上高地から蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳〜燕岳縦走にチャレンジ!
- GPS
- 32:00
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 2,597m
- 下り
- 2,653m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
新宿発上高地行の3列バスが、とれる。 キャンセル期待し常々チェックしててよかった!!予報では天気は良いが風が強い。 上高地までぐっすり眠ることができました。 出発時は小雪が舞っていましたが8時ころより晴天になる。昨晩入った寒気のおかげで雪が締まって歩きやすい。蝶へは順調、 そこから常念へのコルではマーク不明瞭、時々踏み抜きで苦しむ・・・ ヘロヘロで常念小屋着。 風も出、気温も急激に下がる。 最低気温はー8℃ほど。 春山用の寝袋でしたが、疲れもあって割と熟睡。 ホットウイスキー飲みすぎた・・・
翌日は何とかご来光に間に合うよう起床、余り景観の良い宿泊地でないのと、モルゲン度合いが低いのが残念・・・ 大天井までは順調、そこからつばくろに向かう道が結構緊張感ありました。 ある雪渓のトラバース、何を思ったのか、ピッケルの握りが逆だと思い立ち止まり慎重に訂正、すると進行方向2mほど先を落石が、下に登山道はないのだが思わず ラーック!! 後で思うが、あの時何かを思いついたのか、立ち止まることが無ければ・・・と恐怖感に襲われる。 ヘルメットをかぶっていなかったことを猛省しつつ、幸運に感謝。 しかし結構長い道で疲れる。 無事燕山荘着、本当はここでもう一晩テン泊予定だったが、幕営者が多いし、結構な強風で天候悪化の兆し、テン張と明日の撤収にに労力使うよりも下山が賢明と判断し中房まで下山。 ゆっくり温泉に入り地熱のあるキャンプ場でまったりキャンプと思うが、あいにくの雨・・・ 結局翌日のバスギリギリまでテント内に待機していましたがやむことなく雨の中の撤収。 穂高駅に向かう車中で、昨日の落石の事が頭をよぎる・・・ ホント紙一重ってあるのだなと。 一瞬、一歩が運命を左右することがあるのだなと。 僕も山が好きで限られた休みの中で山に入る、ソロなので天候をにらみながら急きょ中止や、行き先変更も可能で、また精神力足りなさか普段は勇気無き敗退厭わないタイプであるが、GW、北アルプス、バスが取れたのテンションで強行だとの気持ちも正直ありました、難易度は違うのだけど他方面で発生した遭難を聞きなぜか心から楽しかったと言えぬ山行でした。 山の厳しさを知り、当たり前だけど自然の無常さについて考える山となりました。 亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
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