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Yamareco

記録ID: 860877
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア百名山制覇へ再始動! 遠山郷から池口岳を経て光岳へ

2016年05月02日(月) ~ 2016年05月03日(火)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
33:09
距離
31.1km
登り
2,921m
下り
2,909m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:15
休憩
1:18
合計
12:33
5:15
152
7:47
8:03
43
8:46
8:47
17
9:04
9:12
111
11:03
11:03
17
11:20
11:51
13
12:04
12:05
23
12:28
12:29
69
13:38
13:53
54
14:47
14:52
150
17:22
17:22
26
2日目
山行
8:30
休憩
0:11
合計
8:41
5:38
15
県営光小屋
5:53
5:53
22
6:15
6:16
92
7:48
7:49
50
8:39
8:44
47
9:31
9:31
41
10:12
10:13
16
10:29
10:30
7
10:37
10:37
84
12:01
12:02
11
12:13
12:13
34
12:47
12:48
91
天候 1日目:晴れ
2日目:晴れ(風強い)
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道152号(旧道)の池口岳にかかる橋の北側にバス停「大島」と「池口岳登山口」の看板有り。東側の道路に入る。登山口まで曲がるポイントにも看板が有るため分かり易い。
駐車は登山口前に3〜4台ほど駐車スペースと路肩に駐車出来る。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜ジャンクション
池口岳への一般登山道の為最低減の標識はある
黒薙、ザラナギの崩壊箇所は風向きによっては滑落の危険有り

ジャンクション〜池口岳
一本道の為のジャンクションにザックをデポし身軽にして行くのが良いと思います
山頂からの展望はありません
一部残雪が凍結している箇所があり注意必要

ジャンクション〜光岳
登山道のないバリエーションルートでアップダウンが激しい

道は明瞭なところも有れば不明瞭な箇所も多く、テープやリボンを探しながら進みます
倒木がひどく樹林のなかの横幅の広い稜線であり獣道も多数交差しているためルート取りに苦労します

加加森山に分岐箇所あり。表示はありますが、ここで進行方向が変わります(右折する)加加森山山頂に行く際はこの分岐を斜め左方向に進みます
加加森山山頂からの展望はありません

光岳への登りはコルから急傾斜の取り付きまでのなだらかな箇所を直線的に進みますが倒木も酷く、テープ等もあちらこちらに付いているため特に分かり難い
急斜面はアイスになっている箇所もありました


残雪は加加森山付近から光岳の間あったりなかったり。日中は踏み抜きが多かった。光岳山頂一帯は残雪範囲も多目で踏み抜きも特に多い


その他周辺情報 道の駅「遠山郷」に入浴施設、足湯があります
最初はスギやカラマツの樹林帯の中を歩きます
2016年05月02日 05:20撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 5:20
最初はスギやカラマツの樹林帯の中を歩きます
タチツボ
2016年05月02日 05:48撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 5:48
タチツボ
2016年05月02日 06:06撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 6:06
面切平
2016年05月02日 06:18撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 6:18
面切平
池口岳や鶏冠山が見えてきました
2016年05月02日 06:43撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 6:43
池口岳や鶏冠山が見えてきました
北側には下栗の集落
2016年05月02日 06:48撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 6:48
北側には下栗の集落
中央
木曽駒から南駒までバッチリ見えてます
2016年05月02日 06:54撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 6:54
中央
木曽駒から南駒までバッチリ見えてます
ブナ林に変わってきました
2016年05月02日 07:08撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 7:08
ブナ林に変わってきました
バイケイソウの葉が沢山生えてました
2016年05月02日 07:12撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 7:12
バイケイソウの葉が沢山生えてました
2016年05月02日 07:20撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/2 7:20
黒薙に出ます
2016年05月02日 07:36撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 7:36
黒薙に出ます
黒薙越の双耳峰の池口岳(左:北峰 右:南峰)
2016年05月02日 07:38撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 7:38
黒薙越の双耳峰の池口岳(左:北峰 右:南峰)
茶臼山の方かな?
2016年05月02日 07:38撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 7:38
茶臼山の方かな?
可愛いいのがいる
2016年05月02日 07:40撮影 by  NEX-C3, SONY
6
5/2 7:40
可愛いいのがいる
見晴らしも良いので休憩する
2016年05月02日 07:40撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 7:40
見晴らしも良いので休憩する
中央奥に鶏冠山
2016年05月02日 07:56撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 7:56
中央奥に鶏冠山
利剣沢の頭
2016年05月02日 08:41撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 8:41
利剣沢の頭
池口岳
まだまだ先は長い
2016年05月02日 08:42撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 8:42
池口岳
まだまだ先は長い
コイワカガミの葉がとこどころ群生してます
2016年05月02日 08:43撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 8:43
コイワカガミの葉がとこどころ群生してます
ん!?
2016年05月02日 08:43撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 8:43
ん!?
塩見岳かな?
2016年05月02日 08:44撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 8:44
塩見岳かな?
2016年05月02日 08:45撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 8:45
中央
2016年05月02日 08:46撮影 by  NEX-C3, SONY
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5/2 8:46
中央
テント場に来ました
2016年05月02日 09:03撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 9:03
テント場に来ました
地名の表示はありませんが手書きで「テン場」と書かれています
2016年05月02日 09:03撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 9:03
地名の表示はありませんが手書きで「テン場」と書かれています
ジャンクション手前の登り返しがキツそう(・_・;)
2016年05月02日 09:11撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 9:11
ジャンクション手前の登り返しがキツそう(・_・;)
ここがザラナギのようです
2016年05月02日 09:12撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 9:12
ここがザラナギのようです
この辺りで上河内や聖方面が見えてきました
2016年05月02日 09:41撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 9:41
この辺りで上河内や聖方面が見えてきました
この前後で1名のハイカーに追い越される
2016年05月02日 10:29撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 10:29
この前後で1名のハイカーに追い越される
約5時間半かけてやっとジャンクションに着いた
しかし行程的にはまだ半分
2016年05月02日 10:58撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 10:58
約5時間半かけてやっとジャンクションに着いた
しかし行程的にはまだ半分
池口岳へと向かう途中
ここで初めて光岳が姿を現します
2016年05月02日 11:08撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 11:08
池口岳へと向かう途中
ここで初めて光岳が姿を現します
池口岳山頂(2392m)
池口岳のみの登頂で2名の方がみえました
2016年05月02日 11:17撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 11:17
池口岳山頂(2392m)
池口岳のみの登頂で2名の方がみえました
久しぶりのたらこスパで昼食
2016年05月02日 11:37撮影 by  NEX-C3, SONY
5
5/2 11:37
久しぶりのたらこスパで昼食
ジャンクション〜池口岳の間には残雪もあります
2016年05月02日 11:52撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 11:52
ジャンクション〜池口岳の間には残雪もあります
登ってきた尾根を振り返ります
2016年05月02日 12:00撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 12:00
登ってきた尾根を振り返ります
2016年05月02日 12:01撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 12:01
ジャンクションに戻る
戻る途中ですれ違った2名のパーティー(光岳から下山途中の)のザックがデポしてあります
2016年05月02日 12:02撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 12:02
ジャンクションに戻る
戻る途中ですれ違った2名のパーティー(光岳から下山途中の)のザックがデポしてあります
次に目指す加加森山が大きくそびえています
2016年05月02日 12:03撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 12:03
次に目指す加加森山が大きくそびえています
ジャンクションから300mほど下ったところ
この辺りもテント張るにはいい場所です
2016年05月02日 12:27撮影 by  NEX-C3, SONY
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5/2 12:27
ジャンクションから300mほど下ったところ
この辺りもテント張るにはいい場所です
加加森山
300mの登り返し
2016年05月02日 12:28撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 12:28
加加森山
300mの登り返し
ものの見事に枯れ木がなぎ倒されてます
2016年05月02日 12:58撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/2 12:58
ものの見事に枯れ木がなぎ倒されてます
加加森山山頂に近づいたようですが、光岳方面はここで右折(写真は西向きに写しているので左方向)します。
2016年05月02日 13:35撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 13:35
加加森山山頂に近づいたようですが、光岳方面はここで右折(写真は西向きに写しているので左方向)します。
加加森山山頂(2419.4m)
2016年05月02日 13:39撮影 by  NEX-C3, SONY
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5/2 13:39
加加森山山頂(2419.4m)
日当たり悪いところは残雪も多めです
踏み抜きが多く苦労します
2016年05月02日 14:00撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 14:00
日当たり悪いところは残雪も多めです
踏み抜きが多く苦労します
2016年05月02日 14:19撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 14:19
真ん中に見えるのが上河内岳
その左後ろに聖岳
2016年05月02日 14:31撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 14:31
真ん中に見えるのが上河内岳
その左後ろに聖岳
光岳への登り
こんな感じで倒木が邪魔しているところが数多くあり難儀します
2016年05月02日 15:17撮影 by  NEX-C3, SONY
3
5/2 15:17
光岳への登り
こんな感じで倒木が邪魔しているところが数多くあり難儀します
どこをどう進めばいいのか・・・
戸惑います
2016年05月02日 16:06撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 16:06
どこをどう進めばいいのか・・・
戸惑います
何とか上のほうまで上がってきました
2016年05月02日 16:38撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 16:38
何とか上のほうまで上がってきました
ここでようやく登山道に合流
2016年05月02日 17:05撮影 by  NEX-C3, SONY
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5/2 17:05
ここでようやく登山道に合流
山頂南側の展望地
2016年05月02日 17:13撮影 by  NEX-C3, SONY
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5/2 17:13
山頂南側の展望地
そして・・・やっと着きました光岳山頂
2016年05月02日 17:16撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 17:16
そして・・・やっと着きました光岳山頂
誰もいない山頂
2016年05月02日 17:16撮影 by  NEX-C3, SONY
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5/2 17:16
誰もいない山頂
山頂を足早に発ち小屋を目指しますが、踏み抜き地獄とトレースがあちこちにあり、ここでも降りる方向に迷います
が何とか小屋が見えてきました
2016年05月02日 17:42撮影 by  NEX-C3, SONY
5/2 17:42
山頂を足早に発ち小屋を目指しますが、踏み抜き地獄とトレースがあちこちにあり、ここでも降りる方向に迷います
が何とか小屋が見えてきました
今宵の宿に着きました
2016年05月02日 17:44撮影 by  NEX-C3, SONY
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5/2 17:44
今宵の宿に着きました
易老岳や上河内が並ぶ南アルプス縦走路
2016年05月02日 17:48撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 17:48
易老岳や上河内が並ぶ南アルプス縦走路
最後は富士山に見守られながら1日の行程を終えることが出来ました
2016年05月02日 17:48撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/2 17:48
最後は富士山に見守られながら1日の行程を終えることが出来ました
外から見た感じ中がひっそりしているなと思って中に入ったら誰もいませんでした。いいのか悪いのか・・・
ちょっと寂しいです
2016年05月02日 17:51撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/2 17:51
外から見た感じ中がひっそりしているなと思って中に入ったら誰もいませんでした。いいのか悪いのか・・・
ちょっと寂しいです
2階の富士山が見えるほうに寝床を構えることに
2016年05月02日 17:58撮影 by  SH-01F, SHARP
5/2 17:58
2階の富士山が見えるほうに寝床を構えることに
夕食はおさぼりしました
2016年05月02日 18:53撮影 by  NEX-C3, SONY
5
5/2 18:53
夕食はおさぼりしました
食べ終わったら星空観賞
2016年05月02日 20:26撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/2 20:26
食べ終わったら星空観賞
北斗七星
2016年05月02日 20:31撮影 by  NEX-C3, SONY
3
5/2 20:31
北斗七星
翌朝、イザルガ岳から登る朝日
2016年05月03日 05:01撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/3 5:01
翌朝、イザルガ岳から登る朝日
今日もいい天気
でも風が強い
2016年05月03日 05:02撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 5:02
今日もいい天気
でも風が強い
富士山は見えず
2016年05月03日 05:03撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 5:03
富士山は見えず
すぐ手前が百俣沢の頭かと
2016年05月03日 05:03撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 5:03
すぐ手前が百俣沢の頭かと
一晩お世話になった小屋に別れを告げます
2016年05月03日 05:31撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/3 5:31
一晩お世話になった小屋に別れを告げます
夜は水たまりだったのが朝になって凍ってます
2016年05月03日 05:32撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/3 5:32
夜は水たまりだったのが朝になって凍ってます
と、いうことは!
雪上も凍り踏み抜き地獄も免れます!!
2016年05月03日 05:44撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 5:44
と、いうことは!
雪上も凍り踏み抜き地獄も免れます!!
せっかくなんで記念撮影
5
せっかくなんで記念撮影
聖の左側の双耳峰は兎岳
2016年05月03日 05:54撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 5:54
聖の左側の双耳峰は兎岳
再度展望台へ
2016年05月03日 05:59撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/3 5:59
再度展望台へ
昨日は通り過ぎて行けなかった光岩
2016年05月03日 06:11撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/3 6:11
昨日は通り過ぎて行けなかった光岩
素晴らしい眺めです
2016年05月03日 06:17撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/3 6:17
素晴らしい眺めです
光岩に寝そべる男
5
光岩に寝そべる男
今日も中央アルプスがすべて見渡せます
2016年05月03日 06:17撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/3 6:17
今日も中央アルプスがすべて見渡せます
2016年05月03日 06:48撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/3 6:48
加加森山まで戻ってきました
2016年05月03日 08:35撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/3 8:35
加加森山まで戻ってきました
ジャンクションへの登り返しです
2016年05月03日 09:44撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 9:44
ジャンクションへの登り返しです
名残惜しいですがお別れです
2016年05月03日 10:05撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 10:05
名残惜しいですがお別れです
この角度から見る光岳も生涯で最後でしょう
2016年05月03日 10:06撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/3 10:06
この角度から見る光岳も生涯で最後でしょう
なぜか聖より上河内岳のほうが立派に見えてしまいます
2016年05月03日 10:06撮影 by  NEX-C3, SONY
2
5/3 10:06
なぜか聖より上河内岳のほうが立派に見えてしまいます
兎岳(右)と左側は悪沢岳?
2016年05月03日 10:06撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 10:06
兎岳(右)と左側は悪沢岳?
おかしいなと思いつつパスするつもりでいた池口岳にまた来てしまいました
2016年05月03日 10:26撮影 by  NEX-C3, SONY
5/3 10:26
おかしいなと思いつつパスするつもりでいた池口岳にまた来てしまいました
標識の後ろを素通りしたので気付かない訳だ
2016年05月03日 10:36撮影 by  NEX-C3, SONY
1
5/3 10:36
標識の後ろを素通りしたので気付かない訳だ
下山完了
2016年05月03日 14:18撮影 by  SH-01F, SHARP
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5/3 14:18
下山完了

感想

今年中に南アルプスの未踏の百名山を制覇しようと目標を立て、まずはGWに雪の量も少なそうな光岳を選びました。
光岳は10年近く前に聖岳と一緒に周回で登りたかったのですが、同行者と泊まりでの調整がつかず、日帰りで聖岳のみを聖光小屋からピストンしました。

岐阜方面から光岳を目指すには易老度から入るのが一番なのですが、去年易老度への道路が寸断されて、復旧も含めてそこから行けるのかどうかが不安材料でした。かといって静岡へ回り込むのも気が進みません。
そんな中計画段階でヤマレコの過去の山行記録を検索していたところ池口岳経由で登られた方のレコが載っており目に留まりました。
一応は池口岳登山口から1泊2日で光岳小屋に泊まる事としました。
でも、直前まで易老度からの登りも、下栗の里経由で道路が通れればと淡い期待をしていましたが、発電所より先も通行不能とのことで諦めるしかありませんでした。

前日の夜8時に自宅を出発、オール下道で11時半頃に道の駅遠山郷に着き仮眠してから登山口に向かった。登山口までは要所に看板もあり迷わず行けた。
登山口にはもう1台車が止まっていた。
5時には出発したかったが少し遅れてしまい15分ほど遅れてのスタートとなった。
久しぶりの重荷(18坩漫砲鮹瓦い任了街圓世辰燭、それなりのトレーニングは積んできたつもりなので、その効果あってか順調に進んだ。
黒薙辺りまで来るといつもの如く頭痛がして薬を飲む。
黒薙まで来てこの先向かう200名山池口岳が遠くに望めた。
ジャンクションに向かう途中光岳方面から下山途中の年配の男性とお話をして、3泊4日で畑薙から大無間岳を経由して来られたとのことで、すごいと思った。昨日はの光小屋はそれなりに泊り客がいたこと、また、この先の道の状況もついでに教えていただいた。
この日は池口岳のみのピストンのソロハイカーの方が2人見えて、少しばかり会話をし先に行ってもらった。
小刻みなアップダウンを繰り返しながらも高度を稼いで行き、一部岩場を越えジャンクションに到着、そこから池口岳(北峰のみ)に足を延ばす。
池口岳にはすでに先ほどのソロの方が休んでおられ、ほぼ入れ違いで下山していった。池口岳北峰は展望はないが、半分の行程まで来た区切りで昼飯にした。
いよいよ残り半分の行程を進むため腰をあげる。ジャンクションに戻る手前で光岳から下山してきた若い男性2人とすれ違った。これ以降明日も通じて誰とも会わなかった。
この先4時間くらいで行けるだろうという見積もりをしていたが・・・
まずはジャンクションを一気に下り300m弱まで高度を落とす。降り切ったところは平原が広がっており、木もまばらで幕営するにはちょうどいい。
そこからは程よい勾配で加加森山山頂に着く。そこからまた下ったり登り返したり、針葉樹林の倒木が多い中をコースアウトしたりで思うように進まずに疲れも出始めた。
やっと光岳への登り返しを始めるが、この一帯も倒木等で荒れており、交わしながら前に進んだ。ここが一番難儀した場所だった。
何とか森林限界付近まで上がってきて、残雪も多くなってきたが、ただ気温の上昇で雪も腐って踏み抜き、なおかつ靴の外も中も濡れてきたため、なるべく雪のないところを避けながらの登りとなった。しかしそういったところはハイマツや針葉樹の藪漕ぎ状態となり何度も何度も枝がザックに引っかかったりで余分に疲れる。時間も予想の倍かかった。
ようやく光岳山頂に着いたが、時間も5時を過ぎていたため軽く写真だけ取って小屋へと下る。ここからの下りも窪んでいる所は雪も多めで何度も踏み抜いた。ようやく小屋に着き安心はしたが、誰も泊り客がいないので寂しい気がした。

ともあれ天気に恵まれ難コースも無事に踏破出来て、次回のアルプス縦走に向け自分の力量をいいところも悪いところも十分に確かめることが出来た。



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コメント

やりましたね☆
超ハードルートでの光岳、池口岳登頂おめでとうございます!
狙っておられることはお聞きしていましたが、こんなに早い時期にとは思っていませんでした

まだまだ雪が残る中、ものすごい歩行時間ですね 脱帽です
気合いを入れて目標をしっかり達成されるのがすばらしいと思います
2016/5/4 15:18
Re: やりましたね☆
コメントありがとうございます
本当に登り応えのあるルートで、光岳も聖岳方面から眺めるのとは違って、光岩とセットで見えることに百名山の風格を十分に漂わせた山であることに気付かされました
約半年ぶりの重荷を担いでのアルプス縦走だったので膝が痛まないとかの不安はありましたが大丈夫でした。
ただ手や足に小傷を受けて帰りました
2016/5/5 8:12
こんにちわ
易老度からは林道崩壊のため通行止めで不可能等なので参考にさせてもらいます
2016/5/29 18:38
Re: こんにちわ
こちらに立ち寄っていただきありがとうございます。
お気を付けて行って来てください。ご健闘お祈りしております❗
2016/5/29 21:20
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無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
池口岳
利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
5/5

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