八海山 〜芳醇辛口な山〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 776m
- 下り
- 776m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:00
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ約7分で山頂駅(夏期シーズンは20分間隔で運行しているようです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年になく寡雪だったため、八ツ峰の鎖場は全て露出してましたが、迂回路は所々で残雪に埋もれている模様で却ってルートを失いやすいように見受けられました。 ロープウェイ従業員の方によれば、例年の6月初〜中旬並みの残雪状況ということでしたので、通常の年に本コースを行く方は留意が必要です。 (もっとも、上記のような状況を想定したからこそ、ロープウェイ山頂駅からの入道岳往復を計画したのですが。屏風道ルートは、残雪の状況から、かなり困難と判断して取り止めました。) ロープウェイ山頂駅から八ツ峰に至るまで、大日岳から入道岳に至るまでは、至る所で登山道が残雪に覆われて、ルート取りが難しい箇所が所々にあります。 八ツ峰の鎖場が、要注意であることは無雪期と同様です。 八ツ峰縦走路では地蔵岳から大日岳まで鎖場が連続し、大日岳の前後には、ほぼ垂直の鎖場、ハシゴがあります。 入道岳への稜線は手を使う必要はありませんが、ルート上の雪庇のなごりに注意しながら進む必要があります。 念のために、アイゼン、ピッケル、登攀具を持っていきましたが、気温が高くて雪が緩んでいたこともあり、ピッケルを補助的に使った他は使用しませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後、金城山麓の五十沢(いがざわ)温泉「ゆもとかん」の広い浴槽と露天風呂でまったりできます。 ただし、男女混浴なので、女性で気になる方は、女性専用の小さい浴槽を利用されるといいでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
時計
サングラス
タオル
ヘルメット
登攀具(ハーネス
シュリンゲ
カラビナ等)
|
---|---|
共同装備 |
ザイル(20m)x1
|
備考 | 残雪期は、現地に行ってみないとルートの状況がわからないので、引き返したくなければ、積雪期並みの装備を準備することを強くお薦めします。 |
感想
5月の山行は難しい。ある時は冬山の表情、ある時はええ感じの春山ハイキング・・・装備の選択を悩んでしまう。
酒飲みの私にとって八海山とは、飲む対象であったが登る対象ではなかった(興味のない山のことは自分が思っている以上に知らない)。
duster氏から誘われた時、八海山の5月上旬の情報があまりにも少なくて、中年ハイカーの実力では難しいのではと感じた。雪と岩のミックスなんてここ数十年登ったことがない。天気が悪く第2候補(男体山)、第3候補(荒船山)に行きたかった・・・雪山の怖さを知ってしまうとビビリになってしまう。
duster氏の「今年は雪が少ないから大丈夫ッスよ!」との強引な誘いに乗って八海山ロープウェイに来てしまって後悔した。稜線はガスって風強し・・・服装はほとんど春山ハイキング(Tシャツ、短パン・・・機能タイツ)・・・寒い・・・
千本檜小屋に着いても一向に晴れる気配なし。八峰に行かず下山するパーティ2組・・・もう帰ろっと思ったが、duster氏が「晴れますよ!」の一言で雨具でなんちゃって防寒し八峰に進む。ガスってて全く高度感ゼロ。雪が少なく普通の鎖場を進んでいくと晴れてくる。
帰らなくて正解。結果的に入道岳まで足を延ばして大正解であった。
登った感想を表現すると・・・八海山:日本酒度+5 酸度+2
※duster氏のコメントにもあったが、今年の雪の少なさが幸いしたのでこの装備でピークハンティングできたが、例年の状態であれば引き返したであろう。
前進する勇気と撤退する勇気が必要である。
週間予報によれば、こどもの日は全国的に良い天気とのことで、連休も仕事に追われるsherpapaさんに日程確保をお願いして快諾をいただきました。
そこで本命を越後三山の「八海山」に定めました。
しかし、前日の予報によれば新潟県内だけは天気の回復が遅れるとのこと。。。
止む無くサブプランとして、晴れそうな関東エリアの山をピックアップし、当日判断としました。
迎えた当日、やはり新潟県内の天気の回復は、午後になるとの予報。。。
sherpapaさんは、せっかくの休みなので完全に晴れる山域へ気持ちが飛んでましたが、我々の日頃の行いと天気予報を信じて「八海山」に向かうことを強く意見して一路関越道を北に向かいました。
快晴の空が、関越トンネルを抜けると一転、曇天に。。。
「あ〜、やっちまったか?」と思いつつも、風が強くて寒そうと言うsherpapaさんには「大丈夫ですよ!安心してください!」などと説得して、半ば無理やり八海山ロープウェイ山麓駅へ。
千本檜小屋では、真っ白なガスの中、強い風も吹いて寒いので、小屋でラーメンをすすっていた方々は「早いけど下山して温泉に入るか」とおっしゃってましたが、我々は計画どおり足を前に進めます。
「このまま晴れなかったら、sherpapaさんに申し訳ないなぁ。。。」などと考えながら鎖場を通過していると、急にガスが切れ始め八海山の核心部が露わに!
劇的に展望が開けただけに、二人で「ほんまに来てよかったぁ〜」と感慨深い山行になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
GW山行は上越だったんですね。4月の守門山行で、下から見上げた八海山は、まるでヒマラヤでしたから、八海山への登行意欲がわいて当然でしたね
でも八ツ峰縦走とはお2人さんらしいです。
特に32枚目なんて一般道に見えませんけど
metsさん、おはようございます
まさにおっしゃるとおりで、魚沼平野から見上げた八海山のカッコよさに惹かれたこと、岩好きのsherpapaさんと一緒であることから、曇り予報で引き気味にもかかわらず、行ってしまいました
(結果的に大正解だったのはレコのとおり)
高所恐怖症の方には厳しいコースですが、下山してお酒の八海山が簡単に手に入ると考えると、metsさんにとっても魅力的なコースなのでは
metsさん こんばんは。
鎖場マニアのsherpapaです・・・
duster氏の選んでくる山は、最近、鎖場ばかりです。ザイルのお世話にはならない程度で幸運です。
この冬は日本酒がマイブームでしたが、八海山に焼酎があることは知りませんでした。
今度飲んでみます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する