浅瀬-地蔵平-荷干沢↑-カワゴノ沢↑-菰釣山-シキリ尾根下降

2016年05月01日(日) [日帰り]

• GPS: 10:38
• 距離: 27.1km
• 登り: 1,557m
• 下り: 1,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:40
• 休憩: 0:59
• 合計: 10:39

距離 27.1km 登り 1,560m 下り 1,558m

6:26 世附・浅瀬駐車スペース
6:33 浅瀬橋
7:16 法行沢
7:36 千鳥橋
8:01 8:20 地蔵平
12:27 12:54 菰釣山
15:03 15:15 地蔵平
15:42 千鳥橋
16:09 法行沢
16:55 浅瀬橋
17:03 17:04 世附・浅瀬駐車スペース
17:05 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

浅瀬の林道ゲート前に駐車、朝6:30で路肩に停められた。

コース状況／危険箇所等

（1）浅瀬〜白水橋の先まで：林道歩き。1ヶ所崩落ヶ所有り。
（2）荷干沢〜カワゴノ沢：危険箇所無し。滝、小滝は問題ない。
（3）カワゴノ沢詰め：岩場の急登＋最後は藪でズルズル。
（4）菰釣山〜シキリ尾根：シキリ尾根は目印が無く、支尾根が沢山あるのでRFが難しい。VRに慣れない人は降りない方がよい。（地図とコンパスだけでは難しいと思いました。）
（＊）西丹沢詳細図に記載のシキリ尾根とはルートが異なります。
（5）シキリ尾根末端：尾根の後半は伐採した木が放置されていて、歩きにくい。尾根端から林道に降りるところは崖状で、ルートを間違えると降りるのにロープが必要になると思われる。

その他周辺情報

朝、ゲート前に駐車すると、釣り管理の人が来て、何処の沢か？と聞かれたので、カワゴノ沢と言ったら分からなかったようで、フジモク沢の方だと言ったら分かったようだった。しかしその後も、沢歩きの人が上から団体で降りてくると、釣り人が迷惑するとか、「こっちは朝4時からやってるんだ」とか、「毎年冬にヤマメの卵を源流に放流している」とか、「釣り人はお金を払ってる」とかいろいろ言われた。
幸い、自分の入る沢は、今日はかぶらないようだった。

写真

5/1 6:30

今日はセギノ沢とバケモノ沢（古い地図では地蔵沢で、その先が水晶沢、バケモノ沢（右股が戸沢）、赤沢となっている。）に釣り人が入っているな。荷干沢には入ってないのを確認。

5/1 7:06

鹿の親子がいた。朝早いせいか、あまり警戒してない。

5/1 7:27

大又沢のダム

5/1 7:35

この倒木はずいぶん前からあったように思うのだが、まだ生きている、すごいな！

5/1 7:36

千鳥橋。

5/1 8:02

林道左の石碑。今日は遠くから見るだけ。

5/1 8:03

向かいの地蔵堂。綺麗な花が飾ってあった。今日の無事をお願いしました。

5/1 8:03

地蔵平。ここでイデン沢に入る釣り人に会った。いろいろ話を聞けました。

5/1 8:22

富士見橋を渡って行きます。

5/1 8:25

その先、ロープで通せんぼの所を進みます。

5/1 8:26

林道が崩落してますが、問題なく通れます。

5/1 8:31

白水橋？で釣り人と別れ、林道を直進します。

5/1 8:37

白水沢（たぶん）の出合の所から荷干沢に入る。

5/1 8:39

平和な沢だ。

5/1 8:48

直ぐに堰堤が出てくる。左から越える。

5/1 8:56

またすぐに次の堰堤。これも左？（たぶん）から越えた。

5/1 9:16

綺麗な淵。ブルーが綺麗。

5/1 9:21

ハナビラが10枚なので、ミヤマハコベでしょう。

5/1 9:26

綺麗なナメの流れも出てきた。

5/1 9:29

平和。

5/1 9:31

リンドウの類。

5/1 9:45

狩猟注意の看板。こんな所で狩りをするのだろうか？

5/1 9:50

2条の小滝。

5/1 9:58

ここは左股。右股は荷干沢〜フジモク沢方面か？

5/1 9:59

面白い形の小滝。

5/1 10:04

滝らしい滝。この滝も綺麗。左から登れます。

5/1 10:09

これも綺麗な2段の滝。

5/1 10:14

上段の滝。これも綺麗。

5/1 10:23

炭焼き跡があった。

5/1 10:40

これは右股を行く。

5/1 10:50

綺麗なナメ滝だが、光が当たりすぎて、うまく撮れない。

5/1 10:53

倒木がじゃまくさい。

5/1 11:03

特徴的な木。

5/1 11:03

ここは左股を行く。

5/1 11:07

ナメ滝。

5/1 11:09

これは右股。

5/1 11:12

まだ水量はある。

5/1 11:13

ツルシロカネソウ。

5/1 11:15

だんだん急になる。クライミングみたいになる。

5/1 11:22

急になる。

5/1 11:24

急になる。クライミング。

5/1 11:29

これは右股。

5/1 11:41

藪の稜線が見えてくる。でも急登で疲れる。

5/1 11:46

ストックを使って登ったが、スズタケを掴んで登った方が楽だった。

5/1 11:51

振り返って。最後はグズグズの急登で疲れる。

5/1 12:04

最後の詰め。シキリ尾根に上がる。この後、ハアハア言いながら菰釣山へ残り90mhを登り、ランチ休憩した。ここで大滝橋〜山中湖へ縦走の人と少し話をした。

5/1 12:58

帰路はシキリ尾根を下ります。間違わないようにRFを慎重に。

5/1 13:04

藪もあるが、踏み跡が有り、その部分は藪が開けている。

5/1 13:07

青空をバックにしたトウゴクミツバツツジが綺麗。いいね。

5/1 13:08

足下に、ヤマウツボでしたっけ？

5/1 13:19

唯一の崩壊地。ヤセ尾根のリッジが抜け落ちそうです。

5/1 13:22

小ピークです。

5/1 13:28

ここは右方向へ。

5/1 13:30

次の平坦小ピークも右方向へ。

5/1 13:33

次は左方向へ。

5/1 13:36

朽ちた木。ここもやや左方向へ。

5/1 13:37

今度は右方向へ。（西丹沢詳細図に記載のルートは、ここは左ですね。）

5/1 13:51

左方向。

5/1 14:00

綺麗な尾根。

5/1 14:02

左方向、

5/1 14:07

朽ちた木の後に杉がちゃっかり。

5/1 14:11

右へ。

5/1 14:12

リンドウの類。

5/1 14:17

伐採した木が放置されていて、歩きにくくなる。

5/1 14:21

尾根端付近。放置伐採木で歩きにくい。

5/1 14:31

林道に降りるところの急斜面。

5/1 14:35

こんなところを降りてきた。ロープは使わなかった。その後、林道を歩いて地蔵平〜浅瀬へ。

5/1 15:33

これはヒメウツギ？

5/1 15:36

ミツバツチグリですか？

5/1 16:26

ガクウツギですか？

5/1 16:36

ケウツギですかね。清流をバックにしてみました。

5/1 17:01

浅瀬到着。朝お会いした人はまだイデン沢から帰ってないですね。

5/1 17:05

浅瀬ゲートの堰堤の所にいたカモ。

撮影機器：

DMC-TZ35 Panasonic

感想

old-diver

浅瀬から林道を2時間歩いて、荷干沢〜カワゴノ沢を遡行しました。いままで、レコを見ると、沢を歩いていて釣り人に会うと、「沢から離れて歩きますから」といって、先を行くのを見かけますが、済まなそうにするその理由が今日分かりました。朝、釣りの管理人から、「釣りは金を払っているんだから」の言葉で、つまり、金を払って釣りをする＝釣る権利がある＝いや管理して放流しているから、通常なら釣れなければおかしい。釣れないのは、沢を歩く人がサブサブじゃまするので、釣れなくなる。つまり、釣れる権利を犯している、と言うことになる。それで合点がいった。まあ高い金を出して釣りをしに来るのだから、無料で沢を歩く人とは差が付いても妥当なところかな？
イデン沢に入った人と話をして、「管理人の人はボランティアで沢の仕分けを朝早くからしている人で、いい人なので、もし気を悪くしたら、済みません。」と言ってました。釣りの人も沢を歩く人も互いに気を付ければ問題は起こらないと思いますとも言ってました。いろいろと良い話をありがとうございました。
初めて下降したシキリ尾根は、地図とコンパスだけでは、RFは難しいと思いました。最低でも高度計は必要でしょう。GPSがあれば問題はないです。藪はそれほどでもないです。
今日のルートはnenetaさんのレコを参考にしました。ありがとうございました。

コメント

utayan

浅瀬から
old-diverさん、こんばんは。
　浅瀬からいくつかのコース予定してましたが、たま〜にの朝寝の誘惑＆渋滞回避とでお休みに。あの辺は静かな歩きが楽しめたのでは？またマイナーな沢の情報楽しみにしております。

old-diver

Re: 浅瀬から
utayanさん、コメントありがとうございます。いつもレコを拝見しています。実は、この日は前日に昔の仕事仲間との打ち合わせで、昼から飲み過ぎて、夜に気分がさえなく、寝不足だったので、シキリ尾根を下っているときに腿がつりました。
自分の体力と年齢では、危ない沢は歩けないので、なるべく楽しめる沢歩きで済ましてます。
これからは西の方が多くなりますね。５月中には綺麗な檜洞を歩きたいと思っています。