南ア百名山制覇へ再始動! 遠山郷から池口岳を経て光岳へ
- GPS
- 33:09
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,921m
- 下り
- 2,909m
コースタイム
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 12:33
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ(風強い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車は登山口前に3〜4台ほど駐車スペースと路肩に駐車出来る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜ジャンクション 池口岳への一般登山道の為最低減の標識はある 黒薙、ザラナギの崩壊箇所は風向きによっては滑落の危険有り ジャンクション〜池口岳 一本道の為のジャンクションにザックをデポし身軽にして行くのが良いと思います 山頂からの展望はありません 一部残雪が凍結している箇所があり注意必要 ジャンクション〜光岳 登山道のないバリエーションルートでアップダウンが激しい 道は明瞭なところも有れば不明瞭な箇所も多く、テープやリボンを探しながら進みます 倒木がひどく樹林のなかの横幅の広い稜線であり獣道も多数交差しているためルート取りに苦労します 加加森山に分岐箇所あり。表示はありますが、ここで進行方向が変わります(右折する)加加森山山頂に行く際はこの分岐を斜め左方向に進みます 加加森山山頂からの展望はありません 光岳への登りはコルから急傾斜の取り付きまでのなだらかな箇所を直線的に進みますが倒木も酷く、テープ等もあちらこちらに付いているため特に分かり難い 急斜面はアイスになっている箇所もありました 残雪は加加森山付近から光岳の間あったりなかったり。日中は踏み抜きが多かった。光岳山頂一帯は残雪範囲も多目で踏み抜きも特に多い |
その他周辺情報 | 道の駅「遠山郷」に入浴施設、足湯があります |
写真
感想
今年中に南アルプスの未踏の百名山を制覇しようと目標を立て、まずはGWに雪の量も少なそうな光岳を選びました。
光岳は10年近く前に聖岳と一緒に周回で登りたかったのですが、同行者と泊まりでの調整がつかず、日帰りで聖岳のみを聖光小屋からピストンしました。
岐阜方面から光岳を目指すには易老度から入るのが一番なのですが、去年易老度への道路が寸断されて、復旧も含めてそこから行けるのかどうかが不安材料でした。かといって静岡へ回り込むのも気が進みません。
そんな中計画段階でヤマレコの過去の山行記録を検索していたところ池口岳経由で登られた方のレコが載っており目に留まりました。
一応は池口岳登山口から1泊2日で光岳小屋に泊まる事としました。
でも、直前まで易老度からの登りも、下栗の里経由で道路が通れればと淡い期待をしていましたが、発電所より先も通行不能とのことで諦めるしかありませんでした。
前日の夜8時に自宅を出発、オール下道で11時半頃に道の駅遠山郷に着き仮眠してから登山口に向かった。登山口までは要所に看板もあり迷わず行けた。
登山口にはもう1台車が止まっていた。
5時には出発したかったが少し遅れてしまい15分ほど遅れてのスタートとなった。
久しぶりの重荷(18坩漫砲鮹瓦い任了街圓世辰燭、それなりのトレーニングは積んできたつもりなので、その効果あってか順調に進んだ。
黒薙辺りまで来るといつもの如く頭痛がして薬を飲む。
黒薙まで来てこの先向かう200名山池口岳が遠くに望めた。
ジャンクションに向かう途中光岳方面から下山途中の年配の男性とお話をして、3泊4日で畑薙から大無間岳を経由して来られたとのことで、すごいと思った。昨日はの光小屋はそれなりに泊り客がいたこと、また、この先の道の状況もついでに教えていただいた。
この日は池口岳のみのピストンのソロハイカーの方が2人見えて、少しばかり会話をし先に行ってもらった。
小刻みなアップダウンを繰り返しながらも高度を稼いで行き、一部岩場を越えジャンクションに到着、そこから池口岳(北峰のみ)に足を延ばす。
池口岳にはすでに先ほどのソロの方が休んでおられ、ほぼ入れ違いで下山していった。池口岳北峰は展望はないが、半分の行程まで来た区切りで昼飯にした。
いよいよ残り半分の行程を進むため腰をあげる。ジャンクションに戻る手前で光岳から下山してきた若い男性2人とすれ違った。これ以降明日も通じて誰とも会わなかった。
この先4時間くらいで行けるだろうという見積もりをしていたが・・・
まずはジャンクションを一気に下り300m弱まで高度を落とす。降り切ったところは平原が広がっており、木もまばらで幕営するにはちょうどいい。
そこからは程よい勾配で加加森山山頂に着く。そこからまた下ったり登り返したり、針葉樹林の倒木が多い中をコースアウトしたりで思うように進まずに疲れも出始めた。
やっと光岳への登り返しを始めるが、この一帯も倒木等で荒れており、交わしながら前に進んだ。ここが一番難儀した場所だった。
何とか森林限界付近まで上がってきて、残雪も多くなってきたが、ただ気温の上昇で雪も腐って踏み抜き、なおかつ靴の外も中も濡れてきたため、なるべく雪のないところを避けながらの登りとなった。しかしそういったところはハイマツや針葉樹の藪漕ぎ状態となり何度も何度も枝がザックに引っかかったりで余分に疲れる。時間も予想の倍かかった。
ようやく光岳山頂に着いたが、時間も5時を過ぎていたため軽く写真だけ取って小屋へと下る。ここからの下りも窪んでいる所は雪も多めで何度も踏み抜いた。ようやく小屋に着き安心はしたが、誰も泊り客がいないので寂しい気がした。
ともあれ天気に恵まれ難コースも無事に踏破出来て、次回のアルプス縦走に向け自分の力量をいいところも悪いところも十分に確かめることが出来た。
超ハードルートでの光岳、池口岳登頂おめでとうございます!
狙っておられることはお聞きしていましたが、こんなに早い時期にとは思っていませんでした
まだまだ雪が残る中、ものすごい歩行時間ですね 脱帽です
気合いを入れて目標をしっかり達成されるのがすばらしいと思います
コメントありがとうございます
本当に登り応えのあるルートで、光岳も聖岳方面から眺めるのとは違って、光岩とセットで見えることに百名山の風格を十分に漂わせた山であることに気付かされました
約半年ぶりの重荷を担いでのアルプス縦走だったので膝が痛まないとかの不安はありましたが大丈夫でした。
ただ手や足に小傷を受けて帰りました
易老度からは林道崩壊のため通行止めで不可能等なので参考にさせてもらいます
こちらに立ち寄っていただきありがとうございます。
お気を付けて行って来てください。ご健闘お祈りしております❗
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