【旧九州百名山】 酒呑童子山・渡神岳 シャクナゲ、ときどきカメルーン

2016年05月01日(日) [日帰り]

• GPS: 02:49
• 距離: 5.8km
• 登り: 589m
• 下り: 573m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:21
• 休憩: 1:33
• 合計: 3:54

距離 5.8km 登り 601m 下り 592m

6:58 酒天童子山登山道
7:07 小鈴山
7:43 7:53 酒呑童子山
8:31 酒天童子山登山道
8:31 9:39 酒呑童子山〜渡神岳（休憩・車移動）
9:39 石建峠登山口
10:07 10:22 渡神岳
10:52 石建峠登山口

休憩時間には酒呑童子山〜渡神岳の移動時間（約1時間）を含みます

【登山時間】　酒呑童子：1時間半　渡神岳：1時間ちょい

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎カシノキズル登山口
酒呑童子山に登るにはスーパー林道沿いにもう1つ登山口がある。そこから登ると
小鈴山は巻ける。広い駐車場あり。トイレ無し

◎石建峠登山口
渡神岳へ登る最短コース。40分で山頂へ行けるが急登の連続。駐車場は無し
県道9号線はこの先通行困難（廃道化？）なので路肩に駐車。トイレ無し

＜道路情報＞
・国道387号（菊池〜上津江）：通行可能
・スーパー林道（上津江〜穴川）：ゴロゴロと落石はあるものの何とか通行可能
・県道9号（鯛生〜石建峠）：道幅が狭い。たまに軽トラ。落石はあるが通行可能
・林道（石建峠〜前津江村赤石）：県道9号合流への迂回路を通れば通り抜け出来る
・国道212号（日田市大山〜杖立）：松原ダムは通行止（迂回路あり）、杖立通行止

コース状況／危険箇所等

酒呑童子山は危険箇所無し。倒木がチラホラあるものの歩きやすいハイキングコース
渡神岳・石建峠コースは急斜面で息つく暇無し。登山時間は短いですが健脚コース？

その他周辺情報

◎道の駅　鯛生金山
http://taiokinzan.jp/
カメルーンでおなじみ中津江（現日田市）の観光地。トイレ売店あり。元気に営業中

写真

5/1 6:55

スーパー林道沿いのこの看板が目印

5/1 6:55

広いカキノキズル登山口駐車場

5/1 6:59

家から近いので、6時起床でも7時にはスタート

5/1 7:00

地震の影響では無さそうな・・・大雨とか台風とか

5/1 7:07

小鈴山までが意外と急斜面。足立山の時の小文字山みたいだな

5/1 7:10

小鈴山。展望なし

5/1 7:14

第一シャクナゲ発見

5/1 7:17

鎖場を見ると元気が出る（笑）

5/1 7:20

鎖場途中にも鮮やかなシャクナゲ

5/1 7:23

スーパー林道分岐。帰りはここから小鈴山を巻いて舗装路へ下ります

5/1 7:23

後光が割れてるお地蔵様

5/1 7:32

倒木

5/1 7:37

ミツバツツジかな？

5/1 7:39

幻想的

5/1 7:41

今年のGW前半は最高の天気ですね

5/1 7:43

ラストに垂直な鎖場！

5/1 7:45

50分程で酒呑童子山登頂。旧版・九州百名山72座目

5/1 7:45

三角点たっちんぐ

5/1 7:46

雲に浮かぶ涅槃像。阿蘇九重方面

5/1 7:46

北側には福岡県最高峰の釈迦岳。御前岳、この後向かう渡神岳で津江三山

5/1 7:47

わが故郷の菊池市街も見えます

5/1 7:55

木を掻い潜り・・・山頂直下、南側に咲くシャクナゲを見に行く

5/1 7:56

前は見ても何とも思わなかったけど、花を見て綺麗だなと感じる年頃になりましたね

5/1 7:52

拙者が接写しました

5/1 7:57

山頂のこのシャクナゲが咲き誇ればピークかな

5/1 7:58

下り開始。奥にぼんやりと浮かぶ稜線は雲仙でしょう

5/1 8:03

奇抜な山名とは裏腹に、地元でもハイキングコースとして親しまれる酒呑童子山

5/1 8:15

スーパー林道へ分岐

5/1 8:16

結構、木階段が朽ち果ててましてね。見た目と違い、意外と丈夫だなとステップ踏んでたら・・・

5/1 8:19

グニャリと逝きました。やっぱ階段はアブない

5/1 8:20

ここが林道口

5/1 8:21

新緑が溢れるスーパー林道。ただし落石も多いのでパンク注意！

5/1 8:32

ハナグロ山登山口。穴川峠からハナグロ山〜酒呑童子山まで縦走する定番コースも

5/1 8:34

この日1座目、兵戸山（酒呑童子山）もつつがなく終了

5/1 8:41

兵戸峠へ来た道を戻ろうかと思ってましたが、落石をすり抜けるのが嫌でスーパー林道を通り抜けるルートで走行。するとこんな岩が！

5/1 8:54

地震の爪痕を感じつつ、東洋のスイス・・・？

5/1 8:56

中津江のシンボル鯛生金山。久々に寄ったら随分とカメルーンに占領されとるw

5/1 8:56

申し訳程度にトリニータ。こりゃ完全に中津江村の中ではカメルーン代表＞トリニータですね・・・

5/1 8:56

売店もいつしか「カメルーンハウス」にw

5/1 8:59

2002年W杯でカメルーン代表のキャンプ地になり、大幅に遅刻して来日して話題になった中津江村。いまだにカメルーンとの絆が感じられるカメルーンハウスで、カメルーンメロンパンを購入

5/1 9:36

スイスなのかカメルーンなのか異国情緒ある鯛生金山でトイレを借り、狭い県道9号を縫って石建峠へ。登山口に駐車スペースは無く路肩に駐車

5/1 9:38

スノーピーク奥日田（旧椿ヶ鼻）からメインルートを行きたかったんだけど、時間を食うのでこっちからにしました。新緑がまぶしい

5/1 9:41

ここが石立峠登山口。この日2座目スタート

5/1 9:42

頂上まで40分。不本意ながらショートコースでお手軽に・・・

5/1 9:43

しかーし！渡神岳はいきなり本気出す！

5/1 9:45

ぐは！急登！プチ地蔵岳だ

5/1 9:47

手すりにつかまっての登りを強いられる

5/1 9:48

やせ尾根がひたすら急登

5/1 9:49

岩に掘られた「＋山」。標柱を作るのが面倒くさかったのでしょうか？

5/1 9:54

景色を楽しむ暇も無く汗ダラダラ

5/1 9:54

ちょこっとミツバ

5/1 9:58

おもきしロープ場鎖場やん

5/1 10:03

手と足で這い上がる感じ

5/1 10:05

普通、登り40分なら休憩など入れないが・・・ここで一息

5/1 10:07

もう山頂寸前

5/1 10:10

祠がありました。さすが神が渡る山

5/1 10:10

津江三山の一角・渡神岳登頂。旧版・九州百名山73座目

虫が多すぎる・・・

5/1 10:10

この日2度目の三角点たっちんぐ

5/1 10:10

椿ヶ鼻側にシャクナゲの群落があるらしいので覗いてみる

5/1 10:12

まだ早かったかなー

5/1 10:20

酒呑童子山より見晴らしがいいね。阿蘇方面

5/1 10:20

御前岳・釈迦岳は昨年雪の中を縦走しました

5/1 10:23

さっき登った酒呑童子山方面。家から一番近い百名山・八方ヶ岳も見えるはずが・・・虫がジャマ

5/1 10:29

花の季節は虫との闘いでもあります

5/1 10:32

ここは直角に折れ曲がるのでテープを見落とさずに

5/1 10:36

GW後半の事を考えつつ急斜面を下る

5/1 10:39

大半は（特に福岡の人は圧倒的に）スノーピーク奥日田から登るので、アクセスも厳しい石建峠から登る人はあまり居ないらしいw

5/1 10:54

まだ昼前の11時ですが2座目終了。もう1座くらい登れたけどこの日はここで打ち止め

後で思えば、こっから阿蘇を抜けて祇園山まで行けたかな

撮影機器：

SH-04F SHARP

Canon IXY 640 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

備考

渡神岳の汗の量をナメてて水分はペットボトル1本では足らず・・・今後は多めに持って行こう

感想

sheva

山名のインパクトとしては九州でも一、二を争う「酒呑童子山」・・・登山意欲を
掻き立てるミステリアスな山なんですが、今までスルーしてました。近過ぎて（爆）

【酒呑童子山（しゅてんどうじやま）】　標高1180.5m／ 旧版・九州百名山 72座目
【渡神岳　　（とがみだけ）】　　　　　標高　1150m／ 旧版・九州百名山 73座目

昨今の群発地震で大分など九州右上方面はアウト。ニュースでよく聞く断層帯沿いは
避けたいなと思ってると「そういや、酒呑童子山があったな」とこの里山を思い出し
しかも、レコ等を見るとこの時期のシャクナゲ目当てに登ってる登山者が多いこと！
これは渡りに舟だと・・・魅惑の酒呑童子山をターゲットに。ついでにその上にある
津江三山の渡神岳もシャクナゲセットで登ろうと計画。家から1時間弱で行ける山で
こんな近い九州百名山も無かったんだけどね。さすがにスーパー林道は落石が多くて
車で走行するのには神経を使いました。酒呑童子山は、何というか？出オチというか
山名は奇抜ですけど山自体は至ってオーソドックスで、シャクナゲもそれなりに観賞

渡神岳へ行くのに、走りやすい国道387号経由で行くか 距離的に近い県道9号経由か
迷いましたが、とりあえずトイレに行きたかったので鯛生金山が途中にある県道9で
行ってみました。鯛生金山が想像以上にカメルーン化してるのにはビックリしたけど
道幅は狭かったけど渡神岳は石建峠からのクレイジーな急登コースになって正解かな
確かに後で渡神岳の地図見ると石建峠側（東側）の等高線間隔が狭い！あの山容だし
登り40分だと物足りないなと気持ち微妙だったんですが、凝縮されたルートで実に
登り応えがありました。シャクナゲもポツポツ咲いてたし、その割には蠅が多すぎて
山頂でおちおちメロンパンも食べられずゲンナリ。さて いよいよGWも本番ですね！