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Yamareco

記録ID: 8593799
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ジャンダルム(焼岳→西穂高→奥穂高)

2025年08月22日(金) ~ 2025年08月23日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
21:11
距離
25.7km
登り
2,539m
下り
2,522m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:19
休憩
1:06
合計
7:25
距離 12.6km 登り 1,648m 下り 781m
6:30
6:31
4
6:35
6:38
8
7:19
42
8:01
8:08
14
8:22
4
8:26
8:33
3
8:36
5
8:41
5
8:46
43
9:29
10:01
36
10:37
6
10:43
5
10:48
10:53
1
10:54
11:04
54
11:58
11:59
26
12:25
53
13:18
15
13:45
2日目
山行
9:59
休憩
3:36
合計
13:35
距離 13.1km 登り 1,493m 下り 2,355m
1:47
8
1:55
38
2:33
2:49
19
3:08
3:14
12
4:09
4:17
9
4:26
4:31
21
4:52
5:10
30
5:40
5:48
5
5:53
5:54
4
5:58
6:04
8
6:12
6:18
13
6:31
6:36
37
7:13
7:18
12
7:30
8
7:38
7:45
3
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7
7:55
8:18
6
8:24
8:38
13
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8:56
21
9:17
9:28
6
9:34
9:40
59
10:39
10:50
18
11:08
11:31
22
11:53
12:00
10
12:10
12:11
20
12:31
12:43
17
13:00
13:05
52
13:57
35
14:32
6
14:38
23
15:15
6
15:22
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
金曜日朝2時、さわんど第3駐車場(足湯のほう)はガラガラ。空いているので仮眠に良いと思ったのですが、クルマのドアを閉める音がずっと鳴っていてうるさい。誰だよ、一体、とイライラしていたのだが、朝、タクシー乗り場が近くにあるのに気が付いた。こいつか。
コース状況/
危険箇所等
ジャンダルム行っておいて危険がどうとかいう話じゃない
その他周辺情報 第3駐車場前、ともしび。特殊な浴場で面食らった。変な意味じゃなく
上高地スタートで焼岳を目指します。
なんかスタート地点が綺麗すぎていつもと違う。ほら、いつもの登山スタートってさ、クマ注意の看板と、いきなりの急登かダラダラ林道から始まるじゃない?
なんだ、この綺麗すぎる散策路は。登る気、失せるぞ(😠
2025年08月22日 06:36撮影 by  moto g64 5G, motorola
1
8/22 6:36
上高地スタートで焼岳を目指します。
なんかスタート地点が綺麗すぎていつもと違う。ほら、いつもの登山スタートってさ、クマ注意の看板と、いきなりの急登かダラダラ林道から始まるじゃない?
なんだ、この綺麗すぎる散策路は。登る気、失せるぞ(😠
いきなり西穂山荘に行っても時間が余りすぎるので、ついでに焼岳に行ってみた。
山頂付近はかなりの硫黄臭。硫黄色に染まった穴やら、写真のようにやかんのような音を立てて蒸気が噴き出している箇所あり。活火山ですなぁ。大丈夫か、これ?
2025年08月22日 09:39撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/22 9:39
いきなり西穂山荘に行っても時間が余りすぎるので、ついでに焼岳に行ってみた。
山頂付近はかなりの硫黄臭。硫黄色に染まった穴やら、写真のようにやかんのような音を立てて蒸気が噴き出している箇所あり。活火山ですなぁ。大丈夫か、これ?
焼岳から西穂山荘は樹林帯を進む。あんまり人気のないコースなのかな?北アルプスなのに、人が少ない。虫は多い。
早く着きすぎても仕方ないのであえてゆっくり歩いたが14時前には西穂山荘に到着。
2025年08月22日 15:20撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/22 15:20
焼岳から西穂山荘は樹林帯を進む。あんまり人気のないコースなのかな?北アルプスなのに、人が少ない。虫は多い。
早く着きすぎても仕方ないのであえてゆっくり歩いたが14時前には西穂山荘に到着。
14時前だと軽食タイム時間内だったらしい。西穂山荘一押しの西穂ラーメンを頼んでみた。ずっと食いはぐれていた山荘グルメ。よりによってラーメンだぜ。味?それは聞くな。
2025年08月22日 13:51撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/22 13:51
14時前だと軽食タイム時間内だったらしい。西穂山荘一押しの西穂ラーメンを頼んでみた。ずっと食いはぐれていた山荘グルメ。よりによってラーメンだぜ。味?それは聞くな。
西穂山荘の夕食はとんかつ定食でした。ちゃんと美味しい!小屋泊は2回目だけど、南岳小屋とレベルが違う。(←そういうこと、言わない!)
但し、泊り部屋はハズレで全員イビカーでしたzzZZ。軽装にしたかったら仕方がないけど、こういうときはテントのほうがましだと思うときあるね。
2025年08月22日 17:19撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/22 17:19
西穂山荘の夕食はとんかつ定食でした。ちゃんと美味しい!小屋泊は2回目だけど、南岳小屋とレベルが違う。(←そういうこと、言わない!)
但し、泊り部屋はハズレで全員イビカーでしたzzZZ。軽装にしたかったら仕方がないけど、こういうときはテントのほうがましだと思うときあるね。
夜中1:40に出発。ルート所要時間が読み切れないので早めに出てしまう。イビキで起きてしまったし。
西穂山頂までは真っ暗。ルートファインディングの難しさよ。でもなんとか到着。
2025年08月23日 04:05撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/23 4:05
夜中1:40に出発。ルート所要時間が読み切れないので早めに出てしまう。イビキで起きてしまったし。
西穂山頂までは真っ暗。ルートファインディングの難しさよ。でもなんとか到着。
夜中のこういう看板は怖さ倍増っすねー。
とか余裕かましていたら、この直後の垂直鎖場の降下からしてまじで怖い。
2025年08月23日 04:24撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/23 4:24
夜中のこういう看板は怖さ倍増っすねー。
とか余裕かましていたら、この直後の垂直鎖場の降下からしてまじで怖い。
途中の写真がないので1枚だけ。
天狗のコルに降りる垂直鎖場。
どういうところ登るの?ってこういうところ登るんですよ。
2025年08月23日 06:32撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/23 6:32
途中の写真がないので1枚だけ。
天狗のコルに降りる垂直鎖場。
どういうところ登るの?ってこういうところ登るんですよ。
気が付かずに通り過ぎていたジャンダルム

西穂からだと、ジャンダルム正面に鎖場があってその上に”→オクホ”と書かれている。そこを左に行くとジャンダルムへの道がある(その場所に←ジャンとは書かれていない。左に行ったところに書いてある。) つまり、わざわざ立ち寄らないと通り過ぎる仕組み。
2025年08月23日 07:49撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/23 7:49
気が付かずに通り過ぎていたジャンダルム

西穂からだと、ジャンダルム正面に鎖場があってその上に”→オクホ”と書かれている。そこを左に行くとジャンダルムへの道がある(その場所に←ジャンとは書かれていない。左に行ったところに書いてある。) つまり、わざわざ立ち寄らないと通り過ぎる仕組み。
自然公園法にしたがい、ジャンダルム標識は統一デザインのものになったとのことです。元々法令の根拠なく自主製作して設置されていた天使は撤去されたとのこと。まぁ味気ないけど仕方ない。
2025年08月23日 08:07撮影 by  moto g64 5G, motorola
8/23 8:07
自然公園法にしたがい、ジャンダルム標識は統一デザインのものになったとのことです。元々法令の根拠なく自主製作して設置されていた天使は撤去されたとのこと。まぁ味気ないけど仕方ない。
ジャンダルムからロバの耳とウマノセが見えます。要は稜線です。
2025年08月23日 08:10撮影 by  moto g64 5G, motorola
8/23 8:10
ジャンダルムからロバの耳とウマノセが見えます。要は稜線です。
槍と穂高岳山荘。間にあるのは涸沢岳、ちょっと高めなのは北穂高かな。
2025年08月23日 08:10撮影 by  moto g64 5G, motorola
8/23 8:10
槍と穂高岳山荘。間にあるのは涸沢岳、ちょっと高めなのは北穂高かな。
この写真、何だっけ?ウマノセに向かうところかな。
ウマノセは動画を撮りました。ナイフリッジを登るのも怖いが、幅50cmのガレた尾根を立って歩くのも怖い
2025年08月23日 08:41撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/23 8:41
この写真、何だっけ?ウマノセに向かうところかな。
ウマノセは動画を撮りました。ナイフリッジを登るのも怖いが、幅50cmのガレた尾根を立って歩くのも怖い
北穂高到着
なんかここにも標準フォーマットの標識がある。
2025年08月23日 09:16撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/23 9:16
北穂高到着
なんかここにも標準フォーマットの標識がある。
真ん中が大キレット
右の北穂高、左の涸沢岳に挟まれている。一番左が北穂高。
2025年08月23日 11:15撮影 by  moto g64 5G, motorola
8/23 11:15
真ん中が大キレット
右の北穂高、左の涸沢岳に挟まれている。一番左が北穂高。
真ん中の雲がかかっているのが蓮華岳。
一番左の赤いのが赤沢岳。そこから稜線が延びているのが針の木岳。ちょうど土が見えている稜線の上。なんかだいぶ詳しくなった。
2025年08月23日 11:15撮影 by  moto g64 5G, motorola
8/23 11:15
真ん中の雲がかかっているのが蓮華岳。
一番左の赤いのが赤沢岳。そこから稜線が延びているのが針の木岳。ちょうど土が見えている稜線の上。なんかだいぶ詳しくなった。
帰りに前穂高にも立ち寄る。
写真は前穂高山頂から。中央が奥穂高岳。その左に丸いのと尖ったのがあるけど、丸いほうがジャンダルム。有名な割に小さいよねー
2025年08月23日 11:16撮影 by  moto g64 5G, motorola
8/23 11:16
帰りに前穂高にも立ち寄る。
写真は前穂高山頂から。中央が奥穂高岳。その左に丸いのと尖ったのがあるけど、丸いほうがジャンダルム。有名な割に小さいよねー
昨日から歩いた稜線。1番左の低めの山が焼岳。緩やかに西穂山荘まで続いて、ギザギザの8つのピークが続いて西穂高本峰。そこから下りて尖った赤岩岳(岩っぽい)、そのあと間の岳、天狗のコルを降りて、そのあとのなんとか尾根の頭やジャンダルムは見えない。一番右が奥穂高。
2025年08月23日 11:21撮影 by  moto g64 5G, motorola
8/23 11:21
昨日から歩いた稜線。1番左の低めの山が焼岳。緩やかに西穂山荘まで続いて、ギザギザの8つのピークが続いて西穂高本峰。そこから下りて尖った赤岩岳(岩っぽい)、そのあと間の岳、天狗のコルを降りて、そのあとのなんとか尾根の頭やジャンダルムは見えない。一番右が奥穂高。
岳沢小屋で休憩。
暑すぎてビールかってしもうた。ビールのお供はツルヤオリジナルの燻製ナッツです。激ウマ。
今回の旅程は1泊にもかかわらず、トレランザックで参りました。ここにひと通りの持ち物(レインウェアやエマージェンシーキットなど)とポール、行動食と2.5Lの飲み物が入っている。よく収納できたものだ。
最後にコースタイムですが、ヤマレココースタイムと比べて、西穂高〜奥穂高は道迷いがなければほぼ標準タイム、奥穂高〜紀美子平は0.6、紀美子平〜岳沢小屋は1.1、岳沢小屋〜河童橋は0.6くらいでした。まぁ北アルプスの岩稜帯はどうしてもペースは上げられません。
2025年08月23日 13:47撮影 by  moto g64 5G, motorola
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8/23 13:47
岳沢小屋で休憩。
暑すぎてビールかってしもうた。ビールのお供はツルヤオリジナルの燻製ナッツです。激ウマ。
今回の旅程は1泊にもかかわらず、トレランザックで参りました。ここにひと通りの持ち物(レインウェアやエマージェンシーキットなど)とポール、行動食と2.5Lの飲み物が入っている。よく収納できたものだ。
最後にコースタイムですが、ヤマレココースタイムと比べて、西穂高〜奥穂高は道迷いがなければほぼ標準タイム、奥穂高〜紀美子平は0.6、紀美子平〜岳沢小屋は1.1、岳沢小屋〜河童橋は0.6くらいでした。まぁ北アルプスの岩稜帯はどうしてもペースは上げられません。
撮影機器:

感想

山ガチ勢は一度は経験すると言われる(と勝手に思っている)ジャンダルム。山ガチの称号を得るために行ってまいりました。ルートは西穂高→奥穂高です。このルートは宿泊せざるを得ないので西穂山荘に1泊。通常は穂高岳山荘にもう1泊するのかもしれないけど、そんな余裕のあるプランはガチには似合わないということで上高地に下山を強行。上高地の最終バスは17:30。間に合わなければ野宿確定。果たして間に合うのか?!

さて、ジャンダルムはじめ岩稜帯のみなさんですが、事前調査どおり、ルートどおりに進めば、それほど難しいということはなかったです(ウマノセ除く)。もちろん長時間の緊張を強いられるのでかなりの体力と運動神経は必要にはなります。
ただ、ルートどおりに進む、と簡単に言いましたが、ルートファインディングは結構大変。岩の〇を探してたどり着いてはキョロキョロと辺りを見渡して、の繰り返し。ミーアキャットか、ってなものでなかなか進まない。特に西穂までの8ピークは夜中だったのでルート探すのが大変で〇を見つけて進んだらただの岩の模様(?)だったりして、ガラガラ足元の石が崩れるようなところを引き返したりして、もう大変。

引き返す、でいうと、最後の局面、ロバの耳の前で、あぁこれがロバの耳かぁって見上げているときにふと気が付いた。あれ、俺、ジャンダルム行ってなくね?
地図を確認したら通過したことにはなっているけど例の標識見てない。。ここまで来ておいて巻き道通ってどうすんだよ。振り返ってみると、パラボラアンテナみたいな山の上でワイワイ記念撮影している集団がいることに気が付く。・・・何?あの山?・・
ってことで泣きながら引き返しましたよ。泣きながら、通りがかった人に、ジャンダルムはどこでしょうかって尋ねましたよ。泣きながら、は嘘だけど。むしろヘラヘラしてた。

あ、そうそう。P1と天狗のコルの垂直鎖場とか色々ヤバいところはありつつ、岩場の怖さ的には大キレットとそう変わらないな、むしろハイライトとしては飛騨泣きとか長谷ピーとかのほうが怖かった(長谷ピーの場合は勘違いしてナイフリッジに立とうとした私が悪いのだが)、もっと凄いの出てこいや、とか思ってたんだけど、一番最後にウマノセが出てきて、大変失礼なことを申し上げてすみませんでした、と謝りました。カメラが下を向いてしまっているけど動画載せとく。周りの風景はあまり映っていないけど、そのぶん実際の目線に近い。




逆層スラブ(こちらは思ったより簡単)


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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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