アルヌン×2 捨て縄7×10m ハーケン(敗退用) 2テン テントマット ジェットボイル コッフェル 朝・夕食(2日分)

感想

この夏、変形性膝関節症に加えて痛風が出てしまう。
今回、4ヶ月振りの森林限界を越える高山帯登山。

直前の相方との打合せで6峰Cフェイス登攀後、主稜縦走する案も出たが、この場合アタック日の行動時間短縮のためテン泊ベースを剣沢から熊の岩に移した方が良い。お互い熊の岩は初めてでアプローチを検証する時間が足りない。まずは主稜縦走でこの山域に概要を掴みましょうと予定通りの計画でスタート。

結果的には自分が今年初の夏山登山で高度順応、体力が不足しており、熊の岩迄全装備担ぎ上げる事が難しかったので今回の計画で良かった。

【初日】
今日は剣沢キャンプ場迄のためゆっくり行きましょうと、朝名古屋発。10時目処に立山駅に到着。駐車場は1台出たタイミングで駐車出来たがケーブルカーの混雑を計算していなかった。乗車券を予約していなかったため12時50分迄、約3時間の待ちぼうけ。

歩荷トレを兼ねて水4L追加で歩き出したが、室堂迄いきなり上がる高度に体が順応出来ず、雷鳥沢から剣御前の標高差500mが今回の山行で一番つらかった。ヘロヘロでキャンプ場に辿り着き、初日は豪勢な夕食。

【アタック日】
前日夜にキャンプ場駐在の富山県警に雪渓通過上の注意事項を確認し、4時歩き出し。剣沢雪渓を標高差600m降って、長次郎谷を600m登り広困離灰襪悄

長次郎谷の右俣、左俣の全容が把握出来る標高2200m付近で雪渓が切れているため右岸のスラブに移る。先が見えない。背中のザックが岩に当たる。空荷で偵察の後、スラブを這い上がったら普通に歩ける河原に。
その後雪渓が復活し広困離灰觴萇嬲雪渓歩き。

広困離灰襪ら奥のルンゼを登りきったらツルンとしたスラブに出た。残置ハーケンがあるので人は通っているが主稜はせいぜい教蕕隆箴譴里呂此このスラブはルートでは無いのかな。後続パーティーはガイド2人組でコンテ練習のための入山。このパーティーも八ツ峰は初めてのようだが来たルートは素直だし登ってみるかとの雰囲気になった。
リードするが、数mは足も手もなく、途中確実なランニングも取れないので怖かった。テラスにハーケン3枚で作った懸垂支点があったのでここでビレイ。2ピッチ目は10m程で傾斜の緩い踏み跡に出た。このルート、カムは使えるのでこういう時のために#1前後の数個、持ってきても良いかも。

7峰は巻き。懸垂多数。8峰の頭手前かな。懸垂途中で一旦登り返して再懸垂でテラスに降りる場所あり。
相方が腰溜め懸垂をして最後迄スムーズにロープが出たので「おお!」となった。自分は腰溜め懸垂途中でロープが出なくなる事が多い。正しくロープを巻けばスムーズに出るとの事なので後日練習しよっと。

池ノ谷ガリーから北方稜線に出る。長次郎の頭はしっかり巻き道がついていたので懸垂無しでしっかり巻けた。
北方稜線はいちおう破線ルートのため、歩いてきた八ツ峰程のシビアなルート取は無いはず。その感覚の切り替えが出来なかったためか、ヘンテコなルートを通って踏み跡に復帰、を繰り返して小雨の中、劔岳山頂へ。
2800mを越えた辺りから高度順応出来ず苦しかったけど、充実して楽しく歩いて来られた。

下山は別山尾根。天候悪いためか人が居ない。
膝痛以降、下山が遅れるようになってきた。今回も大幅に遅れた。大きなギャップを降りるのに膝が耐えられないのか、バランスが悪くなったのか。ここ別山尾根や重太郎新道のような道が苦手になった。
へこたれて、もうこういう山行は無理かもと思ったが、膝が後で痛くなるとかは無いので、もう少し、頑張ってみようと思う。




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体力レベル
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